2022.10.29

肌で感じ、心で感じることの積み重ねの中で、私たちの知能は進化してきた

「知能進化を紐解く」シリーズでは、私たちの生きる活力や、日々感じる感謝や謝罪の気持ち、人間関係で感じる安心感や葛藤、そして子育てや人材育成、男女の特性、世代特有の壁や可能性など、多岐に渡って様々な角度から追求してきました。
改めて人を知ることって難しいと感じると同時に、私たちは人の根本や仕組をあまり理解できていないのかもしれないと感じることも多かったです。
そして、そのぶんたくさんの気づきもありました。

・皮膚感覚や五感こそが知能進化の鍵を握っている
まずは、子どもが大好きなスキンシップから

・人間の発達段階には周期があり、その年代で獲得する体験こそが知能発達の土台となる
脳の発達には順番がある。イヤイヤ期こそが知能進化の最初のターニングポイント!?
植物にたとえるこどもの成長~種の状態から花開くまでの「発達の4段階」~
シナプスの刈り込みによる知能進化

・人間は集団で適応する動物ゆえ、社会に所属することで幾つになっても進化できる
身心の変化が知能進化を生み出す

・身心のみならず知能の活性化においても駆動物質が鍵を握っている
個を超えて集団の中で磨かれる適応力(活力ホルモン:テストステロンの作用から見る)
思春期、体の中ではどんなことが起こっている?!~女性編~

私たちは社会の中で壁や課題にぶつかった時、その環境や事象自体を固定的に捉えてしまい、発想や行動が広がらなくなってしまいがちですが、実はそんなことはなくて、歴史を遡ったり、生命の原理から学んでみたりすることで、固定的な枠にとらわれてしまっていることに気づくこともできるし、見えてくる可能性も広がっていく。
そして、そのような思考と行動を繰り返すことこそが、知能の進化を生み出してきたことに気づいたりもする。

巷には、子育てや人材育成に関するマニュアル本が溢れるほど存在していますが、手法を身につけるだけでなく、そもそもの私たち人間の仕組みを理解することで、より一体化でき相手に寄り添えるのではないか?そんな気持ちを強く持つようにもなりました。
※実際に仕事を一緒にする仲間に対しての見方や感情にも一体化しやすくなる。

肌で感じ、心で感じることの積み重ねの中で、私たちの知能が進化してきたように、これからも日々の人間関係の中で触れ合い、湧き上がる感情に向き合い、具体的に掘り下げて、周りの仲間と共有・実践していくことで、新しい人間関係や、集団のあり方を発見していきたいと思います。

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2022.10.22

【知能進化を紐解く】生物進化に学ぶ本来の人材育成~職場の若手編

ここまで「知能進化を紐解く」シリーズでは、健やかに育つために必要不可欠な母親や仲間との関わり、肉体的なスキンシップや成長期に合わせたホルモンの分泌変化など追求を進めてきました。

追求する度に、相手のどんな気持ちや行動も、背景には本能的な欠乏発の「やりたいのにやり切れない」気持ちだったり体の不整合状態があると分かりました。そして「人が育つ、人を育てる」とはどういうことか、捉え方が変わる感覚にもなりました。

この感覚を、日常の人材育成と更に繋げたい。そこで今回は身近な事例をきっかけに、生物進化に則った本来の子育てや人材育成の手掛かりを探りたいと思います。

「若手社員が何を考えてるのかよくわからない」と悩む方は多いのではないでしょうか。
私の職場も同様で、若手が消極的だったり、なかなか後に続いてくれないということがあります。

ある時、職場で参加自由の取り組みを始めるにあたって、若手の間に不安感が漂いました。
何が原因か、どうしたものかと考えていたところ、入社して1、2年目の若手から相談を受けました。

「自由って言うけど、参加しないとアイツやる気ないな、と思われそう。
時間帯も設けられると、強制されてると感じると参加したくなくなる」と。

他の若手も同様の状態。
これは、20代以下の世代に見られる、同調圧力に真っ先に反応している状態そのもの。

・マスコミによる同調圧力 リンク(るいネットより引用)
・あなたは洗脳を受けている リンク(過去ブログ記事)

世代共通なことから、社会的にマスコミや学校教育などの弊害が影響している事も感じつつ。目の前で悩む若手をにどう接するか。

今回のケースでは相談の結果、本人が「やってみます!」とまずは飛び込んでくれるようになりました。

若手の意欲が上がるポイントだったと感じるものを挙げてみると、

・育成側の「〇〇世代だから」「この子はこういう傾向があるから」という見方は一端置いておく

・入社以降の事業部の状況を直視。業績による上司や顧客の反応から、どんな圧力が掛かっているのかを捉える。

・その上で、強制と感じる内容について聞いてみる。
「そんなにやりたくない内容かな?」→若手「やりたくないのではない。必要も感じる」
「なにがそうさせている?」→若手「強制されると自信もやる気も無くなる」

・本人の中にある「やった方が良い」という感覚を膨らませ、行動に移すことを後押しする。

・お互い一致する感覚の時は、一緒に増幅させるイメージですすめる。
例えば…先輩も若手の頃は同じだった。正しい答えがわからないまま飛び込んでやり直したりうまく行ったりしながら仕事への意欲を太くしていった話しで盛り上がるなど

・これまでの経験に成功が無い人に、無理に意欲を上げさせようとしない←これこそ強制

など、色々出てきました。
職場で手探りする若手の状況を紐解くには、思春期にエネルギーを引き出す視点も参考になるかもしれません。

<過去の思春期追求はコチラ>
【知能進化を紐解く】12~18歳の思春期は、男として、女として、土台をつくる最大の変容期
【知能進化を解く】思春期のエネルギーを増幅させる方法とは?

相談を受けた時、
相手のどんな気持ちや行動も、背景には本能的な欠乏発の「やりたいのにやり切れない」気持ちだったり体の不整合状態があって、その状態一つ一つに知能進化上の意味をもっています。

そう捉えた上で、相手を取り巻く状況を押さえ、本人の状態から一緒に受け止めることで「ちょっと重いなぁ、厄介だなぁ」なんて感覚も無くなっていきます。

あとは本人の欠乏を後押しすることで、若手は前に進むことができます✨

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2022.10.22

【知能進化を紐解く】男と女。互いの性に感謝し集団をつくり合う知能進化の営み

私たち人類は、赤ん坊の頃から大人になるまで、どのような発達過程をたどってきたのか。
健やかに育つために必要不可欠な、スキンシップの効用やホルモンの分泌を「知能進化を紐解くシリーズ」では記事にしてきました。

直近の記事では、男性ホルモンのテストステロン、女性ホルモンのエストロゲン・プロゲステロンについて扱い、それぞれの身体・知能進化の仕組みを深めてきました。
今回の記事では、それらのホルモン物質の分泌からみる、男と女の特徴を改めて整理していきたいと思います。この記事を読み終えた時には、互いの性に感謝感が深まると思います。

■新たな世界に飛び込むことが、男の性を高めていく

男としての「身体」、「脳」に進化させていくホルモン物質(テストステロン)の分泌量は20代がピーク。思春期で獲得した未知なるものへ挑戦する心と体験が、社会空間(仕事の世界)へ飛び出した時に一気に解放されていきます。だから、思春期でのやんちゃな行動も、大人の男になるために必要な脳進化の過程なのです。
では、本能的には減退する、30代以降の男の性(テストステロンの分泌)を高めていくものは何でしょうか。

それは、テストステロンが分泌されるタイミングに秘訣があります。
テストステロンは社会性のホルモンとも言われ、社会の中の評価や、相手からの評価をもらい、成功体験となることで、分泌量が増えていきます。よって、「男性ホルモン値は、成功や勝利をつかみ、称賛されることで高まります。インパクトや驚きのある手料理を振る舞い「すごい!」「やるな!」などの声を相手から引き出す。また勝利の獲得は、さらなる自信と次の冒険心につながる。「ウィナーズ・エフェクト」と呼ばれる男性ホルモンの好循環の流れに身を置きたい。リンク

要するに、挑戦に次ぐ挑戦が男の性を高めていく。ある意味一直線に磨かれていく男の性(脳進化)。冒険する世界を広げ、人脈を広げ(子どもであれば、仲間の輪を広げ)ていくこと。多くの人と繋がり、多くの挑戦を乗り越えていく。男同士で称賛し合い、高め合っていくこと。女からの応援によって、ますますやる気になっていくこと。そんな集団をつくりあげることこそ、男の性が高まる構造です。
シンプルな構造ですが、前に進めば進むほど、激しい世界にうつりかわっていく。それを切り拓く度にテストステロンが高まっていきます。

■絶妙なバランスで、相手と息を合わせる女の性

女としての「身体」、「脳」に進化させていくホルモン物質(エストロゲンとプロゲステロン)の分泌量は30代がピーク。エストロゲンは、est(発情、性的な欲望)+gen(呼び起こす)の合成語で「性的な欲求を呼び起こす物質」。別名恋愛ホルモンとも呼ばれ「女性らしいカラダづくり」を作るホルモンです。プロゲステロンは、pro-(何々のために)+gest(妊娠する)の合成語で「妊娠するための物質」だそうです。2つの分泌作用(波)が交互にくることで、女性は生殖という大きな役割を担えるようになったのです。

エストロゲンとプロゲステロンの分泌は、いつでも変化し続ける波のよう。その濃度は、リンクでも紹介したように、50mプールの水の量に対して、ティースプーン1杯分のホルモンでも作用してしまうほどです。なんて繊細な分泌作用なのでしょう。月の周期と同様に、毎日変化する女の身体と脳。それでも、日々の生活・仕事・人間関係を絶妙なバランス感覚でしなやかに対応できるのが女の力です。

一方、ストレスがかかり続けると、不安な気持ちが増幅してしまうのも本能的な作用。外圧がかかるとさらに前進したくなる男の性とは全く違う。そのために、共同で子育てできる機能が備わっているのです。女の脳を進化をさせていくためには、仲間との共同がヒントになるのかもしれません。

■互いの性を高めるのは、同性・異性からの感謝と期待

広い対象に向かって冒険世界を突き進む男の性。多くの仲間と集団をつくる力がその性を高めていきます。
絶妙なバランスで受け入れ相手を繋ぐ女の性。まわりとの共感を土台とした充足の増幅行動によって、魅力を高めていきます。
人類が雄雌に分化して以降、人類として生き残ってきた歴史と本能の仕組みを深めるほどに、互いの性に対する肯定性と感謝感が湧いてきます

これから時代における、子育てや人材育成も、生物進化に則った、本来の姿で育んでいきたい。そんな気持ちを持ちながらこのブログも書き進めていきたいと思います。次回は、具体的な実践編を記し、11月以降の新しいシリーズに備えていきたいと思います!

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2022.10.15

【知能進化を紐解く】ホルモン分泌は体からのメッセージ~女性のすごいバランス感覚~

女は、体調を崩しやすい、体力が続かない。そんな、かよわい存在?
いえいえ、女こそ、絶妙なバランス感覚を本能的に備えている生き物なのです♡

日々の仕事、生活の中で、まわりと比べて、男の人と比べて、ついつい不安になってしまう。そんな方々に読んでもらいたい記事です。
不安な気持ちも吹き飛ばす、女の身体の仕組みと魅力をご紹介します!

女の人は、ホルモン分泌という体からのメッセージを受け取りながら生きています。

前回ブログでも紹介したように、
エストロゲンやプロゲステロンをある周期で、波のように分泌したり、急激に変化させることによって、自然と色っぽく挑発的になったり、保守的になったり、不安になって周りの女の人たちと協力したくなったりするように体にセットされています。これは本能なので女の人、みんなに備わっている人類としての機能です。

さて、そんなホルモン分泌がどれくらいの濃度で私たちの体に影響を与えているというと‥‥
実は、50mプールの水の量に対して、ティースプーン1杯分のホルモンでも作用してしまうほど!!

とっても、高い濃度なんです。そんな「ごくごく微量」のホルモンが、体にも気持ちにも影響するなんて、女の身体は繊細。だからこそ、ちょっとしたホルモン分泌の変動で、思っている以上に身体は変化していきます。

だから、ストレスがかかり続ける状況にずっといたり、強いストレスがかかってきたら、ホルモンバランスは簡単に乱れます。それがきっかけで「うつ病」になってしまう女性も少なくありません。
女性に多い「うつ」は女性ホルモンが影響?バランスが乱れたときのこころの健康づくり

女性は特に、こんな想いを抱えがち。
「まわりが頑張ってくれているんだから、私が頑張らなくてどうする!?」
「自分を少しぐらい犠牲になってもみんなが喜ぶなら…」
「ストレスなんて感じてたらダメだ!笑顔笑顔!」

分かっていますよね。体はそんなことを、求めていません。
それでも、頑張らなきゃと無理をしてしまう方も多いと思いますが、こんな風に体に現れた変化を無視してしまうと、さらに乱れてしまいます。身体の声と頭で無理矢理、整合させようとする意識が、さらに心を裂いていくのです。泣

だから、身体の声に素直になること人類の進化の原理を素直に学ぶこと。私自身は、それだけで、生きやすくなる。そんな気持ちさえ湧いてきます。
女性は元々複雑なホルモン分泌の波の中で生きており、常にその中でバランスを保ちながら過ごしています。そんな凄いこと、男性にはできません。改めて、そんな波打つ体の状態を受け止めながら、日々を過ごしている女性の強さ柔軟さ(バランス感覚)に驚きと感謝の想いが溢れてきます。(我ながら(。-_-。))

読者の女性のみなさんも、自分の体の声を聞き大切にしてあげてください。
そして、男性のみなさんは、女性の波打つ変動の中でも、常にバランスさせて応えようとするひたむきさを認めてあげてほしいなと思います。
月の周期がそうであるように、1ヵ月でも変わりゆく身体と心。それほど繊細な女性だからこそ、相手と息を合わせるのはおてのもの。絶妙なバランス感覚で、まわりと波長を合わせられる力こそ女の魅力。

身体に素直に、心に素直に。女であることに感謝し、生きていきたいですね。

さて、次回は、これまで紹介してきた男と女の違いを本能次元から紐解いていきたいと思います。

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2022.10.14

【知能進化を紐解く】 女性ホルモン分泌には先祖からのメッセージが隠されている

女性として生まれながら意外と知らない体の仕組み。
月経の波によって、体も気持ちもジェットコースターのように変化して「もう嫌だー。生理いらない!」と思う女性もいらっしゃるのではないでしょうか?

そして、そんな女性の波に巻き込まれてしまっている男性陣のみなさん。ごめんなさい。

けどね、月経や女性ホルモンの分泌は、本当は集団で知能進化してきた人類にとって大きな可能性でもありました。

 

■月経と女性ホルモン

実は月経って、
毎月生まれ変われるチャンスなんです。(たくさん本も発売されています!)
女の子宮は充足を増幅させる充足エンジン

自然と一体になって生命を生み出すエネルギーを生み出すことができるんです。
この記事を通して、人類がこれまで脈々と受け継いできた女性の体にセットされた生命の仕組みに迫っていきます。

これまで、エストロゲンに注目してきましたが、女性ホルモンは大きく2つあり、この2つの分泌が女性の生殖・妊娠・出産を可能にしています。

◇エストロゲン
est(発情、性的な欲望)+gen(呼び起こす)の合成語で「性的な欲求を呼び起こす物質」
別名恋愛ホルモンとも呼ばれ、「妊娠の準備」「女性らしいカラダづくり」を作るホルモンです。
思春期から分泌量が多くなり、30代でピークに達し、更年期になると減少します。

◇プロゲステロン
pro(〜のために)+gest(妊娠)の合成語で「妊娠を継続させる物質」
受精卵が着床しやすいように整え、妊娠を助けます。また、体温を上昇させる働きがあり「妊娠の維持」する役割を担っています。

こちらからお借りしました

画像見てもわかるように『排卵』前後で女性ホルモンなはの分泌は激変します。

 

■妊娠出産と女性ホルモン

毎月の生理でもこんなに変化している女性ホルモンですが、実は妊娠すると胎盤からエストロゲンもプロゲステロンが緩やかに分泌されて上昇していきます。
そして胎盤を排出する出産と同時に女性ホルモンの分泌はほぼゼロとなります。
(出産するの女性の体質が変わると言われるのもこの女性ホルモンが関係しているのかも知れません。)

これが現代では産後うつを生み出す原因とも言われています。

こちらからお借りしました。


出産直後に不安定になる仕組み!?と思いますが、実はそれにも理由があります。

>その根本原因とも考えられているのが、人類が進化の過程で確立した、「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」という独自の子育てスタイルです。(NHKスペシャルより

こちらの記事もおススメです。

子どもを成長させるには共同で(=集団)で保育する必要がある。
だからその必要を感じれるように、産後不安になるようにホルモン分泌をセットしたのです!!

やはり、体の声は先祖たちから、脈々と受け継いきたこうしたらうまくいくの知恵が詰まったメッセージなのです。

女性はこうして月と一体なり、宇宙と一体になり、生命を生み出せる役割を担っているのです。
変化し続けるから、環境に対し動的に安定できる。
それこそ、女性のホルモンバランスに波がある理由なのではないでしょうか。

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2022.10.09

【コラム】周りの人と息を合わせる“波長が同期”がしやすい状態って?

画像はこちらからお借りしました。

 

前回は、仕事の場面で上手く言っている職場の紹介をしました。

では、周りの人と息を合わせる“波長が同期”がしやすい状態って、
どう作ればよいのでしょうか。

成果が急上昇中の部署と一緒にお話しを聞きました。

最初は、どうやって成果を上げているんですか?と聞くと
出てくるのは、お互いの感謝の言葉でした。

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2022.10.09

【コラム】先生たちの活力が子供達を元気にさせる!

先週に引き続き、今週は地域の中でも評価の高い塾の先生達がどんなことを考え、集団作りを行っているのかをお話したいと思います。

子供に限らず、大人でも難しい集団づくり。

その中でもエネルギー溢れる子供達と日々、向き合っている先生たちの原動力は何なのでしょうか?

実際に塾の先生たちにインタビューを行った内容を今回は記事としてお伝えしたいと思います。

/usr/local/wp/kansya/blog/wp content/uploads/2022/01/5083625 s

塾では一日の始まりにその日の注力課題と「誰が」どの生徒に「どのように」に接するのか子供たち一人一人の事を考えながら決めています。
教室長が一日の方向性を示し、皆の動きを一つにすることを意識します。先生一人一人のやりたいことを、会話を通して開きだすことでチームとして意識を一つにしていき、その日の活動を明確にしすることで課題に向き合えるようになるそうです。

一日の終わりには、その日起きた事や、問題があった時は同じことを起こさない為に次どうするのかを全員で考えてその日のうちに次の方針を決め、毎日スッキリさせる。
毎日、感じたことを開きだす場を作り、意識を合わせることで、先生達同士でもお互いを思い合い、自然と意識を一つにさせ次の日への活力に繋げているそうです。

自分が目指すべき方向と仲間たちの行動が繋がっていることが分かっているからこそ、自分ももっと頑張ろう!やってやろう!と元気をもらうことができます。その元気が次の行動への原動力に代わっていくのです。
だからこそ、可能性を感じたことにチャレンジしようという想いや、日々の課題に対して自ら率先して動く事にためらいはなく、仲間の為にも言わなければならない事は絶対に言います。
そのような自分の動きが次は同じ仲間たちへと伝わり、繋がっていくことがチームの一体感を高め子供達にまっすぐ向き合っていくことができるのです。

子供たちも大人の事をよく見ています。こうして先生たちが活力をもって子供達と接していることは勿論子供達にも伝わり子供たちの成長にもいい影響を与えていくのだと思います。

大人同士の関係でも同様で、私もチームで仕事に取り組むときは、お互いの意識を伝えあい、まずは相手を知ることからスタートさせます。
相手を知っているからこそお互いの歩調が合い仕事が楽しくなり、いいアイディアの誕生に繋がっていくことが多いです。

相手と思いを合わせることが、活力につながり次の行動へとつながっているのです。

 

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次回は集団の中で周りの人と息を合わせる“同期”がしやすい状態ってどういったときなのかについてお話したいと思います!

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2022.09.29

【コラム】こども達は信頼できる大人を求めている。では、信頼される大人ってどんな人?

先日、塾の現場の先生方をお招きして、塾現場の生々しいお話を伺いました。子育て・教育を軸とした私たちのブログをさらに深める意味でも多くの学びがありました。(先生方、ありがとうございました。)

議論したテーマは、「こども達から信頼される人ってどんな人?」。
これは塾の現場に限らず、大人全般に気になるテーマですよね。

今回は、現実場面で起こっている生々しい事例を記事にしていきたいと思います。

議論の中で出てきた「信頼される人物像」は・・・

・こどもの話を最後まで聞いてくれる人
(「今は、その話を聞きたいんじゃない。」とこどもの話をピシャリ。では相手と通じ合えません。)

・「言っていること」と「やっていること」が整合している人
(裏表がある人は、こどもから見透かされてしまいます)

・相手に嘘をつかない人
(自分の都合の良いことばかり言うのは、嫌われてしまいます)

・間違った時には、素直に謝れる人
(大人だって間違うことはたくさんある。その時、素直に謝れるかどうか)

グサッと刺さる方々もいらっしゃるのではないでしょうか。簡単なようで、意外とできていないことが多い。
(教務のこと、勉強方法のことは一切出てこなかったことも驚きです。)

そして、信頼されれば、その分、多くの事を打ち明けてくれる。思春期のこども達は、自分がどこに向かうべきなのか、悩める時期です。受けとめて、導いてくれる大人を常に探索しています

 

こども達が求める上記の内容は、塾の現場(講師と小中学生との関係)に限らず、親子関係でも、夫婦関係でも、上司部下の関係でも同じですよね。さらに、お客さまと仕事を進める上でも同じだと感じます。

私自身、お客さまとの打合せの際、間違った内容をお伝えしてしまった場合は素直に謝り、お客さまの話は最後まで聞き意図を十分に聞き取り、次の行動へ繋げていくことを大切にしています。それが、信頼関係の土台です。

とても基本的な所作ですが、「相手から信頼される」という意味では、相手がこども達でも、仕事の仲間達でも、客先の方々でも、求められるものは同じ。

 

安定期をどう過ごす? 6歳から12歳(児童期)は、対象を広げたい期!の記事でも紹介したように、小学校高学年~中学生のこども達は、将来の展望を描くためロールモデルを探索しています。
こども達が社会で生きぬく力をつけていくために、真似対象である大人こそが、「信頼できる大人」であること
多くのこども達と向き合う、塾の先生方に、人間関係をつくる上での根本的な学びをいただきました。継続して、参加いただきたいと思います。

コラムの次には、前回の流れから思春期女子の追求を深めていきます。女性ホルモン(エストロゲン)の効用に迫っていきたいと思います!

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2022.09.25

【知能進化を紐解く】女子の思春期は肉体面、精神面の両方で相手を受け入れる器を広げている時期

引き続き、思春期の女子について。

前回は、共感し合ってその気持ちをどんどん盛り上げていくことで、共感を通じ充足力を増幅させているとわかりました。
リンク

相手の受け入れ方だったり、関係の作り方にシフトする思春期。
エストロゲンの分泌も活性化させながら、アルアルな行動の中にはどんな生命原理が隠れているのでしょうか。
更に紐解いてみたいと思います。

〇 父親を避けるようになる

・思春期の女の子は、第二次性徴で身体も変化し、男の子よりも少し早く大人に近づいていきます。そのため、異性である父親のことを意識するようになり、意図的に父親を避けるようになってくるのも特徴です。

・思春期の女の子は、異性である父親のことを嫌い、素直に話を聞かない傾向にあります。そのため、できれば同性である母親が表に立って、子どもの話を聞くようにしましょう。
難しい場合には、同性の教師や養護教諭、カウンセラー等にお願いするのもひとつの方法です。
(こちらからお借りしました→思春期は男子・女子で違う!それぞれの特徴と対応を理解しよう)

…世のお父さん、安心してください。女の子はみんな同じ、成長を見守っていれば大丈夫です!

この時期は、まずメス同士の同期機能を高め(一緒に行動することやおしゃべり)、さらに自らの充足力を高めるため、相互に波動→充足を増幅させていきます。結果、高い充足力を獲得し集団の充足へ向かいます。
可愛いい娘さんの思春期に一見冷たく感じたとしても(笑)、内側では充足力を育み、可愛いさが増すことでみんなに必要とされる女性へと育ちます☆

 

また、ちょっと違った角度から

〇 女性の性欲とエストロゲン

・「女性ホルモン(エストロゲン)が媚薬になるか?」と申しますと、テストステロンによる積極的な性衝動でなく、肉体面、精神面で「性行動の受容性を高める」作用と言われています。
たとえば、肉体面ではコラーゲンの分泌を促し皮フの張りを良くして、性交時に濡れやすくなり、子宮内膜を厚くして妊娠するための準備をします。一方、精神面では受容的な(優しい)気持ちになりパートナーを受け入れやすい状態になるわけです。

・人間の性行為は動物の交尾行動よりも複雑ですから決して一概に言えませんが、排卵期から生理前の時期に「さびしい気持ち」になったり「気分になりやすい」女性は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。また、「恋愛中は肌のコンディションが良く、パートナーとのセックスも頻繁でないと気分的にすぐさびしくなってしまうが、パートナーのいない時期にいったんセックスが途絶えると、セックスをしない日が続いてもさほど気にならない。」という女性もいらっしゃるかと存じます。
これがエストロゲンの影響と思われます。
(こちらからお借りしました→女性にもテストステロンが分泌されているのですか?)

体の機能が著しく変化する思春期には、このように肉体面、精神面の両方で相手を受け入れる器を広げている時期ということが分かります。

一体充足の核になる性エネルギーを増幅させる=集団を活かす女へと“女を磨いている”んですね。思春期には充足を目いっぱい増幅させて、一体充足力を強化したいですね!

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posted by himejima at : 2022.09.25 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2022.09.24

【知能進化を紐解く】思春期、体の中ではどんなことが起こっている?!~女性編~

こどもたちにとって思春期は心身共に大きく変化する不安定な時期。

この色んな行動や悩みが出てくるこの時期ですが、思春期は今後の人生の土台をつくるとても大切な時期なのです。
【知能進化を紐解く】12~18歳の思春期は、男として、女として、土台をつくる最大の変容期

 

そんな思春期に、体の中ではどんなことが起こっているのか?を掘り下げていきます。今回は女の子編です。

女性の思春期は、大人の女性のからだつきになり、次なるこどもを生み育てる機能が備わる時期
この時期は主に「エストロゲン」と呼ばれるホルモンが分泌されます。

・胸がふくらむ・わき毛が生える
・骨盤が大きくなって、おしりがまるくなる・陰毛が生える
・内性器が発達し、おりものや生理がはじまる

これらの変化は全てエストロゲンの分泌によって進みます。

また、思春期の女の子たちの行動も特徴的です
中学~高校生の頃の女の子たちの行動は、男の子にとっては「謎すぎる…」と思われる時もあるそうです。

(こちらからお借りしました→リンク

例えば、

・トイレに集団で行く
・周りの反応に合わせる
(色んなものを「カワイイ~✨」と言い合える、実はそんなに思っていなくても。笑)
・好きなアイドルや先生の話で永遠に盛り上がれる
(でも、本当に好きな人へのアプローチは控えめだったり・・・照)

女子高生あるあるですよね。笑
さて、これらのあるある行動には一体どんな意味があるのでしょうか?

(前略)
人類の女の思春期は箸が転げても笑う等、何をしても楽しい=脳内のドーパミンの過剰分泌となることや、
行動やおしゃべりにおける同期性が急速に高まることが特徴だが、この行動の変化にはどのような意味があるのだろうか?

(中略)
これらの思春期に顕著な行動は、まずメス同士のまず同期力を高め(一緒に行動することやおしゃべり)、さらに自らの充足力を高めるため、相互に波動→充足を増幅させていくという意味があるのではないだろうか。

その高められた充足力がオス(性)を始め集団の充足へと向けられたのだろう。そしてその充足力が、思春期の性エネルギーを利用した、オスのリスクを伴う行動を引き出していったのだろう。

(人類の進化とは?~同期力と充足増幅力を高めたメスの思春期~ リンク

これにもあるように、あるある行動に共通しているのは「共感を通じた充足感」

共感し合って、その気持ちをどんどん盛り上げていく(=増幅させていく)から、
おしゃべりの時間が楽しいし、ちょっとでも可愛いかもとおもったら「かわいい~」と同じように反応してず~っと話していられるんですね。同級生よりももっと分かりやすく共有できるアイドルならなおさらです。笑

なんでそこまで思春期女子たちは共感やその増幅を高めたくなるのでしょうか?
掘り下げていきます!お楽しみに!

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posted by toyosima at : 2022.09.24 | コメント (0件) | トラックバック (0) List