| メイン |

2022年01月05日

2021年後半の総まとめ!家庭と子育てを考える上で必要なことは…?子育ての道標は?

新年あけましておめでとうございます。いつもご覧いただき、ありがとうございます。
お正月はどのように過ごされたでしょうか。実家には帰られましたか?
前回記事 【コラム】親戚の集まりは、こどもにとって社会への第一歩!?年末、家族で帰省してみませんか!

本ブログも、昨年9月から新体制となって「家庭と子育てどうする?」を追求。4か月間で33記事を掲載してまいりました。
2022年初めの記事は、そんな昨年の振り返りからスタート!

 

まず、誰もが直面している現代家庭と子育ての問題の追求から始まりました。そこで見えてきたのは、現代の家庭問題は決して個々の問題ではなく、「家庭(集団)崩壊の危機!」という状況であること。

狭い人間関係の中で、監視圧力の高まり、家庭内暴力、児童虐待や児童の自殺増加など様々。そして親も子も答えが見えない中、これはウチだけ?と必死に格闘しているのだと思います。

では、どうやって家庭(集団)を再生していけばいいのか?その答えを、縄文時代・江戸時代に遡り、歴史的な集団の構造から「子育て」の可能性を探索しました。

そこから、子育ては①常に集団の中に、②常に生産活動(仕事の場)の中に、存在していたことが見えてきました。職場と子育ての場を一体にしていく。それも一つの可能性です。
 

また、「子育ては集団の担い手育成」と捉え直すと、親子一対一の関係ではなく、集団の中で、仕事の中で育む可能性が見えてきます。仕事に取り組む中で、大きく変化した子どもたちの実例もご紹介しました。

さらに生物史にも遡り、哺乳類の子育てから、DNAや本能に刻まれた、「体の声=祖先からのメッセージ」を発見します。多くの家庭がぶつかっている問題と思っていたことが、実は「子育てが上手くいっている合図」だということも!?これは、子育て中のパパママからも反響が多かった人気シリーズです。

男女の子育てシリーズでは、男と女の子育ての違いを解明!まずは未知なる生物男の子から♪年始からは、女の子編も始まります。

こうして改めて振り返ってみると、私自身、2つの気づきがありました。

一つは、生命原理に則った判断軸を持つこと。

現代は、周りのママ友からも、マスコミからも、両親からも色んな考え方があって、何を信じていいか分からない。色んな情報、声、HOWTO本がある中で、子育ての道標は何なのか。

それは、生物進化(生命原理)に素直に学ぶことです。子どもを本当に健やかに育むならば、これまでの自身の価値観・慣習さえもゼロから考えるきっかけにして、体の声に素直に耳を傾けて下さい。

もう一つは、社会に適応する人づくり=子育ての方向性は、集団が原点であるということ

ここに子育ての本質が詰まっている。だから、集団をどうつくるか?とセットで考える。
男の子育てでは、活力にしても闘争心にしても、この集団を守るという集団意識を持てるかどうか、闘いの場で男の器量を磨けるかどうかが重要です。
そして女は集団の要。集団をつくるのも繋ぐのも、女の大きな役割。女が集団意識を育むのです。

子どもは、親や周りの大人を真似て成長していきます。お父さん、お母さん自身も、集団の中でどう生きる?楽しむ?充足する?を考え、実践すること。
その姿・ふるまい・やり取りこそが、子育てで伝える中身になります。
これらは、親子だけでは出来ません!親自身が関係世界を広げて、集団の中にいることも重要なのです。

2022年、まずは生命原理を素直に学び、思考を広げてみませんか。

こんな内容が詰まった記事、ぜひご覧ください!

<投稿一覧 おススメ記事に”★” >

家庭と子育てどうする?
 現代は家庭(集団)崩壊の危機!新たな可能性は?

誰もが直面している「家庭と子育てどうする?」の追求をスタートします!
【データで見る現代の家庭①】結婚しても3組に1組は離婚する時代
【データで見る現代の家庭②】激増する家庭内問題(DV・児童虐待・自殺やうつ)
● 監視カメラ、GPS、SNSチェック…こんなにも子供への監視圧力が強まってきている(>_<)
【コラム】世代別に見る社会情勢と社会の捉え方の違い①~1970年と1980年代~
【コラム】世代別に見る社会情勢と社会の捉え方の違い②~1990年、1995年生まれの場合は?~
家庭(集団)崩壊の危機⇒既存の家庭像にしがみつくのか?新たな集団の可能性探索に向かうのか?

集団再生のカギを探る
 江戸時代の子育て、縄文時代の子育てに学ぶ

【集団再生のカギを探る】江戸時代の子育てに学ぶ①~子育ての目的は?~
【集団再生のカギを探る】江戸時代の子育てに学ぶ②~社会に適応できる人を育む~
【集団再生のカギを探る】江戸時代の子育てに学ぶ③~江戸時代は、生産単位(職場)が家族~
縄文時代の「共同養育」に学ぶ。人類は共同で保育するようにできている
●   縄文時代の暮らしは、子育ても生死も全てが自然との一体化の上で成り立っている!
【コラム】産後の不安は体にセットされた祖先からのメッセージ~「共同養育」をもっと知りたい!~

子育ては集団の担い手育成
→ 仕事を通じて意欲・活力が高まる子どもたち!

「子育て=集団の担い手育成」と捉え直してみると、いろんな可能性が見えてくる
● 子どもの方が、大人よりも仕事ができるし、みんなを元気にさせるよ!
仕事をするようになって「生きている心地がした!」子どもたち
「ダシとってる間に宿題やる!」~幼少期の子どもの仕事で身に着く力とは~
「あんなお兄ちゃんみたいになりたい!」~意欲や活力がぐんっと上がる!異世代外遊びの可能性~
 仕事の中で活力溢れる子供たちの姿を見て、大人たちは何を感じたか?
【コラム】本能に繋がらない遊びと学び>_<。。現代の子どもたちが陥る世界 ⇒どうする!?

体の声は、祖先からのメッセージ【人気シリーズ!】
 → 生命原理に則った子育てがうまくいく秘訣 

体の声は、祖先からのメッセージ~ 生物的には親子が一緒にいる方が、意味が必要~
体の声は、祖先からのメッセージ~ 生物のメスが子育てをしているのは、種として生き残りを賭けた適応戦略だった!~
体の声は、祖先からのメッセージ~ 知能を養うなら、まずは皮膚感覚を磨こう!~
体の声は、祖先からのメッセージ~ お母さんってすごい!母子間の親和充足こそが巣立つ力の基盤になる~
体の声は、祖先からのメッセージ~ 母親が社会に適応(充足)するから、子どもは「真似」てスクスク育つ☆~
体の声は、祖先からのメッセージ~「もっと人間関係を広げていきたい」子供たちの本音♪
体の声は、祖先からのメッセージ~思春期の反抗こそ、旅立ちこそ、子育てがうまくいっている証拠

■男の子育て、女の子育て
→ 未知の生物「男の子」!お母さんがすることは…?

●男の子育て、女の子育て ~男と女で子育ては全く違う!違って当たり前~
未知なる生物「男の子の子育て」~あの行動の裏には、こんな大事な理由がありました~ 
男の中で男の子は世界を広げていく!お母さんがすることはただ一つ…✨
思春期は体も心も脳も大きく変化。息子の意識の深層とは・・・
かわいい息子が、逞しくなる~「男の性を高める子育て」
【コラム】親戚の集まりは、こどもにとって社会への第一歩!?年末、家族で帰省してみませんか!

こちらもおすすめ:
「息子のトリセツ」に学ぶ、脳科学に基づいた男の子の育て方

投稿者 yamane : 2022年01月05日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2022/01/8610.html/trackback

コメントしてください