肌で感じ、心で感じることの積み重ねの中で、私たちの知能は進化してきた |
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2022年10月30日
【知能進化を紐解く】生物進化に学ぶ本来の人材育成~実践編
(画像はコチラからお借りしました。)
男性ホルモン=テストステロン、女性ホルモンのエストロゲン・プロゲステロンの役割と分泌を深掘りすることで、男と女がまったく別の生き物といえるくらい、大きな違いがあるのです。(過去記事)
新たな世界に飛び込むことが、男の性を高めていく男性
日々の変化を絶妙なバランスで、しなやかに対応できるの女性
人類がこのように身体の仕組みを進化させることで、集団として生き延びてきたのだと思うと、お互いの性への感謝感が湧いてきます。
今回の記事では実践編として、学校でも会社でも家庭でも、どんなところに違いが表れるのか、身近な事例から違いを見ていきましょう。
■遠い目標を目指して、突っ走れる男
最近上手く言っている、男性の上司と社会人2年目の男の子が楽しそうに仕事をしていたので、聞いてみました。
〇活力が湧くときってどんな時?
未知課題を上司部下関係なく、あーだこーだいいながら、追求してるときが一番活力が湧いた。物件チームからの期待を受けて、上司と部下が「応えたい」という同じ気持ちになれた。お互い男として期待し合っている状態が嬉しかった。
〇周りはどう感じていたか?
上司から指示された課題をやるより、断然イキイキしていて、追求の中身も自信もって語れていた。
⇒お互いスッキリするまで追求できたことで、活力アップ。不整合なくスッキリしているので、周りにも自信もって語れる。
男子は、実現目標に向かって、上司と部下が一緒に追求している状況が活力を上げます。
上司の方が経験もあるし、一定答えは出せるが、それを部下に指示するだけでは全くやる気を引き出せない。これは上司になったら、かなり意識したいこと。
年齢が離れるほど、部下が何を考えているかわからなくなるのは必然です。だからこそ、そこに蓋をせず、相手に期待し続けることが重要ですね。
新たな世界に飛び込むほど男の性は高まりますが、そこにさらに男同士の一体化があるからこそ、追求活力が増幅される。本来は、難しい未知課題であればあるほど、活力にできるのが男なんです。
また、年齢があがりテストステロンが減少し、活力の無くなってしまった、おじさん世代も同じなんです。男同士が認め合う関係が再構築できると、見違えるほど活力アップするのです。
■遠い未来より、身近な日常を一歩ずつ安心を重視する女
男性上司、女性部下の場合、男子の部下と同じようにすると上手くいったケースを聞いたことがありません。
女性は、日々の変化を敏感に感じ取り、柔軟に対応することに長けています。
特に男性の場合は、日々の変化には鈍感でなんとも思っていなかったことでも、女性にとっては大きなストレスになったりするのです。
未知に対して何でもワクワクできる男性とは違い、それだけでは不安になるのが女性の気持ちなのです。一緒に未知を追求するときは、近くの小目標を定め、まわりと気持ちや状況をすり合わせながら、進めることが大事なんです。そうすれば、彼女らは想像以上の成果、充足を引き出してくれます。
実際、女性が多いチームで仕事をしたときは、ぶつかりながらいいものを作ろうとする男の進め方とは違い、密なすり合わせという名の「おしゃべり」によって追求が進んでいくのです。。
■男と女では、進め方が全然違う
やる気が上がるときってどんな時?という話から、男と女で活力の出方が全く違うということが見えてきました。
ついつい、男女の性別関係なく、仕事を進めてしまい、お互いが「なんでできないの?」「なんでやってくれないの?」と思いがちですが、それもそのはずで、男女は全く異なる生き物なのです。
違いを知れば知るほど、今まで申し訳なかったなという気持ちと、それでも今まで応え続けてくれてありがとうとうい感謝の気持ちが自然と湧いてきます。男女の違いが鮮明になり感謝感があるからこそ、上手くいくのだと思います。
投稿者 suzu-kun : 2022年10月30日 TweetList
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