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学校に理不尽な要求や抗議を行なう親

 先日、読売新聞の朝刊1面に「理不尽な親 学校困った」といったタイトルの記事が掲載されました。 😯

 子供の通う学校に理不尽な要求や抗議を行なう親に、全国の公立小中学校や教育委員会が苦慮している実態が、読売新聞の調査で明らかになった。調査に応じた67の主要都市の教委のうち、40教委がこうした親の実例を把握し、18教委ではクレームに対応するための専門職員の配置や教員研修といった対策を実施していた。政府の教育再生会議も第2次報告で、専門家チームを設ける必要性を指摘しており、親のクレーム対処が教育現場の大きな課題となっている。

 

 調査対象は、全国の道府県庁所在地と政令市、東京23区の計73市区の教育委員会。公立小中学校における親のクレームについて尋ねたところ、67教委から回答があり、40教委が身勝手な要求や問題行動に「苦慮している」と回答した。
 
 具体例では「自宅では掃除をさせていないから学校でもさせないでほしい」「(子供同士で小さなトラブルになった)相手の子を転校させるか登校させないようにしてほしいなど、我が子かわいさから理不尽な要求に至るケースが目立った。

 これは自己中な母親による要求で、一昔前では考えられなかった要求が学校へと寄せられている。以前も学校に対して、ああしてほしい、こうしてほしいといった要求はあったが、それをすぐに学校へ電話するといったことはほとんどなかった。現在学校に寄せられる要求はほとんどが個人的で、身勝手なものが多いように思われる。 🙁

 

また、勉強の進み具合が遅れている中学生に小学生の問題を解かせたところ、「子供が精神的に傷ついた」と抗議したり、子供が起こした自転車事故なのに「学校の指導が悪い」と主張したりする例もあった。

 子供の学習面や生活面の指導は、本来は学校と親が協力関係にあるはずなのに、理不尽な親達はなにかあるとすぐに学校が悪いと、学校のせいにして自分達のことは棚上げしてしまう。彼らは学校に対しても消費者意識を持っているではないかと思われる。

 
 

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