2009.11.17

経済破局間近…家庭という枠を超えた問題をどうする!?-7~充足発の可能性探索へ、私権追求に代わる次の集団の目標を探る

シリーズ-4~前回まで、集団私権の衰弱過程を扱ってきました。

‘70年 豊かさの実現によって、国家私権が衰弱
【シリーズ-4~国家私権の時代(明治~1970年)とは何か?、企業私権の時代(1970~1995年)とは何か?】
            
‘95年 バブル崩壊から5年後、企業私権が衰弱
【シリーズ-5~企業私権の衰弱(1995年)と家族私権の時代(1995~2003年or2008年)】
            
03年 財政危機・環境危機・教育危機  or ‘08年世界金融危機を契機に、家族私権が衰弱
【シリーズ-6~~家族私権の衰弱と、その後?】

続いて、今回は、集団私権が衰弱し、残る個人の自我・私権はどうなるのか?封鎖できるのか? その可能性を扱っていきたいと思います。

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posted by sachiare at : 2009.11.17 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2009.11.15

性の衰弱⇒社会とつながる『性』の再生

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写真は ここ からお借りしました。

9回に亘って扱ってきたテーマ

 『男と女の引力が衰弱してきたのは、何で?』 

のシリーズも今回が最後になります。

男と女の引力が衰弱している。そして、社会の最基底・根幹を成し、かつ本能レベルでもある性が“棚上げ”状態。このままでは、“種の存続”も危うい状態になりつつあります。感覚的には(潜在思念では)種の保存の前に“ポッカリ”穴の開いた状態なのではないでしょうか?

今回、シリーズを通して、『男と女の引力が衰弱してきた』その原因構造が、多角的に見えてきました。
そして、
今回扱った投稿からは、“性だけを問題にしても答えはでない”ということが、言われてはじめて当たり前だけど重要であるという気付きと、
この本能をも封鎖=“棚上げ”している状態というのは、その分、可能性へと向かっている とも言えることが見えてきました。

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posted by sodan at : 2009.11.15 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2009.11.12

子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題

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写真:StudioYAMAKOさんより引用

最近、外で友達同士で集まっても携帯ゲーム機を手にしゃがみこんでいたり、習い事に通うのに忙しそうにしている子供達が目に付きます。自分が子供の頃と比べても、放課後に色んな世代の子供達が群れて遊びまわっているのを余り見かけなくなりました。そうした最近の子供達の様子は何となく気に掛かります。それは、沢山の友達と遊びまわる中で得られるものは、長じてからの現実場面にも通じるという感覚があるからです。

子供達にとって、「遊び」とはどのような役割を果たしているのでしょうか?

以下、「共認の輪 るいNETWORK 『子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題』」からの引用です。

子どもたちの「遊び」は、本能に根ざしたものであり、同時に集団で生きる術を学ぶものではないかと思う。
動物にとっても人類にとっても、遊びは子どもたちの最大の学習課題なのではないか。

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posted by willow at : 2009.11.12 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2009.11.12

どうする?!家庭と未来 ~万人が半専任(副業)として参画する

 大変ご好評をいただいております『どうする?!家庭と未来』(実現論の紹介)シリーズもいよいよ最終回です。

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過去のシリーズはコチラ↓
どうする?!家庭と未来 ~集団を超えた社会をどう統合し直すか?l

 前回、集団を超えた社会を統合するためにはどうする?という未明課題に対して、統合階級はまったく答えを出せていないということを見ていきました。
 今回はいよいよこの社会をいかにして統合すべきかというその答えに肉薄していきたいと思います!

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posted by daichi at : 2009.11.12 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2009.11.10

経済破局間近…家庭という枠を超えた問題をどうする!?-6~家族私権の衰弱と、その後?

こんにちは。hajimeです。

【経済破局間近…家庭という枠組みを超えた問題をどうする!?】シリーズも六本目に突入です。本題に入る前に、おさらいをしておきましょう。

☆ここ数回は、
経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-3~縄張り意識の上昇と集団自我による略奪闘争
経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-4~国家私権の時代(明治~1970年)とは何か?企業私権の時代(1970~1995年)とは何か?
経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?‐5~企業私権の衰弱(1995年)と家族私権の時代(1995~2003年or2008年)
というテーマで、進んできました。

☆さらっと概要をまとめると、
・古くは遊牧部族の集団自我の発生→略奪闘争→略奪闘争の玉突き拡大→超肥大国家の形成という流れで、「国家」が形成される。

☆社会が市場社会に転換すると、
・富国強兵という錦の御旗のもと、国家間の相対意識を下敷きに「国家私権」の時代に。
・貧困が消滅し豊かさが実現されると、企業間の相対意識を下敷きに「国家私権の衰弱→企業私権」の時代に。
・バブルが崩壊すると、家族間の相対意識を下敷きに「企業私権の衰弱→家族私権」の時代に。

☆そして、財政危機・環境危機・教育危機を下敷きに、「もったいない意識」→2008年市場社会の危機を下敷きに「節約意識」を経た現在は、とうとう家族私権すらも衰弱過程に。消費主体である家庭から、過剰な消費がなくなってしまった。加えて、家庭の中での唯一の課題といってもいい「子育て・教育」も、その熱が冷めつつある。
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(こちら)よりお借りしました。
というところまで展開してきました。

そうすると当然気になりますよね。
【家庭唯一の子育てという課題がなくなってしまった家庭は、一体全体どうなってしまうのか?】

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posted by hajime at : 2009.11.10 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2009.11.07

収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力

今の若い子達の性は、衰弱しただけでなく封印されてしまっているようです。
女の子のことしか考えていなかった世代からすれば理解に苦しみますが
追いかけても充足は得られないとわかって封印している方がよっぽどかしこいのかもしれない。


(画像はコチラからお借りしました)

でも、生物にとって「性」は絶対欠かせないものです。それを封印してしまうというのは一大事。
そこまで若い子達を追い込んだ原因は一体何なのか?

若い子達の意識潮流がどう変化してきたのか、るいネットの投稿を紹介します。

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posted by hiroaki at : 2009.11.07 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2009.11.05

どうする?!家庭と未来 ~集団を超えた社会をどう統合し直すか?

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大変ご好評をいただいております『どうする?!家庭と未来』実現論の紹介)シリーズの第6回目です。

1.どうする?!家庭と未来~徹底した現実直視と事実の共認~
2.どうする?!家庭と未来~肉体破壊・精神破壊と市場の拡大停止~

3.どうする?!家庭と未来~人類はどこで道を誤ったのか?~

4.どうする?!家庭と未来~起点は、私婚⇒私権の共認と私権闘争~

5.どうする?!家庭と未来~私権闘争の終焉から本源集団の再生へ~

前回は、

’70年に貧困が消滅した結果、(私権を求めようとする)活力が急速に衰弱してしまい、個人も企業も国家も、すべてが目標を見失い、ガタガタになってしまった。しかし、その一方で、私権原理が崩壊したことで、失われた本源性が再生され、再び(本源)充足を得られる可能性が出てきた。その実現方法として、企業を共同体に変えること

が示されました。

今回は、その続きです。企業などの集団レベルにとどまらず、集団を超えた社会をどう統合するかについてです。

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posted by shushu at : 2009.11.05 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.11.03

経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?‐5~企業私権の衰弱(1995年)と家族私権の時代(1995~2003年or2008年)

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みなさんこんにちは
待ってました!!シリーズ第5弾は、家庭についての研究を進めている、かがのん博士 🙂 とみゆこ助手 企業私権の衰弱から家庭私権の時代への流れを対話形式でご説明していきたいと思います

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🙂 さっそくだが、みゆこ君、前回の内容は覚えてるかい?

うーーんと…☆ ビンボーだった日本が、経済成長によって生活が豊かになって~☆ そうすると外国に対する対抗心みたいなものが無くなっちゃったって話でしたよね?? えっと、それで~…☆ 豊かになっちゃたら、みんなそこまで物が欲しいとか思わないし、物が売れないから今度は企業間で対抗心を燃やすようになるんでしたよね??

😉 おっ☆いいねぇ~~みゆこ君  素晴らしい
前回は、遊牧民族起源の「集団自我」が→国家私権→企業私権と推移していく様子を見てきたね。その中で「相対意識」という概念が提起されたが、今回も引き続き、10/18「なんでや劇場」で提起された「国家私権」→「企業私権」→「家族私権」と、その「相対意識」という概念が鍵となってくるんだ。
みゆこ君のいう「対抗心みたいなもの」って「相対意識」のことなんだね。
 

😛 よし、みゆこ君! 今回の企業私権の衰弱に話を進める前に、どのように企業私権に突入したのかを復習しておこう!!

は~~~ぃ

国家私権は、貧困が消滅し、同時に日本が世界第2位の経済大国(1968年)となり欧米に肩を並べたころから衰弱していきます。実際、自家用車、家電を手にいれ、紛いなりにも目標であったアメリカンライフを実現したわけですから、(欧米を意識→)国家私権は衰弱して当然です。国のこと、社会のことは意識から薄れていきます。(学生運動も衰退、自分の就職先が関心事へ。)
一方、この時期1970年頃は、貧困の消滅→序列規範の衰弱が、新しい私権闘争の可能性を開いた時期でもありました。加えて、貧困の消滅→モノが売れず一段と企業競争が激化して企業間の「相対意識(競争意識)」が上昇した時期でもあり、両者が相まって国家私権に変わって、「企業私権」の時代となりました。(引用-経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-4~国家私権の時代(明治~1970年)とは何か?、企業私権の時代(1970~1995年)とは何か?-)

🙂 企業私権の時代は、一般の人達は、「心の豊かさ」を求めて、アフターファイブや余暇の過し方を「いかに楽しく≒人間らしく」過すかに 一生懸命になっていた時代なんだ。働く目的は「遊ぶ」ためのお金を稼ぐこと、そして遊ぶ時間をしっかりと確保すること。そのため、 給料が高く、福利厚生がしっかりしている大企業志向が高まった時代なんだ。

え~~ 遊びのために働くんですか …なんだか、仕事が片手間になりそう

😮そういう側面も確かにあるが、高い給与をもらうためには、出世しなければならず、そのためには会社側から認められないとだめなので、仕事も頑張ってる人はまだまだ多かったんだ。それら企業と庶民の思惑が一致し、利益優先の企業私権の意識に大きくシフトしていったんだね企業の利益第一主義の時代だったんだ。

はっ そういうことか  庶民も、より豊かな生活のために、いい企業で働いてお金が欲しいし、利益優先だったんですね  

😛 そう、それが高じて、いかに楽して儲けるか という志向へ向い、その象徴がバブルだったんだ。ほとんどの企業が値上りし続ける土地 を買い漁り、開発や転売で得た利益を積上げていった。 庶民も、余った時間とお金を旅行や遊びに使っていったんだね。海外旅行ブームやレジャーランド、ジュリアナフィーバーなど記憶に 新しいところです。

へぇ~~~~  私は生まれたばっかりだったので、その時代のことは、はっきりとはわかりませんが、なんだかお祭り騒ぎのような感じだったんですねぇ~~☆
 

😀 よし みゆこ君、それでは本題に入るとしよう
企業私権の衰弱、そして家族私権の時代について追求していこう!!

はいっ かがのん博士っっ

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posted by kaganon at : 2009.11.03 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2009.10.31

男と女の勢いの逆転?②~男女共認の可能性

さて、前回からの続きですが、私権の衰弱→性の衰弱へと向かう男と女、その活力あるいは種の存続としても充足源としても最も深い位置にある『性の再生』は一体どうなって行くのか?

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誰もが興味関心のあるテーマなだけに、個人的な価値観や感情を越えて、論理的にかつ構造的に状況を捉えていく必要があります。

性の衰弱により根っこの所で非充足状態が年々進行しつつある女に対して、男はどうか?

興味のある方、 クリックお願いします 😛

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posted by kawait at : 2009.10.31 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.10.29

どうする?!家庭と未来 ~私権闘争の終焉から本源集団の再生へ

●紹介1:1970年のTVCM:モーレツからビューティフルへ(富士ゼロックス)
1970(昭和45)年のTVCM:モーレツからビューティフルへ(富士ゼロックス)
1970(昭和45)年のTVCM:モーレツからビューティフルへ(富士ゼロックス)/70年は、テレビCMの表現に、大きな変化が見られた年。「モーレツ時代」のツケ、環境問題、公害問題、コンシューマリズム台頭等の世論と共に、「モーレツからビューティフル」が登場する。ヒッピー姿の若者(加藤和彦)が、ただ「ビューテイフル」と書かれたカードを手に、のんびりと街中を歩いていく。その画に合わせて、「ビューティフル~ビューティフル」と奇妙な節まわしの歌がくり返し歌われるだけという、実にシンプルで不思議感いっぱいのフィーリング型の表現。このCM、その風変わりさと、ヒッピーの登場や英語の「ビューティフル」という言葉の響き等、当時の若者達のファッション感覚を強烈に刺激し、世評をさらい、一躍流行語を産んだ。モーレツ時代を生き抜く為に忘れてしまっていた大切なもの「人間らしさ」「人間回復」を教えてくれたCMであった。時代の転換期が見事に表現されていたのである。「モーレツからビューティフルへ」、そしてその後。 – るいネット

大変ご好評をいただいております『どうする?!家庭と未来』実現論の紹介)シリーズの第5回目です

1.どうする?!家庭と未来~徹底した現実直視と事実の共認~
2.どうする?!家庭と未来~肉体破壊・精神破壊と市場の拡大停止~
3.どうする?!家庭と未来 ~人類はどこで道を誤ったのか?~
4.どうする?!家庭と未来 ~起点は、私婚⇒私権の共認と私権闘争~

今回は、私権時代いかにに、本源的な部分が失われてきたのか、再生するにはどうしたらいいのか?という認識をお届けいたします。

最近、企業側も不況だからといって、簡単に首切りの方向に向かうのではなく、収入減を農業などの別業種でまかなったりして、みんなで生き残って行く事を模索する(本源性を持った)企業が増えて来たという話も耳にしますが、まだまだ失業者が多いのが問題となっているのも実態です。何をするにもお金がかかる時代、私達のくらしの未来はどこにあるのでしょうか?

いつも応援クリックありがとうございます

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posted by shijimi at : 2009.10.29 | コメント (3件) | トラックバック (0) List