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2021年12月30日

【コラム】親戚の集まりは、こどもにとって社会への第一歩!?年末、家族で帰省してみませんか!

みなさんは、今年の年末年始は実家に帰省しますか?また、そこで親戚の集まりに行きますか?
今回は年末ということで、親戚の集まりについて本ブログメンバーとの会話から出た気づきをご紹介します!

この記事を書いたきっかけは、今年の年末年始をどう過ごすかをブログメンバーで話しているときに、私が小さい頃、正月は親戚で集まっていることを話したことでした。

私の地元は九州ですが、正月になると旅館の大宴会場を貸し切って母方の親族80人くらいが集まっていました。そこでは、毎年のように子どもが生まれて変わっていく家系図を配布したり、家族ごとに順番で回している司会がゲームをやったり進行しながら、生まれたばかりの赤ちゃんから高校生までの子ども、名前は分からなくても顔は良く知っているおじさんやおばさん、曾祖父まで一堂に集まってこの1年間を元気で過ごせたことを楽しくおしゃべりします!

私以外にも、お盆や正月に大人数の親戚で集まっていたというメンバーも多く、
「実家の座敷に集まって、曾祖父の周りを成人男性が囲み、酒を飲みながら仕事のことを話し、女性は、料理やお酒を運びながら、台所で女同士でおしゃべりをしている。子どもは子ども同士で、上の年代が小さな子の面倒をみている」

こんな経験を子どもの頃にしていました!

これらの親戚付き合いをこどもの頃に経験してきた人は、自然と大人になっても魅力的な男性や、気が利く女性が多いように感じます!

ある調査によると(リンク)、東京・神奈川在住で関東地方以外に実家がある子育て世帯の58.6%が今年の年末年始に帰省を予定しており、昨年より24.8%増加しているそうです。また、年始に親戚の集まりがあると思うかとの問いでは、「あると思う」16.8%、「ややあると思う」30.1%、あわせて46.9%が親戚の集まりがあると思うと回答。過去の年始の親戚の集まりについては、「よくあった」39.5%、「しばしばあった」28.5%と、あわせて68.0%が親戚の集まりがあったと回答しており、コロナ前と比較すると親戚の集まりは控えようとする傾向がみられました。

長期休暇前になると、「年末年始に旦那の実家に帰るのに気が進まない」という声を耳にしますが、大人数が集まる親戚付き合いが苦手で、結婚して子どもが生まれると、ますます行きづらくなってしまうママさんもいると思います。
しかし、核家族が多くなった現代社会で、親戚とよい関係を保つことは、子育てにとってもとても大切なことなのです!

ブログメンバーで話した親戚の付き合いエピソードから親戚との子育ての可能性が見えてきました!
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①子どもにとっては社会性を身につける訓練に!
親戚の集まりは、世代や性別も様々なので、お酒をついであげたり、こどもの面倒を見たりなどをしていくなかで自然と場の空気を読めるようになり、次第に人の気持ちを理解して上手く付き合う社会性を学ぶことができます。大人になった現在を振り返ってみると、社会とのつながりの第一歩が親戚との付き合いから学んだという人も多いのではないでしょうか!これは、自分の家庭や学校では学べません!

②親戚のおばさんからのおせっかいの言葉が子育てに安心を与える!
子育てをするなかで、自分の子どもの発達や周りとの関係性で不安になっているときに、子育てを経験してきた親戚からアドバイスを受けると、なんとなく救われた気持ちになりませんか。血縁関係がある親戚くらいの距離感だからこそ言えるアドバイスから、自分の悩みが些細なことだと気づくこともあります!

③子どもは、親の周りとの付き合い方を見て社会を学んでいる!
子どもは、お母さんが台所で切り盛りしていたり、お父さんが酒の席で義父の話に合わせていたりしている姿を見ています。親戚との付き合い方を自然と見ていて、上手くいっている親の姿は子どものお手本にもなるでしょう。
逆に、母親が嫌がっていると子どももそこに同化してしまいます(-_-;)

自分の親戚付き合いへの苦手意識という自分の都合で、子どもが社会を学ぶ機会を逃してしまっていませんか!
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親戚の集まりの中には、男集団、女集団、子ども集団があり、子どもは年齢が上がるにつれて憧れだった大人集団の世界に足を踏み入れ、男は闘争性や社交性、女は親和性や性が磨かれていきます!
子どもは集団のなかでこそ正しく育っていくことが出来るのです!

親戚同士の付き合いで、子どもは集団を学んでいく。大人は、子どもが帰りたくなるような安心基盤を作ることが子育てにも重要なのではないでしょうか!
また、親戚の集まりでも分かるように、集団の要は女であり、一人では逃げてしまうことも集団があるからこそ男は闘うことが出来ます。親戚の集まりのような集団を続けていくためにも、女同士のつながりは重要です!

私も、大学生時代は遠方でなかなか帰れない時期がありましたが、社会人になって、ふと当時を思い出して親戚の顔をみたいなと思いました!

投稿者 mitutake : 2021年12月30日 List   

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