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2008年03月15日

ママは何故?過保護、過干渉なのか?

過保護、過干渉の中心人物はなんと言っても母親です。
今日はこの母親に同化してみたいと思います。
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画像はコチラから拝借しました。

・・・・・と言っても40過ぎのオヤジですから無理なわけで、HPなどを検索してみました。

実際、どのような心境で過保護、過干渉に陥って(邁進?)いくのか?

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何冊読んでも実践不可能なことばかり。それが出来ないから悩んでいるのに、そんな母親は元から失格母らしく、母親ならばやり遂げなさい、と無言の脅迫にしか感じ取れないものがやたらと多いのです。

入り口は、育児書のようです。
なるほど、お婆ちゃんやお爺ちゃんを排除してしまった核家族家庭においては初めての育児ですから、わからない事だらけ、育児書が頼みの綱なのは、良くわかります。

早く早くと言ってはいけません、と書かれています。言わずに生活するのはまず不可能です。兄弟を比べてはいけません、と書かれています。比べるつもりなどなくても、比べるのが親というものです。自発的な行動を取らせましょう、と書かれています。子どもの自発行動なんて待っていたら、こっちの時間などまるでなくなってしまいます。誉めて育てろと書いてあります。誉めるのは子どもの行為や結果に対してであって、なにもせずに1日ボーっとしている子どものどこを誉めろというのでしょう。ボーっとしないように興味感心を持たせましょう、と書かれています。それが出来ないから苦労しているのに。

でも、やっぱり出来ていない・・・・私ってママ失格?
となるのも無理ないですね。
そうこうしているうちに、お子達は、幼稚園や小学校に上がったりしてしまう。
ところが、核家族で孤軍奮闘中の母親は止まれない。止まらない。
GO!GO!!GO!!!です

私達母親の自信のなさや不安が、子どもに色濃く出ていることが分かりました。自分になにもないし、満足していないから、とりあえず、子どもには勉強させて、お稽古事もなにかをやらせておこう。そのうちに、子ども自身が好きな道を探し出してくるだろう。しかも、それは、私が望んでいたものとあまりかけ離れていないものに違いない。

こうして、母親は、子供の一挙手一投足に、一喜一憂しながら、育児、教育に邁進していく。これが過干渉、過保護の歩みなのでしょうね。

ところで、
「父親はどうしている?」
「だから、父親が育児に参加しなくちゃ!」
なんて声も聞こえてきそうですね。

これに応えて、そうです、パパ登場です!
「子育てパパ!!」・・・ジャ~ン!!
最近、急増中との事ですが・・・・・

良く考えてみて下さい。
父親とて同じ穴の狢です。
二人で過干渉、過保護に邁進してどうするんですか?
子供は、堪ったものじゃない。

これが現代の密室家庭の構造的限界。絶対矛盾。

ママが頑張っても、パパも頑張っても、やがて子供は親離れをしていきます。

「私が望んでいたものとあまりかけ離れていないものに違いない。」
との思いも束の間、ドンドンかけ離れて行きます。
これを無理やり、私が望んでいたものに近づけることに成功しているのがニートや引きこもりなのかもしれません。

どうやら、育児書に始まった、過保護、過干渉のループから、一刻も早く抜け出す事が、育児のコツなのかもしれません。

ここまで引用させてもらった「世界一の母子家庭」さんから名言を拝借させてもらいます。

「駄目な親ほど子は育つ」又は「ひとり親でも子は育つ」そして「勝手に良い子に育ちやがれ」気分的にはこのコンセプトでいきましょう。

そのためには、母親も、当然父親も、社会(家庭の外=社会)に対する役割を持ち、応えていくには?
ここを考える事が必要かと思います。

現在進行形のママやパパ、OBの諸先輩方、ドシドシご意見ください。

投稿者 gokuu : 2008年03月15日 List   

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コメント

「世界一の母子家庭」なかなかおもしろいですね。

> 女が育てば男は勝手に育つ。いい女がたくさんいれば、いい男が増える。いい男が増えれば女は幸せになる。女が幸せならば世の中も幸せになる。

>結局子育ては女育てであるといえるようです。

そして女育てでまずしなければならないことは、世の母親が魅力的になること、ではないでしょうか。母親も女です。その女が男の5人や8人振り向かせることができなくては、他の女など育てられないでしょう。

> 「母親が明るく生き生きと前向きに生活していれば、子どもは安心して自分のことに取り組むようになるものです」という育児書は、こんなことを言っていたのね。

> 母親がそうなると、それを見ていた娘が魅力的な女になって行く。それを取り巻く男達が良い男に成長する。なんて素晴らしいんでしょう。これを子育ち連鎖と名づけましょうか。

女の役割を的確に捉えていますよね。世のお母さんたちはもちろん、女の人みんなに読んでもらいたい文章です。

投稿者 watami : 2008年3月15日 21:36

過保護・過干渉な親ほど自分が出来てない言い訳=子どもが出来ない言い訳をする。
逆に
外圧を伝えられる親ほど、周りに育ててもらったという意識があるから「勝手に良い子に育ちやがれ!」って思うのかな?!

外圧を伝えられる=物事の捉え方判断の仕方が伝えられたら、親は、手助けする必要はないんだろうなぁと感じました。

投稿者 shijimi : 2008年3月15日 22:02

>「駄目な親ほど子は育つ」又は「ひとり親でも子は育つ」そして「勝手に良い子に育ちやがれ」気分的にはこのコンセプトでいきましょう。

同感!!
それぐらいの勢いで子育てするほうが、ホント勝手にいい子に育っていきますよ。

最近では、6歳の娘に「ママ、ダメじゃん」的に面倒を見てもらうことが増えてきたなぁ~と感じています。

投稿者 りうママ : 2008年3月15日 22:36

みなさんコメントありがとうございます。

多くのママは、過保護、過干渉にしようなどとは考えていないのでしょう。
自分なりに、良かれ(=子供の為に)と考えての事なのでしょうね。

ところがこの、「自分なりに」ってところがヤバイ。
自分の子供、子育ては自分の課題、と自分中心に捉えてしまう事が全ての閉塞原因なのでしょうね。

つくづく、閉じられた家庭は怖い。

今後、このブログでも、子育ての成功体験談も募集していきたいですね。
きっと、外向きなママたちの談が集まるのではないでしょうか?

投稿者 gokuu : 2008年3月19日 01:54

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