2007.06.24

学校ってどうなってるの?8~日教組って何?~

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学校や教師の有り様を考えるとき何かと問題となる「日教組」ですが、折角なので少し調べてみました。

日本教職員組合(日教組)は、

1947年(昭和22年)第二次大戦直後に「教え子を再び戦場に送るな、青年よ再び銃を取るな」を標語として設立、教師の倫理綱領を定めて新しい教員の姿を模索しつつ文部大臣らと団体交渉を行う労働組合でした。

実は、GHQの民主化政策の一つに労働組合の育成があったようです。

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posted by saito at : 2007.06.24 | コメント (2件) | トラックバック (1) List   

2007.06.24

学校ってどうなっているの7-教師を取り巻く状況(教員志願倍率の低下・・・)

 学校のいじめ問題が大きい問題として扱われています。マスコミも大きく取り上げてますが、マスコミに叩かれている教師の実態はどうなのか?調べてみました。 :tikara:

 現在、ほぼ全国の教員養成学部で志願倍率が軒並み低下しているそうです。また教員採用試験も東京など大都市部で倍率が低下しているそうです。現在、団塊世代の教員の大量退職期にあり、かつ大都市部での子どもの数はそれほど減ってないので、今後数年間は教員の大量採用が続くと見込まれている。つまり教師になり易くなっているのに、教師志望者が減少している現象が起きているのです! 😮

 なぜ人気が落ちてきているのか?
教師は一般には休みが多いとか、その割には給与が良いと言われたりしますが・・・。

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posted by hoop200 at : 2007.06.24 | コメント (0件) | トラックバック (1) List   

2007.06.23

DVの実態を探る(4) 親権神話って?

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親権という言葉は、離婚訴訟のときによく登場するが、
実は虐待を受けている子供を救おうとした時に大きな壁になっている。

いまやあたりまえのように使われている、親権という観念の病理性を明らかにしてみたい。

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posted by wyama at : 2007.06.23 | コメント (5件) | トラックバック (1) List   

2007.06.22

DVの実態を探る(3)被害者の意識 なぜ,DVから逃げられないのか?

DVが増えているのか、減っているのか?
間違いなく相談件数は、増えている。
ここでは、いったん数に終始することなく、原因に迫ってみたいと思います。
女性相談マニュアルより

【ドメスティックバイオレンスのサイクル】
ハネムーン期→緊張の蓄積期→暴力の爆発期→ハネムーン期→
(暴力は繰り返される)

長期間,暴力を受けて生活をしていると,DV被害者は正常な判断力や行動力,自尊心
などが奪われて無気力状態となり,暴力の悪循環から逃れることができなくなっていきま
す。

Q なぜ,DV被害者は暴力から逃げられないのでしょうか?
被害者が「逃げない。」「逃げられない。」という背景には様々な問題が存在します。

・経済的依存
  ~夫がいなければ生活していけない。
・親,妻としての責任感,罪悪感
  ~私がいたらない。子どもに申し訳ない。
・自立への不安
  ~ひとりで生活していけない。
・根拠のない楽観主義
  ~暴力はおさまる。状況はいずれよくなるという思い込み。
・救世主としての誤解
  ~自分がいなければ夫を救えない。
・周囲への対面,屈辱感
  ~周囲の人に知られることを恥,屈辱とする思い
・絶望感,あきらめ,否定
  ~他人はもっとひどい暴力を受けているという思い
・報復への恐怖
  ~家を出ようとしたり,誰かに相談したことがわかるともっとひどい暴力を受けるのではと
いう恐怖
・支援の不足,孤立感
  ~支援をしてくれる親戚,知人がいない。相談先がわからない。
・愛情,執着
  ~愛された記憶や自分が愛情を注いだことへの執着
・マイナスな自己存在価値
  ~暴力をふるわれる自分に存在価値を確認する真理

が挙げられています。

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posted by sodan at : 2007.06.22 | コメント (9件) | トラックバック (0) List   

2007.06.21

DVの実態を探る(2) DV加害者の意識って?

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最近増え続けて続けているとされる配偶者暴力(DV)ですが、大きな社会問題となったことでDV防止法といった法律が作られたり、各自治体においては相談センターやDVシェルターが整備されたりといった対策が講じられています。

ではそれによってDVが減少する方向へ向かっているかといえば、最近のニュース記事のように減るどころかますます増加傾向にあるといいます。やはりいじめの問題などと同様に、それらの取り組みは全て対処療法的なものに留まっており、根本的な原因追求とその解決方法は宙に浮いたままと感じざるを得ません。それはそもそも問題の立て方がおかしいのでしょうね。DVの問題をその当事者(家族)の問題として捉えている以上、当事者以外の人々は傍観者となり社会問題としての課題意識は生じないでしょう。

DVはその家族や加害者の問題なのでしょうか?

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posted by hiroaki at : 2007.06.21 | コメント (7件) | トラックバック (0) List   

2007.06.20

学校に理不尽な要求や抗議を行なう親

 先日、読売新聞の朝刊1面に「理不尽な親 学校困った」といったタイトルの記事が掲載されました。 😯

 子供の通う学校に理不尽な要求や抗議を行なう親に、全国の公立小中学校や教育委員会が苦慮している実態が、読売新聞の調査で明らかになった。調査に応じた67の主要都市の教委のうち、40教委がこうした親の実例を把握し、18教委ではクレームに対応するための専門職員の配置や教員研修といった対策を実施していた。政府の教育再生会議も第2次報告で、専門家チームを設ける必要性を指摘しており、親のクレーム対処が教育現場の大きな課題となっている。

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posted by souquet at : 2007.06.20 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2007.06.20

DVの実態を探る(1) ホントのとろこ、どーなの?

ニュース~DV相談、過去最高の5万8000件~

のエントリーでsashowさんからの提案もあったので、少し調べてみることに。

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しかし、ちょっと調べただけで、なんとも納得のいかない状況に遭遇 🙄 。

報道だけを見ると、いかにもDV増えてます!!といった感じではありますが、実態は大騒ぎするほど増えている訳でも無さそう。

続き、気になりますよね?

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posted by kawait at : 2007.06.20 | コメント (5件) | トラックバック (1) List   

2007.06.18

学校に“顧問弁護士” 保護者のクレームに対応 港区が新制度

表題の記事はiza!β版6月14日付のニュースです。 😯

学校に対する親らからの理不尽な要求やクレームで教員が法律的なトラブルに巻き込まれることを防ぐため、東京都港区は契約した弁護士に区立の小中学校などが直接相談できる制度を始めた。
“顧問弁護士”を置くような制度は、全国でも珍しいという。

 区によると、校外でけんかをした子供の親が学校側に責任をとるよう求めたり、教員が子供の親権争いをする両親の対立にまきこまれたりするなど、学校が法律的なトラブルに巻き込まれるケースが年々増えているという。さらに、体育祭の音がうるさいと、近隣住民から損害賠償を求められたこともあったという。

 このため区は、250万円で5人の弁護士と契約。トラブルがあった場合、弁護士事務所に出向いて相談するほか、緊急時は学校で面談したり、電話相談に応じたりする。弁護士の受け持ちは、芝、赤坂などの5つの総合支所の管轄に対応するという。

 これまで、トラブルがあるたび、教諭らは対応に追われてきた。しかし、今回の制度導入で、区教育委員会は「学校が本来の学校教育や生活指導などにエネルギーを傾注できる。良好な教育環境を維持する大きな支援策になる」としている。

 また、給食費滞納の督促も学校の事務員が対応しており、法律上の効果は手探り状態だった。この制度を利用することで、効果的なアドバイスが得られると学校側の期待も大きい。

 「地域ごとに担当弁護士が決まっているため、学校とも親しくなり、より気軽に相談ができるようになるのでは」と、区教委では話している。

最近自己中の保護者による“イチャモン”が急増! (下記参照) それに対する学校側もその対応に乗り出したようです。今後の成り行きに注目です

学校の悲鳴…急増する「イチャモン保護者」
なぜ、うちの子がピラミッドの上でないのか? 保護者とトラブル、訴えられたら…

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posted by sashow at : 2007.06.18 | コメント (3件) | トラックバック (1) List   

2007.06.16

ニュース~DV相談、過去最高の5万8000件~

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読売新聞6月14日のニュースです

家庭崩壊の一現象 ・・・ マスマス加速中 です。
報告が5万8千件だとすると・・・実数は・・・かなり多いはず・・・
なんで 増えたのか 追求テーマ としてもいいですね。
今日は取合えず報告まで 😉

各都道府県などが設置する配偶者暴力相談支援センターに昨年度寄せられた相談件数が過去最高の5万8528件に上り、2002年度の約1・6倍になったことが、内閣府の調査で分かった。

 センターの数が増え、女性が配偶者暴力(DV)について相談しやすい環境整備が進んだことも背景にある。内閣府では「まだ相談できない人たちがおり、センターは依然として少ない」と見ており、実態はさらに深刻だとの見方を示した。

 内閣府によると、相談件数は02年度が3万5943件だったが、05年度に5万件を超え、昨年度は02年度の約1・6倍となった。裁判所による保護命令の発令件数も、昨年は過去最高の2208件で、02年の1128件から、ほぼ倍増した。

(2007年6月14日 読売新聞)

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posted by sashow at : 2007.06.16 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2007.06.15

学校ってどうなってるの?6~先の見えない教師という仕事~

少し古いですが、2002年に、神戸新聞に掲載された『嘘だと言って【教師のわいせつ事件考】』を読んでみました。わいせつ事件は、教師の下半身の実態を明らかにするとともに、さらに、学校の教師の取り巻く圧力状況を理解することができる事例だと思います。
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学校ってどうなってるの?6【シリーズ第六段】は、【学校ってどうなってるの?4~教師のわいせつ行為~】から、先の見えない【教師という仕事】を捉えてみたいと思います。

『嘘だと言って【教師のわいせつ事件考】』 の詳細分析は、続きに記載してありますので、参照下さい。

 昨今、マスコミをにぎわせている、教師のわいせつ行為や疲弊、うつなどの精神疾患増加、校内暴力、不登校やひきこもり、体罰や学級崩壊、学力低下などの学校を取り巻く問題が発生しているのは、なんでしょうか?

一つの仮説を立ててみました。

私たちは、どんな仕事をするにも、仕事を頼んでくれた人や期待を寄せてくれる人の要望に応えられることで、日々、充足を感じています。仕事だけでなく、私たちの日常の全ての言動は、みんなの期待に応えるためにという意識を少なからずもっているでしょう。教師という仕事も同じで、しかも、教育という将来を担う子供を育てる仕事は、私たちの仕事よりも、期待がもっとも高い仕事で、普通であれば、がんばろうとしすぎてしまう部分があるのでしょう。期待が高いゆえに、その圧力も高く、答えのない密室空間での教師たちは、空焚き状態になっていると思われます。

では、教師たちを取り巻く圧力とは一体なんであろうか?巨視的に列挙してみました。

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1)答えのない社会からの収束不全という圧力
・教育といえば、昔は、いい大学に入りいい企業に就職し、いい生活をするという私権社会に勝ち残るためのすべを教えることが主眼となっていましたが、昨今、その原理が総崩れとなり、教育に携わる教師の生徒への教育方針が見えない状況に陥っていることは否めません。

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2)マスコミのバッシングという圧力
・昨今、なんでもいいからでっち上げ、捏造するマスコミの教師の不祥事は格好の報道ネタになり、不祥事を起こす教師は許さん!という社会共認を形成させ教師を追い込む圧力があります。
 

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3)政府、教育委員会、文部科学省、教育再生会議なるものや、規制圧力とがんじがらめの教育学習指導要領からの圧力
・多くの改革が叫ばれる中、お上からの方針を忠実に実践しようとしても、一向に現場が改善されないことからくるお上圧力。

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4)生徒やPTAからの理不尽な要求と圧力、その醜聞などの口コミ流布など
・給食費無払いなどに代表される、子育てパパ、教育ママ、子供たちを囲い込む親=PTAからの理不尽な圧力や要求に時間がとられ、対応に苦慮している実態。さらに、そんな親に育てられた病的ともいえる精神・性格欠陥児の増加とそれへの個別対応など、下からの突き上げ圧力が、年々増加。生徒も、わがままし放題。

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5)学校内の教師同士の協働性のないことでの個人課題への押し付け圧力、不透明な学校運営からの圧力
・教材は自ら作るしかなく、自宅に持ち帰っても行い、平均12~14時間の土日の休みもない仕事。教師間の協働作業の不可能な実態から、孤立する教師。仕事をする教師と仕事をしない教師の明確な落差・断層なのからの不満、疲弊。

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6)個性、平等、平和、自由、愛、人権などの近代思想の呪縛から離れられない圧力
・生徒の仲間意識の強さ、自我抑制、社会・親たちの不正は許さないという圧力と相反する個性教育や近代観念に裏づけされた教育

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7)給料は、労働時間に対しては、低く、評価なし、課題なし、期待なしという教師という仕事の不全圧力
・やることは多いが、教師としての成果評価、期待が見えないという不全。自分の授業に自信があっても、PTAや生徒などの周りから駄目だし。何を教えたらいいのか?分からないとう不安

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8)当てにならない要求主義の労働組合『日教組』他への不全と圧力・かつては、労働環境などの改善を提起して獲得してきた労働組合の衰弱とそれへの参加意識の低下。要求だけの労組なんか誰も期待できず、ただ、教師個人へとばらばらになってゆく学校組織の孤立無縁化。

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9)何よりも学校、クラスを統合する、まとめるという先が見えない未明課題からの圧力
・力の序列原理という力技で学校やクラスを統合しようとする方法論に破綻とその先の統合方法が見えない不安と軋轢。

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10)もともと、教育とは、集団の中で集団をまとめる為に必要不可欠なもの。それは、性を含めた心を体と頭が一体で、集団の営みそのものであり、仮想集団という学校における統合限界からくる不全。

さて、このような雁字搦めの圧力下において、何を活力源として、教師は仕事をしているのでしょうか?それは、食う為でしょうか?お金をもうける為でしょうか?そういう人もいるでしょう。しかし、まじめな熱血、熱心な教師ほど、わいせつ行為に及ぶ共通項が見られるようです。 

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posted by 2310 at : 2007.06.15 | コメント (4件) | トラックバック (1) List