2008.04.30

みんなで子育て~闘争圧力と追及姿勢が人を育てる~

さて、『子育て収束不全?!
からどーする?を追及し、改めて「子育て」そのものが各家庭の課題へと劣化して行った過程がだんだんと見えてきました。

元々は、「子育て」なんてものをわざわざ意識するまでも無く、集団に働く外圧に、男達・女達が一体となってどう立ち向かうか?を大人達は考え、実践して来たに過ぎない。
もちろん、その中で子ども達は集団への授かり物として大切に守られ、子ども達も外圧に立ち向かう大人達を同化対象として、自らへの期待を感じ取り、成長して行ったのだろう。

現在でも、家庭・学校・企業など、あらゆる集団形態において育成のベースとなるものは、やはり先人達の築いてきた成功体験=『規範』の有無であり、その『規範』とは集団の闘争体験によって培われていくものである。

しかし、現代の家庭には、闘争圧力が全く働いていない。何故ならば、家庭=消費専属の空間だからだ。その全く圧力の働かない空間では「規範」が形成されるはずも無く、指標無き子育てはただひたすら不安を産み出し、閉塞していく構造にある。

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posted by kawait at : 2008.04.30 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.29

自然の摂理から子育てどうみる?

こんにちは~ :nihi:

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昔の大人たちは、子供たちが将来を担うことを期待していました。(みんな期待=共認圧力)
子供の年齢が一定を超えれば、同じ仲間として闘うことができるようになるとみんな期待してたんです。

でも今は、子育てを自分だけの課題だと思ったりしてませんか? 🙄

子育てをもう一度見つめてなおしてみませんか?

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posted by kaneking at : 2008.04.29 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.29

父親もついに暇になった!?

日本の高度成長期、今や死語となった「モーレツ社員」としてバリバリ仕事に励み、バブル期は仕事に遊びに駆けずり回ってきた世のお父さんたち。

あれから20年近くたった今、どうやらお父さんたちは暇になったようだ。(ホントかなぁ? 🙄 )

『会社のために身を削って仕事に命をささげるなんて、シンジラレナイ。自分の仕事が終わったら、さっさと家に帰んなきゃ 。いやいや、仕事が終わろうが終わるまいが、5じになったら帰るでしょ ・・・』

『頑張って出世してエラくなろうなんて絶対に思わない。だって大変そうジャン「中間管理職」 😥 。なんで好き好んでやるの?給料はそんなに高くないけど、何といってもラクなのが一番だよね~。あの上司は気にくわないけど、まぁ我慢してやりくりするよ・・・』

夕方の電車の帰宅ラッシュなんかに出くわすと、世の中こんなお父さんばっかりなんじゃないか?とつい疑ってしまう。

そんなに早く帰って、家で何するの?

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posted by hiroaki at : 2008.04.29 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2008.04.28

第2回全国学力テスト実施・・・その中身は?!

 昨年から始まった「全国学力・学習状況調査」いわゆる全国学力テストの第2回目が4月22日に実施されました。

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 読売新聞4月23日では以下のように伝えています。

>昨年と比較すると、思考力や表現力を試すため、子供に理由を考えて書かせる問題が数多く出題され、専門家からは「こうした試験に対応するには、少人数教育などの授業改革がより一層求められている」との声があがっている。

>「活用」は、身近な生活に知識を生かす力を試すテスト。解答を選ばせる選択式は小学校の国語Bが12問中2問、算数Bでは13問中5問で、中学校でも国語Bが10問中6問、数学Bは15問中5問にとどまるなど、何らかの解答を考えて書かせる設問が多かった。

>典型的だったのは、小学校の算数Bで出題された米の生産額を尋ねる問題。2種類のグラフを読ませたうえ、「米の割合が60%から40%に減っているから米の生産額も減っている」という考え方が正しいかどうかと、その理由を尋ねた。

 私も問題を少し見てみたのですが、算数の問題もこれが算数の問題か?と思うぐらい、文章が長くまた数式だけでなく、文章と数式の両方でその理由を答えなさいというものが多いですね!
リンク)←ここで見れます。

 この流れは何を意味しているのでしょうか?続きはクリックの後

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posted by daichi at : 2008.04.28 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.27

子育てを第一課題にしていることが、子供の成長を止めている

子育てがそもそも、一家庭での課題ではなかったことは、
わっとさんの 「子育て」は家庭の課題ではなかった で述べられていますが、さらに

いつまで経っても、子育てを第一課題化=子育てが自分のやるべき課題・役割だと思い込み、子供を囲い込んでしまっていることは、子供の成長を阻害しています。

1、欲しいものは、なんでも買い与え、さらには子供の言うことをなんでも聞く。

・それでは要求する批判するだけの消費者=王様と成り下がってしまう。
・常に与えられるものだから壁にぶつかっても、ひたすら答えが与えられるのを待つだけ。
・これは自分のやりたいこと(望むもの)ではないといってフリーターから抜け出せない。
若しくは、社会に適応できずにニート・引きこもりとなってしまう。

(参考にしてネ:ニートとは、私権時代の遺物  フリーター数・ニート数の推移

2、いつまで経っても自分が面倒を見ないといけないと思い込んでいる。

・子供の大学の入学式・卒業式はおろか就職活動、会社説明会にもついていく。
そして、就職後も親が矢面に立つ。例えば、休みの連絡を本人ではなく親が直接会社へ連絡する。非常識なクレームも付ける。

(参考にしてネ:転職失敗談集 )
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(画像は、上記よりお借りしました。)
という状況を作り出している。

いつまで、面倒を見るつもりだろうか
他の課題に向かわせない限り、いつまでも続くような気がする。

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posted by sodan at : 2008.04.27 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2008.04.26

子育てはTVゲーム?

わっとさんに続きます

さて、1970年代になると、世の中が大きく変わります。
家庭の中が「暇」になるのです。
その代表選手が主婦(特に専業主婦)です。

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写真はこちらからです

そしてどうなったかと言うと・・・・・ちと早いですがいつものポッチってヤツの後に続き言って下さい。お願いします。

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posted by gokuu at : 2008.04.26 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.25

「子育て」は家庭の課題ではなかった

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子育て」ということはいつごろから意識されるようになったのでしょう?

ほんの数十年前までは、家庭の中に今のような子育て課題はなかったと思います。

というわけで、少し昔を振り返ってみたいと思います。

続きはポチットしてからお願いします。
         
 

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posted by wyama at : 2008.04.25 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.24

学校ってどうなってるの?59・・・先生の変遷

私たちが知っている学校の先生。
たくさんの生徒の前で講義をしている、そんなイメージです。
でも、先生にも、変遷があったのです。。。
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画像は、ワンダーフォーゲル-ユキ豆の漫画日記-よりお借りしました。

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posted by bunchan at : 2008.04.24 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2008.04.21

学校ってどうなってるの?58~四書五経・四書の「大学」~

四書五経・四書の「大学」とは・・・「大学」
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・前430頃書かれたもので、もともと『礼記』のうちの一篇。漢の武帝が儒教を国教と定めて大学を設置した際、その教育理念を示したものとされ、要するに君子の学習方法を論じたものです。著者は確定されていませんが、曾子に作られた?秦漢の儒家によって作られた?とも言われています。

ウィキペディアによれば、
>朱子学において自己修養から始めて多くの人を救済する政治へと段階的に発展していく儒者にとっての基本綱領が示されているとして重要視された。その内容には「明明徳」「親民」「止於至善」の三綱領と「格物」「致知」「誠意」「正心」「修身」「斉家」「治国」「平天下」の八条目が提示されている。

らしいです。

◆三綱領の意味は・・・
1】原文:
大學之道、在明明徳、在親民、在止於至善。
2】口語訳:
大学、つまり大人の学問のなすべきことは、生まれ持った徳性をはっきりさせること、人々を新鮮にすること、最高の境地に踏みとどまること

「明明徳」・・・・生まれ持った徳性をはっきりさせること
「親民」・・・・・・人々を新鮮にすること
「止於至善」・・最高の境地に踏みとどまること

というが解釈はいろいろあるようです。

◆八条目の意味は・・・
1】原文:
物格而后知至。知至而后意誠。意誠而后心正。心正而后身脩。身脩而后家齊。家齊而后國治。國治而后天下平。
2】口語訳:
物事の道理をきわめて初めて認識が十分になる。認識が十分になって初めて意念が真実になる。意識が真実になって初めて心が正しくなる。心が正しくなって初めて一身が修まる。一身を修めて初めて家がしっかりし、家が整ってこそ国が治まる。国が治まってこそ世界中が平和になるのである。

「格物」・・・・物事の道理をきわめる。
「致知」・・・・認識が十分になる。
「誠意」・・・・意識が真実になる。
「正心」・・・・心が正しくなる。
「修身」・・・・一身が修まる。
「斉家」・・・・家が整う。しっかりする。
「治国」・・・・国が治まる。
「平天下」・・世界平和になる。

というが解釈はいろいろあるようです。

ここで全て原文が読めます。WEB漢文大系
解説文はこちら 【中国的こころ】
もとサイトは、【中国的こころ】です。

◆大学とは?
中国では、宋以降、儒学を志すものが必ず学ばねばならぬ四種類の書籍【四書】の一つと認識されていて、漢の武帝が儒教を国教と定めて大学を設置した際に、その教育理念を示したもの(経書)とされているようです。経書とは、あらゆる人々に普遍的に、老若男女、富めるも貧しきも、順境にあるときも、逆境にあるときも、いかなる場合も、これから離れることはできない、人生に最も原理的な指導力のある書を言うらしいのです。故人から家・国家・世界の統合を一貫として説く書物とされており、いわば、生きる上での儒学者の大本も幹の規範集だったのかも知れません。もともと徳ありきのせ性善説に立ち、己の自我によって混迷しないように身を修め、家を収め、国家を治めるという観念規範群のようです。

続きは、「大学」の全文です。読む前にクリックしてください。

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posted by 2310 at : 2008.04.21 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2008.04.20

学校ってどうなってるの?57~明治から昭和の日本語力

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「学校ってどうなってるの?」シリーズでは、昨今の学力低下の原因と突破口について追求していますが、今回は、かつての普通の日本人の書いた文章を探してみました。
なかなか見つからなかったのですが、いくつか紹介してみたいと思います。
・・・現在とは外圧状況(→同化圧力)が異なるため当たり前かもしれませんが、日本語力の差というだけでなく、社会意識のに違いも明確に読み取ることができると思います。

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posted by kota at : 2008.04.20 | コメント (0件) | トラックバック (0) List