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肌で感じ、心で感じることの積み重ねの中で、私たちの知能は進化してきた

「知能進化を紐解く」シリーズでは、私たちの生きる活力や、日々感じる感謝や謝罪の気持ち、人間関係で感じる安心感や葛藤、そして子育てや人材育成、男女の特性、世代特有の壁や可能性など、多岐に渡って様々な角度から追求してきました。
改めて人を知ることって難しいと感じると同時に、私たちは人の根本や仕組をあまり理解できていないのかもしれないと感じることも多かったです。
そして、そのぶんたくさんの気づきもありました。

・皮膚感覚や五感こそが知能進化の鍵を握っている
まずは、子どもが大好きなスキンシップから [1]

・人間の発達段階には周期があり、その年代で獲得する体験こそが知能発達の土台となる
脳の発達には順番がある。イヤイヤ期こそが知能進化の最初のターニングポイント!? [2]
植物にたとえるこどもの成長~種の状態から花開くまでの「発達の4段階」~ [3]
シナプスの刈り込みによる知能進化 [4]

・人間は集団で適応する動物ゆえ、社会に所属することで幾つになっても進化できる
身心の変化が知能進化を生み出す [5]

・身心のみならず知能の活性化においても駆動物質が鍵を握っている
個を超えて集団の中で磨かれる適応力(活力ホルモン:テストステロンの作用から見る) [6]
思春期、体の中ではどんなことが起こっている?!~女性編~ [7]

私たちは社会の中で壁や課題にぶつかった時、その環境や事象自体を固定的に捉えてしまい、発想や行動が広がらなくなってしまいがちですが、実はそんなことはなくて、歴史を遡ったり、生命の原理から学んでみたりすることで、固定的な枠にとらわれてしまっていることに気づくこともできるし、見えてくる可能性も広がっていく。
そして、そのような思考と行動を繰り返すことこそが、知能の進化を生み出してきたことに気づいたりもする。

巷には、子育てや人材育成に関するマニュアル本が溢れるほど存在していますが、手法を身につけるだけでなく、そもそもの私たち人間の仕組みを理解することで、より一体化でき相手に寄り添えるのではないか?そんな気持ちを強く持つようにもなりました。
※実際に仕事を一緒にする仲間に対しての見方や感情にも一体化しやすくなる。

肌で感じ、心で感じることの積み重ねの中で、私たちの知能が進化してきたように、これからも日々の人間関係の中で触れ合い、湧き上がる感情に向き合い、具体的に掘り下げて、周りの仲間と共有・実践していくことで、新しい人間関係や、集団のあり方を発見していきたいと思います。

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