「密室家庭」がこどもたちの自己肯定感を低下させている! |
メイン
2023年03月22日
若者のパフォーマンスを上げるには?③~「自分ひとりではどうにもならない…」ことを気づくところから~
若者のパフォーマンスを上げるには?②~リカレント、リスキリングの前に必要なこと
では、集団での達成感や成功体験を積むことが成長に不可欠なんじゃないか?と仮説立てました。
そこで今回は、とある若手(Aさん)の実体験をもとに、若手のパフォーマンスを上げるためにどうする??に迫っていきたいと思います。
「自分ひとりではどうにもならない…」ことに気づかせてくれる仲間の存在
最初はだれでもそうですが、自分の評価を気にしてしまう。。。
若手あるあるですが、本当にみんなの役に立っているのか?足を引っ張っていないか?と、気にしがちですよね。
Aさんも同様で、次第に何をするにしても自分に完璧を求めていくようになったと言います。そこで、自分だけではどうにもならない壁にぶつかったようです。
部署全体でも、業務がひっ迫している状況下で、突破できない原因を自分のせいにしたり、「このままだとマズい」という状況でも、どうすることもできなかったり。
とにかく、周りに言い出す、相談することができない状況だったそう。。。
しんどいですよね。
そんな時に声をかけてくれたのが、様々な業務で忙しいはずの先輩だったそうです。そこで初めて、「できていない」ことを周りに開き出すことができ、どうすれば突破できるか?を一緒に考えてくれたようです。
また、ただでさえ忙しい中、他のメンバーとの調整やチームの体制を組み替えるなど、課題を突破するために奔走してくれた結果、なんとかやり切ることができました。
先輩からは、「なんとかなってよかったね」と声をかけられたことも大きく、これを期に「課題」や「人」の捉え方が大きく変わったと言います。
自分だけではどうにもならない状況の中で、手を差し伸べてくれる仲間の存在。
そんな仲間と、チームで成功体験を積んでいくことが、彼女にとっては仕事のやりがいとなっていると言います。
常にベクトルは、”自分”ではなく”みんな”
当初は、自分の評価を気にしていたところから、
自分ではどうにもならない状況を、仲間の力を借りて突破できたことが、成長のきっかけになっていそうですね。
この、「自分ではどうにもならない」ことに気づけるのも、”仲間”あってのこと。
それからの彼女は、色々なメンバーから見ても「表情が明るくなった」といわれているようです。1人の成長も、仲間の存在あってこそな気がしますね。
次回は、それを実現できる人材育成体制について、掘り下げていきたいです。
投稿者 y-takumi : 2023年03月22日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2023/03/9888.html/trackback