DVの実態を探る(4) 親権神話って? |
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2007年06月24日
学校ってどうなっているの7-教師を取り巻く状況(教員志願倍率の低下・・・)
学校のいじめ問題が大きい問題として扱われています。マスコミも大きく取り上げてますが、マスコミに叩かれている教師の実態はどうなのか?調べてみました。 :tikara:
現在、ほぼ全国の教員養成学部で志願倍率が軒並み低下しているそうです。また教員採用試験も東京など大都市部で倍率が低下しているそうです。現在、団塊世代の教員の大量退職期にあり、かつ大都市部での子どもの数はそれほど減ってないので、今後数年間は教員の大量採用が続くと見込まれている。つまり教師になり易くなっているのに、教師志望者が減少している現象が起きているのです! 😮
なぜ人気が落ちてきているのか?
教師は一般には休みが多いとか、その割には給与が良いと言われたりしますが・・・。
ここで、良い資料が見つかりました。
はてなダイアリーさんの「日本の教師を取り巻く不気味な現状」
の中に教師に関するデータが引用されていました。
週刊東洋経済(東洋経済新報社:2007年1月)が元ネタですが興味ある記事なので、引用します。 http://d.hatena.ne.jp/Maybe-na/searchdiary?word=%2a%5b%b6%b5%b0%e9%5d
◇教師の時間のなさ
気づく点は、教師はイメージとは裏腹に、残業が多い人が結構いること。また1日のうちの大部分が子どもにかかりきりであること。また労働に関しては、個人差があること。 😮
◇精神性疾患の増加
😮 驚くことは、東京都教職員の調査を見れば、健康の不安を感じる教師が全体の92%、仕事を続けられないと考える教師が全体の78%も占めるということ。いかに、現状の仕事に活力を感じれないかが浮き彫りになってます。 😯
◇保護者からの要求
非常に理不尽な要求をしてくる保護者が多いことに驚かされます。 😮 大阪大学の小野田教授のコメントが掲載されていますが、最近のイチャモンの特徴は「匿名性と権威性」だそうです。匿名性とは、名乗らず、姿を見せずにイチヤモンをつけること。権威性とは、担任教師を超えて、いきなり教育委員会や文部科学省、あるいは議員に訴えることだ。そこから、学校そして担任へとクレームが下りてくる。担任にしてみれば「なぜ自分に直接相談してくれないのか」と悩むことになる。・・・これって、課題は何となくあるけど、共有できない状況です。たしかに疲れそうです。 😯
◇教師の給与
今や、お金や身分が第一なんてみんな思ってない。それに教師が給与で優遇されているってたいした優遇額でないですね。 🙁
以上現在の教師の実態です。これ見ると、
一番大きい問題と感じるのは、教育の問題とは社会全体の問題なのに、その全体の課題が見えない。役割が見えない。評価が見えないということです。以上です。
投稿者 hoop200 : 2007年06月24日 TweetList
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