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2021年12月16日

未知なる生物「男の子の子育て」~あの行動の裏には、こんな大事な理由がありました~ 

「うるさいな、ほっといて!という一方で、スキンシップ大好きで甘えん坊」
「全然人の話聞いていない、ボーとしてる、散らかしっぱなし!話も要領を得ないし同級生の女の子に比べて頼りない~!!」
「何せ落ち着きがない、すぐどこかに行こうとする、おーい落ち着いてくれ~」

総じて、うちの子大丈夫なのかしら?なんて思ってしまいますが・・・
母には計り知れない世界観を持っている、それが未知なる生物「男の子」です。
(わかる~って思った方!いい感じです!ちゃんと“男”が育っています!!)

男の子って?を知る上での脳の構造に迫っていきましょう!

(今日は、人工知能の研究開発者である黒川伊保子さんの「息子のトリセツ」より学ばせていただきます。)

この他にも4コマ漫画などいろんなバージョンを発刊されています。


■「男性脳」「女性脳」って?

男性脳:空間認知優先型 ★狩り仕様
自然に「遠く」まで視線を走らせて、空間の距離を測ったり、物の構造を認知する神経回路を優先するの脳の使い方。

女性脳:コミュニケーション優先型 ★子育て仕様
自然に「近く」に集中して、目の前の人の表情や所作に反応する神経回路を優先する脳の使い方。

同じスペックの脳を持ちながら、別の機能を搭載させる男と女。
遠くの危険に照準を合わせて対処できる「男脳」、目の前を大切なものから意識をそらさない「女脳」。どちらもあったから生き延びてこれた!生物の雌雄分化の歴史が、しっかり脳にも刻まれていることがわかります。

生まれた時から、なんなら、先祖たちが塗り重ねてきたものが違う男と女。
それを女の価値観に合わせてしまうと、もともと持っていた「男のすごさの芽」を摘んでしまうことになります。
(息子を育てる仲間として、全国のお母さんたちに伝えたい!それは本当にしたいことですか?!)

×「いつもぱなしすぎる!」「散らかさない、片付けて!」

脱ぎっぱなし、置きっぱなし、やりっぱなし、散らかしっぱなし・・・
いくら注意しても全然なおる気配がないことにイライラしてしまいがちですが、やる気がないのではなくこれも脳の仕組みの違いです。こんな時に、女脳の特徴である「近くを注視して気が利く脳の使い方」を男の子に強制すると、男脳の「無邪気に広がる冒険心・開発力」は弱体化してしまいます。

★男はもともと狩りをしていた生き物。だから、奥行認知が得意で、距離感を掴んだり、ものの構造を見抜く力が、驚くほど速く発達している分、近くのことが気にならないみたい。むしろ散らかってるぐらいの方が男脳にはちょうどいいようです。
もっと知りたい人→成功する男の子の育て方。母は「やりっぱなし」を叱ってはいけない

 

×「なんでぼ~としているの?」「早く〇〇して!」

急にぼんやりし始めて…なんで真っ最中の今なの!早くして!と言いたくなるのですが、あれ、ただぼ~としているわけじゃないんです!脳は寝ている間に進化しますが、実は起きている間にも脳が必要性を感じたら「外界から脳を遮断し、脳を進化させる」モードに入るのが男脳!
外遊びや中遊びで刺激をを受ければ受けるほど、その入力を咀嚼してセンスに変えるためにボーとする。8歳までにどれだけぼんやりしたか!!
ボーとしていた子ほどいい学校に行ったりなんてことは保育園や幼稚園の先生方にとってはあるあるだそうです。

〇男の子には、頼る!家のことも相談する!

命令にはなかなか従わなくても、頼られたらその気になるのが男脳。頼られると、自然とその場のリーダーとなる意識が働き、全体を考える視点になります。結果、自分の想いを自制し、母を助ける動きまで。また、頼られたら答える男脳ですので、相談をしたら真剣に考えてくれる頼もしい存在に。
頼られれば頼られるほど、男の子は凛々しく、賢く、たくましくなるのです!

母は完璧でない方がいい。
 完璧に君臨するよりも、不安や困惑を素直にみせて頼ったらいい


〇男性脳は志を持つと生きるのが楽になる

女脳はプロセスなく無邪気に楽しみますが、男脳は目標が遠く高いほど、今を楽に過ごせる!
特に、男性脳はゴールだと思っていた場所がゴールじゃなかったときにモチベーションが下がる傾向にあるので、ゴールが近いと、乗り越えるたびにモチベーションが落ちてしまいます。だからゴールは遠い方がいいのです。

★女の脳は、子育てに失敗は許されないので、潜在的に失敗を恐れるように設定されていますが、失敗を恐れず果敢に成長しなければならない男性脳なので、あまりにも母が心配しすぎると、「失敗を恐れる母」が子供にとってのブレーキになってしまうのです。

紹介したのは、男脳と女脳のほんの一部!
なんでそうなるの!!!と突っ込みたくなる男の子の行動にもいろんな理由がありました。
そして、それらは男脳を育てる上では大事なプロセスだったのです!!!!!!!

ここまで、「未知だ」「わからない」とさんざん言ったけれど…なんだかんだとかわいい息子たち。
やっぱり男と女は別物だから理解できない部分もありますが、根本として充たしあう関係なのかもしれません。

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投稿者 mineyama : 2021年12月16日 List   

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