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【知能進化を紐解く】 女性ホルモン分泌には先祖からのメッセージが隠されている

女性として生まれながら意外と知らない体の仕組み。
月経の波によって、体も気持ちもジェットコースターのように変化して「もう嫌だー。生理いらない!」と思う女性もいらっしゃるのではないでしょうか?

そして、そんな女性の波に巻き込まれてしまっている男性陣のみなさん。ごめんなさい。

けどね、月経や女性ホルモンの分泌は、本当は集団で知能進化してきた人類にとって大きな可能性でもありました。

 

■月経と女性ホルモン

実は月経って、
毎月生まれ変われるチャンスなんです。(たくさん本も発売されています!)
女の子宮は充足を増幅させる充足エンジン [1]

自然と一体になって生命を生み出すエネルギーを生み出すことができるんです。
この記事を通して、人類がこれまで脈々と受け継いできた女性の体にセットされた生命の仕組みに迫っていきます。

これまで、エストロゲンに注目してきましたが、女性ホルモンは大きく2つあり、この2つの分泌が女性の生殖・妊娠・出産を可能にしています。

◇エストロゲン
est(発情、性的な欲望)+gen(呼び起こす)の合成語で「性的な欲求を呼び起こす物質」
別名恋愛ホルモンとも呼ばれ、「妊娠の準備」「女性らしいカラダづくり」を作るホルモンです。
思春期から分泌量が多くなり、30代でピークに達し、更年期になると減少します。

◇プロゲステロン
pro(〜のために)+gest(妊娠)の合成語で「妊娠を継続させる物質」
受精卵が着床しやすいように整え、妊娠を助けます。また、体温を上昇させる働きがあり「妊娠の維持」する役割を担っています。

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こちらからお借りしました

画像見てもわかるように『排卵』前後で女性ホルモンなはの分泌は激変します。

 

■妊娠出産と女性ホルモン

毎月の生理でもこんなに変化している女性ホルモンですが、実は妊娠すると胎盤からエストロゲンもプロゲステロンが緩やかに分泌されて上昇していきます。
そして胎盤を排出する出産と同時に女性ホルモンの分泌はほぼゼロとなります。
(出産するの女性の体質が変わると言われるのもこの女性ホルモンが関係しているのかも知れません。)

これが現代では産後うつを生み出す原因とも言われています。

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こちらからお借りしました。


出産直後に不安定になる仕組み!?と思いますが、実はそれにも理由があります。

>その根本原因とも考えられているのが、人類が進化の過程で確立した、「みんなで協力して子育てする」=「共同養育」という独自の子育てスタイルです。(NHKスペシャルより [4]

こちらの記事もおススメです。 [5]

子どもを成長させるには共同で(=集団)で保育する必要がある。
だからその必要を感じれるように、産後不安になるようにホルモン分泌をセットしたのです!!

やはり、体の声は先祖たちから、脈々と受け継いきたこうしたらうまくいくの知恵が詰まったメッセージなのです。

女性はこうして月と一体なり、宇宙と一体になり、生命を生み出せる役割を担っているのです。
変化し続けるから、環境に対し動的に安定できる。
それこそ、女性のホルモンバランスに波がある理由なのではないでしょうか。

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