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2007年06月20日

DVの実態を探る(1) ホントのとろこ、どーなの?

ニュース~DV相談、過去最高の5万8000件~

のエントリーでsashowさんからの提案もあったので、少し調べてみることに。

dv.jpg

しかし、ちょっと調べただけで、なんとも納得のいかない状況に遭遇 🙄 。

報道だけを見ると、いかにもDV増えてます!!といった感じではありますが、実態は大騒ぎするほど増えている訳でも無さそう。

続き、気になりますよね?

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DVに近い事例として、児童虐待については例えば、こんな見解 もあります。

児童虐待の増加について

虐待の調査や相談件数をみると、ここ数年の虐待は劇的に増えているようだ。しかし、逆のデータも存在する。嬰児殺しは30年前の10分の1、小学生殺しは5分の1に減っている。”>虐待の調査や相談件数をみると、ここ数年の虐待は劇的に増えているようだ。しかし、逆のデータも存在する。嬰児殺しは30年前の10分の1、小学生殺しは5分の1に減っている。

深刻な虐待事例が多く報道されていることは事実ではあるが、こうした「調査」と称する観念の刷り込みや、加熱する報道などが、子育てをする母親の不安を煽り、また、「虐待」件数や相談件数を劇的に増加させてきた原因の一つではないか。”>深刻な虐待事例が多く報道されていることは事実ではあるが、こうした「調査」と称する観念の刷り込みや、加熱する報道などが、子育てをする母親の不安を煽り、また、「虐待」件数や相談件数を劇的に増加させてきた原因の一つではないか。


なるほど 😯

マスコミの過剰な報道こそが、人々に余計な不安要素を植え付けている。
確かに納得できます。 🙄

そこで、DVについてもいくつかのデーターを参照してみた。

内閣府男女共同参画局HPより

男女間における暴力に関する調査

配偶者からの被害経験 (PDF)

によると、H14年度とH17年度の配偶者からの被害経験-時系列比較 が掲載されている。

身体に対する暴行を受けた            H14年78%  H17年77.7% が、「全くない」と回答
いやがっているのに性的な行為を強要された H14年83.5% H17年87.8% が、「全くない」と回答

レポート上では、被害を受けた数がそれぞれ○○ポイント上昇、と強調されているが、実態は殆ど被害が無い、という回答が8割近く。H14~H17に掛けて、殆ど変わっていない。

また、いかにも恣意的な表現が、同HP上に見受けられる。

配偶者からの暴力被害者支援情報

加害者のタイプ

暴力を振るう加害者については、一定のタイプはなく、年齢、学歴、職種、年収に関係がないといわれます。人当たりが良く、社会的信用もあり、周囲の人からは「家で妻に対して暴力を振るっているとは想像できない」と思われている人もいます。

加害者が暴力を振るう理由は様々あると考えられますが、その背景には社会における男尊女卑の考え方の残存があると言われています。


加害者には一定のタイプが無い、といいながらも最後は「男尊女卑の残存」と締めくくっている。
とんでもない論理の飛躍 です。

男尊女卑の残存であるならば、男尊女卑の時代はDVだらけ だったのでしょうか?
いや、男尊女卑の時代なんてのが歴史上存在したのかすら、実は怪しいのですが。。。

実際に虐待やDVが増えてきている、という現実を否定する意図はありません。
が、どうにも情報の流し方に一定の思惑があるように思えてならないのです。

密室家庭は、そもそもどのような権利要求の元で誕生した場(家族制度)なのでしょうか?

そしてまた、その密室性ゆえに肥大する自我が、行き場を失って暴走を始めた事に対して、その解決策をひたすら法制度の整備に求める以外には無いのでしょうか?

どうにも、一方的な権利要求と、マスコミによる大本営発表的な香りがプンプン漂ってきます。

が、しかしこのような家庭に端を発する事件は、年々悪化の一途を辿っている事は事実。
法で守られた個人や家庭といった概念は、最早役立たずと言っても良いかもしれません。

既に形骸化しつつある「家庭」の限界から来る断末魔 😈 の叫び。

少なくとも、世の中の男女はお互いを充たし合い 、支えあう :tikara: 事の出来るかけがえの無い存在である事は、大昔から変わらぬ自然の摂理です。

しかし、その男女関係がお互いにいがみ合い、時に暴力を振るうような関係になってしまっては元も子もない 🙁 。

このようなおかしな状況に対する答えは、目先の法律を増やす事などではなく、法の根幹を成す憲法そのものの根本的なパラダイムシフトが必要なのではないかと思います。

何が男女関係を狂わせているのか?
(実態の解明と、家庭にまつわる法整備の概況などの追及)

そして、どうすれば真っ当な男女関係が再生されるのか?
(歴史に学びつつ、男女が充たしあえる為の環境の追究・整備)

期待し、応えあう仲になれるための具体論、ぜひみんなで考えて活きましょう

投稿者 kawait : 2007年06月20日 List   

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コメント

女子供は、殴られて初めて理解することもある。
犬猫畜生も同じ。
そもそもDVとは男の暴力しか問題にしていないのだが、その反対、女の暴力はなぜ問題にされないのだろうか?

投稿者 POIHHOB : 2007年6月21日 22:01

「男尊女卑」・・・・死語じゃないんですね
ってか、これを使っている男女同権論の方々は、本気でDVを無くそうと考えているのでしょうか?・・・・かなり怪しい。

投稿者 垂心 : 2007年6月21日 22:56

<POIHHOBさん
男側からの被害届けは、年間400件近くあるそうですよ。実はこちらの方も近年増加傾向にある。

しかし、男の場合大抵は「人に相談するほどの事でもない」と片付けているそうです。

それでも被害届けが出ているという現実をどう読み解くか、ですが。。

少なくとも、男と女の力関係がアンバランスであると言えそうです。

投稿者 かわい : 2007年6月22日 12:47

<垂心さん

男尊女卑って、ほんとーにある一面だけを切り取ればありえる話だとは思いますが、現実的に人類史を俯瞰した時に、実態として殆どそのような事実は無かったのではないかと思っています。

力の序列関係はあったとしても、常にその権力の旨みを得ている男と女、両者が存在していた訳ですから。

かなり『捏造』臭が漂いますよね。

投稿者 かわい : 2007年6月22日 12:53

>世の中の男女はお互いを充たし合い 、支えあう 事の出来るかけがえの無い存在である事は、大昔から変わらぬ自然の摂理

そのとおりだと思います。

これが見えないのは、多分、男女の関係を個人=ひとそれぞれで捉えているからでしょうね。

そもそも、男と女、生物で言えば、雄と雌。分かれたのは、なんで?という疑問にたどり着きます。

それは、僕らが恣意的に選択したわけでなく、生物の摂理そのものが、そうさせているんです。

生物は、生き残る=外圧に適応するために変異して、進化してきたんだから・・・

いろんな適応可能性の中で、生き残ってきたんだから、適応のために協働は当然ありえて、「支えあう」のは、自然の摂理でしょうね。

それを、個別に分断して、男女なんて考えるから、DVが起こるのでしょう。なんか、勝手きわまりないなぁ?と思うこのごろです。

投稿者 こん : 2007年6月22日 23:20

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