| メイン |

2008年03月29日

PTAって何?

PTAって言葉は誰でも知ってると思いますが、皆さんはPTAがどんな目的で作られ、どんな活動をしているのか、具体的に知っていましたか?私は単に、学校に通う子どもの保護者の集まりくらいとしか思っていませんでした。

Wikipediaには、このように書かれています。

PTA(Parent-Teacher Association)とは、各学校ごとに組織された、保護者と教職員による教育関係団体のことである。各自が任意で入会する団体で、個々の生徒の成長よりも、寄付金を集めたり、教職員を支援することなどで学校全体ひいてはあらゆる子ども達の利益となる活動を目的としている。

保護者の集まりじゃなくて、保護者と学校の先生が一体となって、学校を支援して子ども達の活動を支援するものだったんですねー

PTAは、もともとアメリカ発で、日本には、第二次世界大戦後にGHQの提案で半強制的に導入された歴史があるようです。アメリカのPTAが、親達の自発的な活動が始まりであったのに対し、日本では義務や強制で奉仕活動をさせられているという意識が強いようです。

そもそも、どんな活動をしているかというと、学校行事の企画支援や行事運営の手伝いが中心で、いじめなど学校の問題などの解決に向けた議論や活動もしているようなのですが・・・

続きの前に、応援一押しお願いしまっす!

 にほんブログ村 子育てブログへ

その実態はというと、最近では、学校管理に対する過剰な口出しや、理不尽な要求をしたりと本来の役割から逸脱し、学校に対する圧力団体 😈 とでも形容できそうな組織のPTAもみられ、学校や教員は非常に大きな負担になっていることもあるようです。

また、PTAの活動そのものに対しても、義務や強制で奉仕活動をさせられているという意識も強く、PTAの役員のなり手がなかなか見つからないといった問題もあるようです。

そもそも、子ども達のために学校を支援するという目的の活動ではなかったのか?

私の家内が、今年の春まで娘の幼稚園のPTA副会長なるものを1年間やっていたのですが、その話を聞いても、閉口する内容ばかりです。

PTA役員は毎年変わるのですが、PTA会長になりたいという人は決まってワンマンな自己中人間。園行事やいろんな活動の内容について、みんなで議論することなく、全て自分で決めないと気がすまないタイプなのだそうです。しかも声が大きく、他者や幼稚園の先生までも押さえつけてしまうので、反論もできないようです。

そして、そのような人が何でPTA会長をやりたいかというと、その地位?の獲得によって周りの評価が得られると思っているから。だから全てを自分の都合のいいように決めて、自分が評価される方向に動かしていくのだそうですよ。狂ってる・・・

PTAのOB(いわゆる卒園児のママたち)というのも存在していて、後世代のPTA活動を監視しているそうです。ちゃんと活動してるかどうかを見守ってくれてるのかと思いきや、バザーなんかをやろうものなら、「今年の商品はダメね。私達の方が頑張ってたわ。」などと他者否定のオンパレードらしい。

そんな雰囲気だから、今年の役員の後継者決めも大変だったようで、先のPTA会長としては、自分が選んだ後継者の評価が悪くなると自分の評価が落ちると思って、仕事を抱えてたりまだ赤ちゃんを抱えたママであってもお構いなしに、指名をして決めてしまったとのことです。

どうですか?全てが同じではないと思いますが、今やPTAの実態はこんな感じなのではないでしょうか?。これでは、学校の支援どころではなくって、完全にズレてる!

それで学校が良い方向に導かれる訳がなく、子ども達にとっても何も良いことはない。何故ならPTAの親達は自分のことしか考えていないのですから。

そんな状況を打開すべく、東京都杉並区の和田中学校が先駆けて、ついにPTAを廃止して新しい活動を始めたようですね。それが全国にも広がっていく動きもあるようですよ。

その内容については、わっとさんに引き継ぎま~す。

投稿者 hiroaki : 2008年03月29日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2008/03/509.html/trackback

コメント

>東京都杉並区の和田中学校が先駆けて、ついにPTAを廃止して新しい活動を始めたようですね。それが全国にも広がっていく動きもあるようですよ。

私も、上さんとこのニュースを見ていました。上さん曰く
「学校単位のPTAは現在の児童の家庭環境にまったくあっていない。違和感があるので、やめた方がいい。これには大賛成。地域単位でPTAの組織を見直したほうがいい」とのこと。

現実、誰もやる人がいないというか、やれる人がいないため、一部の人間にPTAが集中する。
小学校低学年では、まだ、下の子供が、幼稚園や乳幼児だったりして、手が離せない。中学年ともなれば、母親は働きだす。父親といえば、仕事に追われ、普通の日は参加できない。出来るとすれば、裕福な人で時間を自由に使える人Iか、地元の自営業の方々か、主婦、老人しかいない。

PTAの組織が崩壊している。組織できない。前向きに参加できない。

私は、PTAを学校構築の一つとして、お金を払って、事業にできないだろうか?とも思ったりする。

現在の学校単位での閉塞した活力衰弱した要求主義のPTAは不要と思われ、もっと前向きな新しい組織を編成する必要があると思われます。

投稿者 こん : 2008年3月30日 15:49

大賛成ぃ~~~~~!!!!

そもそもの根底<コンセプトからずれた 地区の選任集会?

「お子さんからお聞きになっているでしょうけど?・・・今週役員選出をします」

「出席できなければ・・・役員になってもしょうがないんですよっ」

ふざけるなっ! 誰しもやりたくない事をギャンブルまがいにしかも教育と親睦の名の下に強制すなよっ

貴ページにすっ~~~~~~極 共感させていただきましたので足跡コメさせていただきます。

投稿者 総会おやぢぃ : 2010年1月21日 23:06

コメントしてください