2008.03.31
無差別殺人は何故起こる?
3月23日 茨城県土浦市の連続殺傷事件
容疑者(24)はひきこもり気味で、事件を起こしたことに対して完全に開き直りを見せているという。
この事件に対し、ゲームが原因だ、とのマスコミ識者の分析に対し、その短絡的な分析に対する反論も相当数発信されている。
が、事の本質はそんな所には無いだろう。
何のためらいも無く人を殺し、かつそれをなんとも思わないような人間がどのような環境で育ってしまったのか?
この容疑者は家族の携帯番号も知らなかったという。会話の無い家庭での「引きこもり」という環境が、このような事件へと繋がってしまった。
しかし、この二日後にまた別の環境から、無差別殺人が起こってしまった。
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posted by kawait at : 2008.03.31 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.30
地域で学校を支える地域本部
「東京都杉並区和田中学校で、公立学校で初めてPTA廃止」というニュースが配信されました。
和田中では民間人から登用された藤原校長がこれまで様々な改革を実施してきているようです。
5年前から「地域本部」という試みを既に実施しており、今回、PTAは地域本部の中の「現役保護者部会」として位置づけられるという。
文科省でも今年度から「学校支援地域本部」を全国に設置していく方針になったもよう。
藤原校長は任期満了で今年3月末に退任するようですが、改革の総仕上げとして残してゆくことになる取り組みについて、どんなことを目指しているのか調べてみました。
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posted by wyama at : 2008.03.30 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.29
PTAって何?
PTAって言葉は誰でも知ってると思いますが、皆さんはPTAがどんな目的で作られ、どんな活動をしているのか、具体的に知っていましたか?私は単に、学校に通う子どもの保護者の集まりくらいとしか思っていませんでした。
Wikipediaには、このように書かれています。
PTA(Parent-Teacher Association)とは、各学校ごとに組織された、保護者と教職員による教育関係団体のことである。各自が任意で入会する団体で、個々の生徒の成長よりも、寄付金を集めたり、教職員を支援することなどで学校全体ひいてはあらゆる子ども達の利益となる活動を目的としている。
保護者の集まりじゃなくて、保護者と学校の先生が一体となって、学校を支援して子ども達の活動を支援するものだったんですねー
PTAは、もともとアメリカ発で、日本には、第二次世界大戦後にGHQの提案で半強制的に導入された歴史があるようです。アメリカのPTAが、親達の自発的な活動が始まりであったのに対し、日本では義務や強制で奉仕活動をさせられているという意識が強いようです。
そもそも、どんな活動をしているかというと、学校行事の企画支援や行事運営の手伝いが中心で、いじめなど学校の問題などの解決に向けた議論や活動もしているようなのですが・・・
続きの前に、応援一押しお願いしまっす!
posted by hiroaki at : 2008.03.29 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.28
プライバシーって本当に必要?
はじめましてカネキチです。
これからよろしくお願いします :blush:
最近、何かとプライバシーの問題だからって言葉よく聞きますよね
今日は、プライバシーって本当に必要なのかについて考えたいと思います。
応援ぽちお願いします!!
posted by kaneking at : 2008.03.28 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.25
学校ってどうなってるの?55~四書五経ってなに?~
四書五経とはなにだろうか?今も帝王学として一部が学ばれているようだが、かつて、江戸時代の藩校、古くは、昌平校で素読されていたようです。中国では598年~1905年、隋から清の時代まで「科挙」という官僚登用試験に採用されており、官僚になるには必須の条件だったようです。現代の国語の教科書と国語力の低下の背後には、対象への同化機能の劣化が考えられ、歴史の塗り重ねを読み取るということを捨象しているように思われます。現代の教科書を考える上で、四書五経ってなに?の概要を記載します。
概要は、『山東省と青島』に記載されてるものが分かりやすいので転載します。(文中のリンクはウィキペディアに飛ぶようになっています)
四書五経とは儒教の経書で重要な9種の書物のことで、四書は、「大学」「中庸」「論語」「孟子」、五経は、「詩経」「書経」「礼記」「易経」「春秋」です。「楽経」を入れて「六経」と呼ばれることもあるようです。
もともと孔子の時代には、詩経、書経、易経が明確に整理されていただけでしたが、そのご漢代までの間に礼に関する『小戴礼』を、楽に『詩経』をあてて、儒家の基礎経典としての五経が尊重されるようになりました。また、宋代に朱子学が興って、儒教を体系的に学ぶために儒家の経典をまとめ、論語を中心として礼記から大学と中庸を独立させ、儒家思想について多く書かれた孟子を加えて四書としました。
◆◆四書
1】「大学」
・前430頃書かれたもので、もともと『礼記』のうちの一篇。漢の武帝が儒教を国教と定めて大学を設置した際、その教育理念を示したものとされ、要するに君子の学習方法を論じたものです。
2】「中庸」
・前430頃書かれたもので、『大学』と同じくもともと『礼記』のうちの一篇。中庸とは偏りが無く永久不変という意味で、道徳の原理、不変の道理を論じたものです。
3】「論語」
・上下20篇からなり、孔子の談話、弟子の質問に対する答、弟子同士の討論などが書かれています。
漢代には、魯国に伝わった『魯論』20篇と、斉国に伝わった『斉論』22篇、古文で書かれた論語『古論』21篇の三種類がありました。その後漢代末に鄭玄が『魯論』を基礎として現在の20篇に集約したものが現在伝わっているものです。
4】「孟子」
・孔子の弟子・孟子による、『論語』を真似た言行録。当時の儒家の標準的理解が記述されていて、孟子の仁義を中心とした思想によって解釈されています。
◆五経
1】「詩経」
・前470頃書かれた中国最古の詩歌全集です。西周初期から春秋中期(前11世紀~前6世紀頃)の多くの詩の中から孔子が雅楽に合う305編を選んで編集したもので、地方民謡の『国風』、諸侯歌謡の『小雅』、天子歌謡の『大雅』、霊廟歌謡の『頌』の4章で構成されています。
2】「書経」
・前600頃書かれた政令集です。古代からの君臣の言行録を整理したもので、聖王の『虞書』、夏朝の『夏書』、殷朝の『商書』、周朝の『周書』の4章あり、尭・舜から秦の穆公に至るまで全58篇で構成さています。もともとは『書』あるいは『尚書』と呼ばれいました。
3】「礼記」
・前漢末期頃書かれた【礼】(戦国以前の制度・習慣)が説明された書物です。日常の礼儀作法や冠婚葬祭の儀礼、官爵・身分制度、学問・修養などについて説明されていて全49篇あります。また、周代の官制が書かれた『周礼』や、周代の官吏の冠婚葬祭について書かれた『儀礼』と共に『三礼』と呼ばれています。
4】「易経」
・前700頃書かれた古代の占術理論書です。64卦を説明する『経』とその解説の『十翼』で構成されていて、十翼は、卦に関する『彖伝』上下、爻に関する『象伝』上下、用語を説明する『繋辞伝』上下、乾坤二卦に関する『文言伝』、配列を説明する『序卦伝』、八卦を説明する『説卦伝』、対比を説明する『雑卦伝』からなっています。自然現象を万物の事象の象徴としてとらえ、生成変化を予測するという内容から儒家だけではなく、道家にも尊重されました。もともとは『周易』と呼ばれており、『易経』と呼ばれるようになったのは宋代以降のことです。
5】「春秋」
前5世紀頃書かれた魯国の歴史書です。もともと編年体の年代記を孔子が整理したとされています。『春秋』の本文自体は各年が数行単位の簡潔なもののため、解説書として、前漢初期には『公羊伝』『左氏伝』『穀梁伝』などが伝わり、前漢末期に左丘明が編纂した『春秋左氏伝』が主流となりました。
との概要です。
現在、伝わっているのは、宋時代以降のもので、編纂を繰り返したいわゆる【経典】であり、塗り重ねられた歴史の積み重ねであると考えられます。本来であれば、日本における儒学の歴史を紐解かなければなりませんが、それは、後日としましょう。
まず、四書五経は、江戸時代、幕府経営の幕府に仕える人々の啓蒙・教育機関としての昌平校で学ばれていたこと。私塾でも、藩校でも、学ばれていたこと。寺子屋は、後期になってからこれを学ぼうとするところもあったとかなかったとか・・・
江戸時代は、漢学主流、明治に入っての教育の欧米化が進められる中で、天皇制と相まって、儒学教育は一旦排除されるが、自由民権運動による人心収攬の手段に利用され、儒教が天皇制国家の権力を背景にして巨大化、天皇制と相まって君主の道徳として国家主義、軍国主義のイデオロギーを先導していった。明治政府の大久保利通、木戸孝允、伊藤博文らの「西洋化」推進組は、昌平校を母体にして儒学と国学の教育を展開していた大学を閉鎖して文部省を設立しました。
新政府を支配したのは、下級武士で、旧体制を支配していた武士の倫理=封建教学の儒教は排除され、かわって、新しい権威である天皇と西洋学に変えられて行った。王政復古、廃藩置県、殖産興業と富国強兵の基礎として西洋学が積極的に導入され、1872年(明治五)年の「学制」で敷延され実利主義へと突き進んでいったようです。
よって、この四書五経は、明治時代の儒教教育のイデオロギー化や排除、教育の西洋化により、一旦、排除されることで、学力の低下を招いているともいえるだろう。
四書五経の内容は、また、調査して、記事にしますが、儒教の歴史的分析と中国分析が必要なことがわかりました。また、現在の教科書とは密度、内容の濃さ、塗り重ねの歴史度合い、故人の思い入れなどレベルははるかに異なり、私たち自身も読めないこの四書五経を次回は、中身を分析していきたいと思います。
ランキングクリックくださいね。 😉 :love: 😉 :love: 😉 :love:
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posted by 2310 at : 2008.03.25 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.18
学校ってどうなってるの?54「教科書の歴史まとめ」
森有礼 画像は「近代日本人の肖像」よりお借りしています。
51.学力低下の現象から
52.今どきの教科書そして、
53.教科書の歴史
と、「学校ってどうなってるの」シリーズをお送りしていますが、教科書と学力低下って、かなり関係があるような気がしてきました。
江戸時代は・・・・・
統合階級は、四書五経・・・儒教のことです。
また、寺子屋で使われた一般民衆向けの古くからある教科書は「往来物」という往復書簡形式のものでした。・・・つまり手紙です。
http://blog.katei-x.net/blog/2007/11/000394.html
http://blog.katei-x.net/blog/2007/11/000399.html
雲行きが怪しくなり始めたのは明治からでした。
ぽちっと押して続きをどうぞ
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posted by bunchan at : 2008.03.18 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.16
要注意!親の期待はズレている。
😀 こんにちは。
今日は、子育てに対し、ついつい「 :blush: 過保護・過干渉 👿 」になってしまう家庭の原因構造を追求してみました。
など、いくつかのサイトでも、「過保護・過干渉」は子どもの心を破壊する行為だ、と指摘されています。
しかし一方で、これらの状況は一般的な家庭に良く見られる風景でもあり、まさしく現代家庭の構造的問題であると捉える事ができます。
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いつもありがとうございます
posted by kawait at : 2008.03.16 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.15
ママは何故?過保護、過干渉なのか?
過保護、過干渉の中心人物はなんと言っても母親です。
今日はこの母親に同化してみたいと思います。
画像はコチラから拝借しました。
・・・・・と言っても40過ぎのオヤジですから無理なわけで、HPなどを検索してみました。
実際、どのような心境で過保護、過干渉に陥って(邁進?)いくのか?
いつもの、いや初めてでも、応援お願いします。
posted by gokuu at : 2008.03.15 | コメント (4件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.14
地域で子育て 学校応援団
東京都練馬区では地域の人たちによる学校応援団という事業が推進されている。
放課後の学校施設を地域の人たちが共同で管理して、子供たちが安心して遊べる場を創り出していこうという活動だ。
家庭から地域へと、子供たちを育む場を広げていこうというもの で、参考になる取り組みです。
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posted by wyama at : 2008.03.14 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.03.14
子育てにおける安心感を育むための取り組み~保育所の地域子育て支援活動より~
母親の子育て不安は子供に転嫁し、子供の親和欠損を生み出します。また、過保護や過干渉から自立できない、そして対象性=同化能力の低い子供→大人に育ってしまう可能性が高くなります。
共同体が解体されていく中で地域との繋がりはどんどん希薄化し、家庭は密室化し、子育て不安は増すばかりで、増してや初めての子育てや、転勤などによって近所に親戚や知り合いがいなければなおさらである。
そんな中で、
乳幼児から就学までの“子育て支援”を地域での取り組みとして保育所に取り入れた事例を紹介します。
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posted by sodan at : 2008.03.14 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList