2022.12.05
【子どもたちの意識】簡単に逃避してしまうのを、どうする?
文部科学省(R3年度)が発表する不登校の生徒は、「小・中学校ともに9年連続で過去最多」(リンク)
となっています。30日以上登校していない、いわゆる不登校の子どもが小学生で1.33%、中学生で5.76%なので、休みがちな状態の生徒はより多いと言えるでしょう。
もし、自分の子どもが「学校に行きたくない」となったとき、親としてどうしてあげるのがいいのか、誰もが他人事ではない時代になっていると思います。
「少しぐらい嫌なことがあっても、学校ぐらいで休む癖が付いたら、社会に出たらもっと大変なんだから…」「でも無理強いして、もっと嫌になられたら…」、このような困惑の声が、頭の中を巡ってしまうのではないでしょうか。
また大人の世界でも、仕事をすぐに休んでしまう社員、体調を崩してしまうスタッフなど、「どう声を掛けていいものか・・・」と頭を悩ませる先輩や上司の方も少なくないのではないでしょうか。
仕事をしていれば、うまくいかない時や苦しい時は、誰にでも訪れます。さらに、仕事の大半はチームでの活動。誰かが休めば、必ず誰かに皺寄せがいきます。穴が開いたところをフォローしてくれる誰かが、必ずいます。
しかし、現代の子どもや若者は「しんどいから、いかんとこ」「誰かがやってくれるから、何とかなるだろう」と一旦逃避癖が身につくと、アッという間に逃避回路ができあがってしまい、簡単に逃避体質が身体に染みついてしまうようにも感じます。
では、みんなの中でいつも生き生きしている人は、何が違うのか。
そのような人たちは、「しんどい時、行きたくない時だって、もちろんある」、「それでも、仲間の期待は裏切れないし、乗り越えたら必ず喜んでくれるお客さんや仲間がいる」と、口を揃えて言います。この仲間との充足体験や、相手との充足関係こそが、次に向かう原動力になっていることがわかります。
たとえば、しんどい時や苦しい時には、うまくいかないことやできていないことを他の人に開き出す。もちろん相手にも、思いや気持ちも全部出してもらう。そうすることで、「自分だけが苦しい訳ではなかった」「自分にそんな気持ちを抱いてくれていた」などに気付ける。相手の期待や想いに気付くことができれば、自然と「裏切りたくない」という気や力が湧いてくるようになるようです。
辛い時も、しんどい時も、仲間との繋がりや通じ合っていることを感じていれば、逃避せずに立ち向かっていけるようになるんですね。
ところが、ここで大きな問題が横たわっているのは、学校の世界です。学校の課題は、テストも提出物も勉強も基本すべて『個人』の課題。それだけでなく、最近はコロナの影響もあって、運動会や学習発表会などチーム課題に取り組める場と機会も減少しています。さらには「休み時間に他のクラスに行ってはいけない」や「密は避けて、グループ活動はなるべくしない」など、『集団(チーム)』課題や人との関わりを意識できる場が少なくなっているようです。
だからこそ、私たち大人が、子どもたちの関わりの世界を広げていくことを意識して、行動していくこと。
前回の記事でもあったように、(リンク)関係世界が狭すぎるのが子どもにとって大きな問題です。社会には、「様々な面白いことに、活力を持って取り組んでいる人たちが大勢いる!」「そんな場所がたくさんある!」と子どもたちに知ってもらうこと。
そして、「多くの人たちと課題を通じて、関係を創っていくことは楽しい」ということを、大人が背中で伝えることがまずは一番大事かもしれません。

続きを読む "【子どもたちの意識】簡単に逃避してしまうのを、どうする?"
posted by sai-hito at : 2022.12.05
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.12.02
【活力の根っこを探る】人類の活力源が同類なのはなぜ?
人類にとって最大の活力源は「同類」。リンク
しかし、「同類が活力源」という生物はほぼ存在せず(サルには見受けられる)、だとすると、そもそも
「人類が同類を活力源としているのは、なぜ?」という疑問が出てきます。
そこで今回は、人類の活力源が同類となった理由を考えてみます。

続きを読む "【活力の根っこを探る】人類の活力源が同類なのはなぜ?"
posted by kami-dai at : 2022.12.02
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.26
【活力の根っこを探る】人類にとって、同類が最大の活力源!
親と子、職場関係、夫婦間という近い関係なのに(だからこそ?)、「わかってくれないな~」とか「なんかいまいち深く繋がれていないな~」と感じることはありませんか。漠然ともっと深く繋がれたら「お互いに活き活きしそうだな~」と思いませんか。
とはいえ、どう接していくのが良いのか悩みますよね。
そんな時、相手のことをどう見ているでしょうか?
「違う生き物だししょうがないか…(諦め)」
「どうにか変えないといけない…!(管理)」
そう考えているうちは上手くいかない事がほとんどです。
相手の表情がもやっとすると、自分自身ももやっとしたり、
一人がイライラしていたら、周りにもイライラが伝染したり、
逆に相手がパッと明るい表情になるだけで、自分も少し晴れたような気持になったり。
赤ちゃんに対してつい笑顔になってしまうのも、同じです!
>人類の赤ちゃんは、まわりに全てを委ね、まわりを全て受け入れる状態で、生まれてきます。こんな生物、他にはいません。まわりを生きる活力源としているのだから、たくさんたくさん充たしてあげたい。人類の成り立ちを深めていくと、そんな気持ちになりますね。
http://web.kansya.jp.net/blog/2022/07/9217.html
赤ちゃんほど充足にまっすぐであり、全面的に相手を受け入れて充足できる可能性(プラス)の眼差しで捉えている。だからこちらもつい笑顔(プラス)になってしまうのです!
相手が笑顔だと自分も笑顔になる。逆もしかり。
では、何故、人類は相手の表情や感情に左右されるのでしょうか。
>人類は、足の指が先祖返りした(枝を掴めなくなったかたちの)サルから進化してきました。これまでの外圧変化による逆境ではなく、自らの樹上機能を「欠損」したことによって、逆境に追い込まれたのです。
サルにとって最大の武器である樹上機能。この機能を失って、最弱生物となった初期人類は、自らの存亡をかけて適応しようとします。そこで獲得したのが、まわりの存在への感謝、そして、まわりの存在への同期機能です。
外圧に全く適応できない、自分は、「無」に等しい。
そんな状況の中で、まわりの(仲間の)存在そのものが生きる活力源。
http://web.kansya.jp.net/blog/2022/05/9012.html
その状況下で相手(同類)の欠乏・期待は何か。全ての意識を相手(同類)に向けて、全面収束していったのです!
だから、相手の表情や感情が気になるのも、左右されるのも当たり前!
ただ現代と違うのはどんな場面(プラスもマイナスも)でも全て相手との関係の中で充足できるという可能性を持っていたということ。
つまり、人類はもともと「充足できる対象(存在)」=「最大の活力源」!
今までの関係をそう捉えなおすと、管理するだけの親と子や指示するだけの職場関係が期待感をもって接せれそうですね!期待感(可能性)を感じれたら周りも今より良くなっていきそう!
そして、次は人類にとって同類が最大の活力源になったのはいつから?なんで?に焦点をあてて追求していきます!

続きを読む "【活力の根っこを探る】人類にとって、同類が最大の活力源!"
posted by haga-h at : 2022.11.26
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.23
【子ども達の意識】関係世界がせまいのはなんで?
グループで話をしていくと、「子ども達の関係世界がせまい」という意見が多くでてきました。学校の友達関係が対象の全てになると、途端に息苦しくなりストレスを感じる。そもそも、昔のような農業中心の共同生活が崩壊しているので各家庭でバラバラの環境で育った子どもたちが、ただ集まってもうまく関係がつくれるわけがなく、出来たとしても上辺だけの関係でしょう。学校でも授業を一緒に受けるだけで、共通の課題をチームで実践するような体験は稀。さらにコロナ禍が追い打ちを掛け、個人個人に分断しています。
文部科学省の分科会では、「子どもの育ちの現状」について、以下のように記載されています。地域社会の教育力の低下、家庭の教育力の低下が主な原因と分析されており、確かにと頷くことばかりです。
・近年の幼児の育ちについては,基本的な生活習慣や態度が身についていない,他者とのかかわりが苦手,自制心や耐性,規範意識が十分に育っていない,運動能力が低下しているなどの課題が指摘されている。
また,小学校1年生などのクラスにおいて,学習に集中できない,教員の話が聞けずに授業が成立しないなど学級がうまく機能しない状況が見られる。
加えて,近年の子どもたちは,多くの情報に囲まれた環境にいるため,世の中についての知識は増えているものの,その知識は断片的で受け身的なものが多く,学びに対する意欲や関心が低いとの指摘がある。
そもそも、地域、家庭の教育力が低下したのはなんで?と考えると、「共同体の解体」が大きな転換点であることが分かります。

続きを読む "【子ども達の意識】関係世界がせまいのはなんで?"
posted by sai-nao at : 2022.11.23
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.19
若手の落ち込み?その意識の深層は?①
仕事をしていると、トラブルというものは、どこかで必ず出てくるものです。
何で、相手が不満な気持ちになったのか。何が不十分だったのか、次にどうしたら良いのか。相手に想いをはせながら、見つめていく必要がありますよね。
ですが、トラブルが起きると、その対応に苦慮し、上司の指導も身に染みて、落ち込むばかり。落ち込むだけ、落ち込んで、結局次に活かされない。という現実も少なくありません。
さて、今日は、企業における若手を指導する立場の上司の悩めるお話を扱ってみます。
この追求に入るためにも、そもそも指導を受けた時の若手の意識はどんなものなのでしょうか。若手メンバーにも聞いてみました。※ちなみに、この話。母親に叱られる子どもの状態にも似ているかもしれません(^^
・上司から指導を受けた時は、「このレベルの仕事さえできないのか。それでは、君はここまでの仕事で結構だ。」と、仕事を任される範囲が少なくなってしまい、頼りにされなくなる感覚。(若手男子)
・そんな失敗をしてしまったら、今までつくり上げてきた、相手との信頼関係も、全て崩れていきそう。近ければ近い存在ほど、関係が離れていきそうで怖い。(中堅女子)
・そもそも、信頼できる関係として、相手を見れていないような気がする。信頼関係ってどうやったら身につくのか。。(若手女子)
共通するのは、漠然とした不安。
せっかく期待がけした言葉(指導)が、若手にとっては重荷になる。それらの不安(意識)を脱して、前を向いていくためには、どのような声をかけて、期待をしたら良いのか。若手共通の不安の出所は何なのか?そこには、男女の違いもあるのか。
上の世代と下の世代。それらを繋げていくためにも、若手の意識潮流を紐解いてみたいと思います。次回もお楽しみに。

posted by oguma at : 2022.11.19
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.17
「マスク生活」が子どもの表情・感情を奪う
もうすぐ小学生になる息子をもつ父親ですが、ここ数年の子供たちの様子・学校を始めとする教育現場の変わりようを見聞きする度、これからの子供たちは大丈夫かなと、少し心配になることがあります。
ただでさえ今の子供たちは宿題と習い事が詰め込まれ、そのスケジュールは大人たちよりも忙しいと聞くし、外で思い切り遊ぶ機会・そもそも遊べる場所も格段に減っている。最近は小学校の昼休み時間でさえ、外には出ず教室にいたままだったり図書室にいったりする子供たちが過半だとか。自分が子供だった頃を振り返ると、信じられないことばかりです。
幼少期は特に、豊かな人間性を育むうえで重要な時期と聞きます。しかし現実にそのような場は極端に減少。そんな中でのコロナ禍。
『マスクを着けたままの生活』が当たり前になってしまった社会は、子供たちの成長にどんな影響を与えるのか。
根拠なき推論ではなく、できる限り事実に即した観点から、考えていきたいと思います。
以下、【マスク社会が危ない~子どもの発達に「毎日マスク」はどう影響するか?】(宝島社 著:明和政子)より抜粋引用。
●「サル真似」がヒト進化の基盤
・乳幼児期とは、相手の心を理解する能力や言語を獲得していくきわめて重要な時期です。こうした学びを可能にするのは、ヒトだけが持っているある特別な能力です。それが「サル真似」です。
「サル真似」という言葉には、「創造性に欠ける」「誰にでもできる」といったあまり良くないイメージがあると思います。しかしこれは間違いです。実は、サル真似をする霊長類はヒトだけであり、サル真似こそがヒトの発達を支える基盤になっているのです。
・ヒトは言葉を話し始める前から、他者の表情や行為を積極的に真似し始めます。ここには、相手の行為を自分の行為と鏡のように照らし合わせる「ミラーニューロン」という神経ネットワークが関与しているとみられます。
目の前の人がニコッと笑顔を浮かべている、悲しんでいる、怒っている。乳児は、生後数ヶ月でそうした喜怒哀楽の表情を「区別」できるようになりますが、いまだこの段階では、その人の心を「理解」するには至っていません。そこに至るには、もうひとつ重要なプロセスを経る必要があります。それが真似です。・相手の笑顔を、自分でも真似してみる。その時に乳児は、自分自身が笑うという身体経験によって心地よさを感じます。その経験を、目の前にいる人の笑顔に鏡のように照らし合わせていくことによって、「この人は嬉しいんだ」という心の理解が可能となるのです。
●「表情を読めない」子供たち
・周りの大人がいつもマスクをしていたとしても、家庭ではお母さん、お父さんがマスクを外して表情を見せているからまったく問題ない、という意見があるかもしれません。
しかし、ある表情(シグナル)はこういう意味を持っている(シンボル)という理解を、お母さん、お父さんといったごく身近な人との間だけでなく、家族以外のさまざまな他者にも当てはめ、広げていく必要があります。これを「般化」学習と言いますが、これこそが社会性を育むために必要となるプロセスです。
・現代社会において、乳幼児の社会性を育む場として大きな役割を果たしているのは、保育園やこども園、幼稚園などでしょう。こうした時空間で、子どもたちは多種多様な人々の表情やふるまいに触れる機会を多く得てきました。しかし、マスク着用が日常的に求められる今、子供たちは相手がどのような表情をしているのかを理解することは難しく、また、それを真似する機会も乏しくなっています。
・園で子どもと接してくださっている先生方からは、「子どもたちに笑顔を向けても反応が薄い」「子どもたちに思いが伝わっていないように感じる」といった声が上がっています。先生がマスクをしていると、子どもたちにとっては大人が想像する以上に、相手の表情を読み取ることが難しいのです。また、自分が笑ったときにも、先生が笑い返してくれているかどうかが分からないわけです。
特に小さな子どもは、相手の顔を見るとき、目以上に口元を注視する、と聞いたこともあります。
真似をしながら、相手の気持ちも自分の気持ちも理解していく。やはり乳幼児期は、後の人間性を育むうえで大変重要な時期であることが分かります。
海外の研究機関からは、「マスク生活」が子どもの発達に与える影響を指摘する分析も出始めています。
・2022年4月4日、BBC(英国国営放送)が、気になる記事を配信しました。英国教育水準監査局という、日本でいう文部科学省の第三者研究機関にあたる公的機関があります。その機関が、コロナ禍での英国の子どもたちの現状についての報告書を公表したという内容です。
それによるとコロナ禍の2年で、すべての子どもではありませんが、相当数の子どもたちに、言語の獲得の遅れや表情の乏しさ、不安傾向といったマイナスの影響が出ているそうです。
このような指摘と分析は、日本国内ではまだまだ少ないのではないでしょうか。ただマスコミをはじめ世間の風潮に流されることなく、子どもたちの意識の変化・その背景にある構造を捉えながら、これからの子育て・教育について引続き追求していきたいと思います。

posted by negi at : 2022.11.17
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.12
「やる気」なんて存在しなかった!行動するから湧いてくるもの。脳のしくみを知れば生きやすくなる♪
やる気、活力、意欲、モチベーション、、、、
世の中には、「やる気」を上げるための本やブログ記事がたくさんあるように、誰もが「『やる気を出す』にはどうしたらよいか?」の答えを求めています。やる気を上げるって、難しいですよね。。。
周りのメンバーたちと議論する中でも、
- 息子を塾に通わせるお母さんから、「うちの子がなかなか勉強しなくって、どう声をかけたら良いのか?先生、どうしたらよいですか?」という相談がよくきます。(先生である)私自身、生徒に「いいね!この調子!」とか声掛けしか方法を知らないことに気付いて。本当に子どものやる気を上げて、自ら勉強したり、挑戦したりしてもらうにはどうしたらよいのか知りたい。(塾の先生_若手)
- 後輩指導。一緒に仕事をしている時に、言われたこと以上の成果になかなか行かないし、もっと面白いところがいっぱいあるのに面白くなさそうなのが気になる。どうやったら、後輩のやる気を上げられるのだろう。(会社員_中堅)
- 状況を共有したり、期待を掛けるとやる気が上がるが、その持続期間はもって数日。継続してやる気がある状態にするにはどう接していったら良いのだろうか?(会社員_ベテラン)
こども達や周りの仲間たちのやる気を上げるにはどうするか?とみんなが悩んでます!
何なら相手のどころか、自分自身のやる気の上げ方も分かっていなかったりしますよね
むしろ「なんでやる気がでないんだろう…ダメじゃん」と自分を責めて苦しくなってしまうことなんてあるある・・・
それほど「やる気を上げる」というのは、至難の業なのです!
こんなにみんなを悩ませる「やる気」。でも、実は、科学的には存在しない概念だったのです!
>人間は、行動を起こすから「やる気」が出てくる生き物なんです。
仕事、勉強、家事などのやらないといけないことは、最初は面倒でも、やりはじめると気分がノッてきて作業がはかどる。そうした行動の結果を「やる気」が出たから…と考えているだけなんですよ。
>「やる気が出ない」から行動を起こせないというのは…?
>それは心理的にありもしない壁を勝手につくっている状態。「やる気が出ない」というのは虚構にすぎません。だから、面倒なときほどあれこれ考えずに、さっさと始めてしまえばいいんです。「やる気を出すにはどうすれば…」と考えるだけで行動しないことは、時間の無駄でしかありません。
(「簡単にやる気を出す方法を教えてください!」→脳研究者「やる気なんて存在しない」)
なんと「やる気を上げるには?」と考えること自体が、ピント外れだったということですね!(照)
重要なのは、まず身体を動かすこと。そこから脳が動き出し、いろいろな感情、活力というものが出てきます。
動かなければ、考えているつもりでもなにも出てきません。
だって、そもそも「脳はサボるのが当たり前」で大体は「省エネモード」なんだから!!衝撃です。
>脳には「さぼる」機能がついている
他の臓器に比べエネルギー消費量が非常に大きい脳。ですが、体の他の臓器もエネルギーを必要とするので、大食漢である脳にばかりエネルギー供給するわけにはいきません。
そのため、脳には、外からの「刺激」が少なければ活動を抑制するという「省エネ」の機能がついています。いわゆる「さぼる」という機能が脳には備わっているのです。
(脳科学から見たやる気の出し方)
行動を起こすから、脳が活性化するという体の仕組み。
人類本来のやる気の源は、身体を動かすこと。
そんなシンプルなことなの?!でもその仕組みさえ分かってしまえば、相手や自分のやる気を上げるためには1分でも10分でも動いてみること、それだけなのでやれることは沢山ありますよね★
そして、動いている最中にどんどん気分が乗ってくるようなことはよくありますが、この時どのような物質が分泌されているのか?より促進させるには?とさらに深めていけるポイントがまだまだ隠されています。
さて、そのポイントとは何なのか。具体的な事例を通じて次深堀りしていきます♪お楽しみに!

続きを読む "「やる気」なんて存在しなかった!行動するから湧いてくるもの。脳のしくみを知れば生きやすくなる♪"
posted by toyosima at : 2022.11.12
| コメント (1件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.11
【コラム】「字が汚い」どうしたらいい?字が汚いにもいろんな段階があるのです。
「うちの子、字が汚いんです(><)」という相談をよくいただきます。
よく聞くのは、お手紙交換をよくする女の子のほうが字がキレイということ!
それは文字を相手に伝えるために書くからと言われていますが、「字が汚い」にもいろんな段階があるのです。
1 文字以前に、おしゃべり(意思の疎通)はできますか?
2 そもそも、字がキレイにかけない?
3 キレイにかける時もあるけど、宿題の字が汚い?
1 おしゃべりして、意思の疎通が出来ているのならば、言葉の基盤は◎
伝えたい!その気持ちを育てそう。
そもそも言葉は、本質を掴み、その掴んだ感覚を周りとすり合わせるために生まれました。
(もっと詳しく知りたい方はこちらをクリック)
だからまず、おしゃべりして、意思の疎通が出来ているのならば、言葉の基盤は◎です!!
子どもたちとおしゃべりする上で大切にしてほしいのは、最後まで聞くこと。話を否定しないこと。
要領を得ない、ダラダラ話が続く・・・などあるかもしれませんが、まずは伝えたい!と思っているその思いを受け取りましょう♪
そうやって伝えたい想いを育て、言葉にする練習を何度もする中で表現力が磨かれます。
2 文字はバランスが命♪体を思い通りに動かすトレーニングが必要です。
文字は手先の事だけと思いがちですが、姿勢、鉛筆の持ち方など体全体のバランスも影響してきます!
参考投稿
・きれいな字を書く人は体の使い方がうまかった! あなたは「まっすぐな線」引けますか?
お子さんは、リズムに合わせて動くなど、自分の体を思い通りに動かすことはできますか?まずは文字の前に体を動かすから始めてみた方が上手くいくかもしれません!
・【肌感覚に学ぶ】幼少期だからこそ育みたい。「からだ・こころ・あたま」をつなぐ感覚統合。
3 キレイにかけるときもあるけど、宿題の字が汚い?!
きっと一番多いのはこれ!キレイに書ける時もあるけれど・・・
宿題の漢字練習の時の文字が汚すぎる!お直しが多すぎる!イライラという場面ではないでしょうか。
例えば、「漢字の宿題をする」にしてもいろんな期待が入っています。
漢字を覚えてほしい、正しい姿勢で書いてほしい、集中して書いてほしい、キレイに書いてほしい。
そのすべてが統合して始めたバランスの良い字がかけるというのはありますが、一気にあれもこれもはしんどくなってしまう子もいます。
親がやりがちなのが、出来たところではなく、目につきやすい出来なった事ばかり注意してしまうこと。それではやる気にならないのも当たり前です。
どこから磨いていくのかは状況によって様々ですが、よくなったところ、子ども自身が頑張ろうとしている変化を感じ、その変化ポイントを言葉にして伝えていきましょう!!
そして、そもそも実は字がきたない人ほど頭がいいという切り口や 海外では文字は個性だからキレイも嫌いもないなんて事例もあるのです。
宿題はちゃんとやるもの、字はキレイに書くもの。などなど、いつでもどこでも完璧を求めすぎると子ども自身も疲れてしまいます。
逆に心配を恐れるあまり挑戦しない子になってしまう可能性も!!!
たかが“字をキレイ”と思うかもしれませんが、これだけたくさんの切り口が詰まっていました!
お子さんはどのタイプでしたか?
お子さんをよく見て、声をかけてみて、変化を感じてみてください☆

続きを読む "【コラム】「字が汚い」どうしたらいい?字が汚いにもいろんな段階があるのです。"
posted by mineyama at : 2022.11.11
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.11.05
「子育て・人材育成・集団づくり」の理論と実践を追求していきます!
子育て・教育をテーマに追求を深める本ブログは、この秋から新メンバーを加え、総勢20名で運営していきます。教育の現場に立つメンバーも多く迎え入れたので、より一層、実践内容を生々しく記事にしていきたいと思います。よろしくお願いします。
さて、これから追求していくテーマを簡単に紹介します。
1.哺乳類・人類本来の子育て
・生命原理に則った子育てとは?子育ては、いつから始まった?
・子育て期間ってどのように変化してる?それは何で?
・哺乳類の子育て(~人類まで)は、何をすることなのか?
・現在の子育てのおかしさは?⇒どうする?
2.年代別の子育てどうする?男の子と女の子はどのように育てる?
・乳児期の子育て⇒スキンシップの効用・手あての効用 ⇒その仕組みは?分泌物質は?
・幼児期の子育て⇒イヤイヤ期・何で?期・脳進化を紐解く。
・小学生、中学生の成長過程では、どのような変化が起こっているのか?遊びの効用は?
・思春期の仕組みの解明。20代でも思春期はあるの?
3.20代の人材育成どうする?社内の人材育成どうする?
・若者の意識潮流の解明。役に立ちたい意識、嫌われたくない意識。底流にあるものは?
・活力って何?活力は上がるものなの?何が分泌されているの?
・仕事ができるようになるためには?(それを、やる気を上げる方向で追求!)
・男の人材育成どうする?女の人材育成どうする?上司・先輩・後輩との関係は?人間関係に焦点。
・集団をまとめる力とは?つなぐ力とは?
4.家庭どうする?職場どうする?(学校どうする?)
・家庭って何?家庭の誕生。家庭ができた背景。家庭の構造の変化。歴史史実。
・今、家庭では何が起きているのか?家庭内暴力。児童虐待。⇒可能性系は?ビジネスパートナー?
・母親の現実に迫る。意識はどこに向かう?→生々しい保護者相談場面から。
・共同保育の可能性は。職場との関係どうする?働く女性の意識は?新しい集団の在り方は?
盛りだくさんのテーマですが、3つのグループで運営していきたいと思います。
私たちが大切にすることは、自然体で、活力が湧く「子育て」を追求していくことであり、それは即ち、企業であれば社内の人材育成にも繋がり、家庭や職場を超えた集団のつくり方にも繋がっていくと考えています。こども達や若者が、まわりとの人間関係を築いていけるように、世界を広げていけるように、そして、誰もが活力を増していけるように。本ブログで追求していきます!

続きを読む "「子育て・人材育成・集団づくり」の理論と実践を追求していきます!"
posted by oguma at : 2022.11.05
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList
2022.10.30
【知能進化を紐解く】生物進化に学ぶ本来の人材育成~実践編
(画像はコチラからお借りしました。)
男性ホルモン=テストステロン、女性ホルモンのエストロゲン・プロゲステロンの役割と分泌を深掘りすることで、男と女がまったく別の生き物といえるくらい、大きな違いがあるのです。(過去記事)
新たな世界に飛び込むことが、男の性を高めていく男性
日々の変化を絶妙なバランスで、しなやかに対応できるの女性
人類がこのように身体の仕組みを進化させることで、集団として生き延びてきたのだと思うと、お互いの性への感謝感が湧いてきます。
今回の記事では実践編として、学校でも会社でも家庭でも、どんなところに違いが表れるのか、身近な事例から違いを見ていきましょう。

続きを読む "【知能進化を紐解く】生物進化に学ぶ本来の人材育成~実践編"
posted by suzu-kun at : 2022.10.30
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
TweetList