2009.10.27

経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-4~国家私権の時代(明治~1970年)とは何か?、企業私権の時代(1970~1995年)とは何か?

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画像はコチラからお借りしました。

それではシリーズ第4弾をお送りします。前回は、私権社会への入り口、縄張り闘争→略奪闘争の始まりを、遊牧民族の複層集団化守護神信仰の形成を等からお伝えしました。

遊牧とは、
①自分達のことを見守ってくれている特別な守護神がいる【守護神信仰】
②同族集団が複層集団化されたことで各集団で独自の共認形成が行われるようになり、集団を共認統合できなくなる【拠点集団と複数の遠征集団という構造】
③拠点集団と遠征集団の共認内容・評価の差異が明確→不満・不平など評価不全上昇【相対意識上昇=集団自我の卵が生まれる】
④母系制から父系制へと転換【女の存在不安と蓄財意識→縄張意識上昇】

これらの前提を押えた上で、非常に不安定な生産形式である遊牧民に【さらなる乾燥化】という自然外圧がかかったときにどうなるのか?を想像してみてください。

急激な乾燥化傾向により、『自部族の存続か?』、『飢えて仲間と共に死ぬか?』の2択しかない極限状況に陥ったとき、その結果略奪への決断を下してしまったのです。そして、そのあと押しをしたのが自分達の守り神である、守護神信仰という架空観念を、己の行為を正当化し納得させるための自己正当化観念として捻じ曲げられて使われたと考えた方がすんなりと理解できます。そして、略奪は次なる略奪を生み、玉突き的に全土的に波及していったのです。

経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-3~縄張り意識の上昇と集団自我による略奪闘争より引用

さて、今回はこのようにして生まれた「集団自我」「集団私権」が現代どのような形をとっているか、時代を追って変遷を見ていこうと思います。鍵となる概念は10/18「なんで屋劇場」で提起された「国家私権」→「企業私権」→「家族私権」という概念です。

これらは、全て遊牧民族発の集団自我が起源ですが、時代変遷をみることで、今後の人々の関わり、人間関係がどのように収束していくのか(家庭がどうなっていくのかも含め)、考える足がかりにできるのではないかと思います。(例えば、国家私権、企業私権、家族私権とも衰弱した今、人々の収束先となる集団?、人間関係?はどこ?何?など。)

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posted by fwz2 at : 2009.10.27 | コメント (3件) | トラックバック (0) List   

2009.10.24

「男と女の勢いの逆転?①」~最近男が強い?

男女関係を考える時にその強弱が話題に上がる事が少なくない。
「昔は男が強かった」「最近の女は・・・・」などなど

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この強弱自体にはあまり意味は無いが、そのような状況(強弱関係)は一つの事実現象であり、何に起因しているかを追求していくと次代の可能性が見えてくる。

るいネットからこの原因構造を解明している投稿を紹介します。

「男と女の勢いの逆転?①」(以下引用はこの投稿です)

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posted by gokuu at : 2009.10.24 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2009.10.22

どうする?!家庭と未来 ~起点は、私婚⇒私権の共認と私権闘争~

😯 紹介1:「固定一対婚が主流」という幻想
福岡県(百道浜)のWEDDING ISLAND MARIZON(ウェディングアイランドマリゾン) 福岡県(百道浜)のWEDDING ISLAND MARIZON(ウェディングアイランドマリゾン)
写真は、福岡県(百道浜)のWEDDING ISLAND MARIZON(ウェディングアイランドマリゾン)~美しい ジョージ・マードックという文化人類学者の調査によると、世界の849’種類’の社会のうち、一夫一妻制はわずか16%、一夫多妻制が83%、一妻多夫制は0.5%という結果になったそうです。確かに人数的には一夫一妻制が多いとか、いわゆる「欧米先進諸国」がそうだから、という理由で、単純にそれが「主流の」あるいは「望ましい」婚姻形式だなどと思いこんでいる人は多いでしょう。(「固定一対婚が主流」という幻想 – るいネット)

😛 大変ご好評をいただいております『どうする?!家庭と未来』(実現論の紹介)シリーズの第4回目です。

1.どうする?!家庭と未来~徹底した現実直視と事実の共認~
2.どうする?!家庭と未来~肉体破壊・精神破壊と市場の拡大停止~
3.どうする?!家庭と未来~人類はどこで道を誤ったのか?~

😮 今回は、普段余り耳にしない(まともに追求してこなかった )婚姻制度についての事実認識をお届けします。最近、「夫婦別姓」の議論が浮上しておりますが、認識が浅く価値観念でしか捉えることができないために、収拾がつかず賛否両論となっているように見受けられます。

亀井氏VS.千葉氏 夫婦別姓めぐりバトル(産経新聞) – Yahoo!ニュース
「【私も言いたい】夫婦別姓 「賛成」5割「導入活用」4割強」:イザ!
夫婦別姓 – Wikipedia
選択的夫婦別氏制度に関する世論調査(平成13年5月)

:confused: より根源的な事実認識が必要だと思いませんか 現在当たり前のように受け入れている婚姻制度(一夫一婦制)はそもそもどのようにして誕生したのでしょうか?そして、一夫一婦制=私婚(私有婚)に基づく家庭の行方は?

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posted by toya at : 2009.10.22 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.10.21

経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-3~縄張り意識の上昇と集団自我による略奪闘争

皆さん、こんにちは よしたつです 😀 。
『経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破するのか』

というかなり大風呂敷なテーマを追求中ですが、皆さんここまで着いて来れていますでしょうか?そもそもの目的を忘れてしまったという方もいるといけないので、もう一度このテーマ追求の経緯を簡単に整理しておきます。

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今まさに間近に迫っている経済破局。世界規模で失業者は増え続け、暴動や行き過ぎたデモ運動などにより治安の悪化が加速的にすすむことが予測されます。そして、それにより今まで当たり前だった日常が大きく損われる可能性も十分にありえるため、『今後どうするべきか』が面目みんなの共通の課題になります。特にアメリカのような移民国の場合、経済破局をきっかけに多くの失業者達が暴徒と化し、農場や輸送車輌などを襲い、警官隊が出動するといった事態に陥ることも容易に想像できます。まさに世界中が騒然とした状況へと向かう混沌期を迎えているのです。

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そこで、日本はどうなるのでしょうか?

本源性を色濃く残すと言われる日本。確かに「脱貧困度」「脱覇権国家度」「本源度」という指標から判断しても先進国の中で極めて高く、そこまでひどくはならないだろうという粗方の予想もあります。しかし、それは前提に充足・安定・保守の女原理による意識潮流がこのまま続けばそうなると言えるだけでしかありません。アメリカ、中国などの大国や金貸しからの執拗な圧力を受けたとき、状況は一変し、再び闘争・挑戦etcの男原理を復活させるとも限らないのです。

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この男原理回帰は現在のような制度収束・規範収束を極端に邁進する日本においては、「否定と破壊」を再び繰り返してしまう可能性が高くなってしまいます。これら最悪な事態を回避する為にも人類の争いの歴史を紐解き、自我の萌芽から消滅へ向けた、次なる可能性はどこにあるのかを探っていくことが重要です

というのが本ブログのテーマなわけです。

そのシリーズ第3回目が今回です。初めての方もこれで状況がおわかりになったでしょうか?更に気になった方は前々回前回の記事も是非お読みになって今回の記事を読んで頂けるとより深く人類の争いの歴史の本質が見えてきます。それでは余談が長くなってしまいましたが、早速本編を始めていきましょう。

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posted by staff at : 2009.10.21 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.10.18

「闘争不在、解脱埋没」という特異な30年が終わった(後編)

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この画像はこちらからお借りしました。⇒(リンク

>ようやく暗闇の中から「新しい可能性」が充足収束という形として表出してくる。 
     
>しかしこの90年代の充足収束は不安解消という私的不全に対する癒しとはなっても、不安の根源をなす統合不全そのものを解消しうる答えとはいえない。

前日の記事の続きです。
90年代以降、人々の意識がどのように変わり、どこに向かおうとしているのか見てゆきます。

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posted by wyama at : 2009.10.18 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.10.17

「闘争不在、解脱埋没」という特異な30年が終わった(前編)

1970年以前の私権時代から貧困が消滅して、80年、90年、2000年と時が過ぎ、人々の意識がどのように変化してきているのでしょうか。 🙄

そして、現在みんなはこの社会の中で活力を得ているのか、もしくは活力が出る可能性に収束し始めているのでしょうか。

上記の現象について、時代と共にその人々の意識状況がどのようなものだったのか迫ってみたいと思います。

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posted by kaneking at : 2009.10.17 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2009.10.15

どうする?!家庭と未来 ~人類はどこで道を誤ったのか?~

今回も、るいネットで公開されている実現論から、序文『ハ.人類はどこで道を誤ったのか?』を紹介します。

人類はどこで道を誤ったのか・・
なんとも衝撃的なタイトルですが、これからの可能性も同時に見えてくる一読の価値ある内容となっています。

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posted by takatiee at : 2009.10.15 | コメント (4件) | トラックバック (0) List   

2009.10.13

経済破局間近・・・家庭という枠組を超えた問題をどう突破する!?-2 ~自我は複層社会の集団発

前回:シリーズ1では、<人類史上の99%以上は、想像を絶する過酷な自然外圧の中、人類は共認機能に全面収束し、徹底的に自我を抑制・封印してきたのであって、人類の本性は共同性であるということを押さえました

今回は、いよいよ人類における自我の発生経緯にせまってみたいと思います

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人類500万年を貫く統合原理は、共認原理である。事実、人類は500万年に亘って課題を共認し、役割を共認し、あるいは規範や評価を共認して存続してきた。そして、個体(の意識)や集団や社会は、人々が、それらの共認内容に強く収束することによって、統合されてきた。又、そこでは、集団を破壊する自我や性闘争は、永い間、封印されてきた。

しかし、1万数千年前頃から人口が増大し始め、それにつれて集団間の軋轢も増大してゆく。やがて、その緊張状況に対応して、人々は自集団を正当化する守護神信仰に強く収束してゆく。こうして集団的自我が発現し、永い封印が解かれてゆく。そして遂に6000年前頃、乾燥と飢餓を契機として略奪闘争が開始され、玉突き的に世界中に伝播していった。こうして、5000年前頃には、人類最初の武力支配国家が成立する。(注:日本は1800年前頃で、はるかに遅い=権力支配の期間が短い。)

これを読めば時代がわかる!最新版~潮流1:共認原理と私権原理より

これによると、1万数千年前頃の人口増大が契機となっていることが分かります
では、人口増大=集団規模の拡大が集団自我を生み出したのでしょうか? 🙄

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posted by staff at : 2009.10.13 | コメント (8件) | トラックバック (0) List   

2009.10.11

性的自我だけが暴走した時代、そしてセックスレスへ

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男と女の引力が衰弱してきた
象徴的な現象として、1991年に提起、1992年流行語にもなった『セックスレス』があります。(参照: リンク  )

当時、マスコミで騒がれはしたものの、カップルに対する街角インタービューでは、「セックスレスではあるが特に問題にはならない。他に楽しめる事がたくさんあるし・・・」etc当の本人たちは、全然問題視していない。バブルは崩壊したものの余韻はまだ残っており趣味や遊びに興じている時期だったのかも知れません。完全にその余韻もなくなった1997年の山一證券の倒産に代表される金融破たんの頃には、セックスレスが少子化問題とセットで社会問題化しだしました。
男は、私権(金、身分)による力の基盤を失い、(あんなに渇望していた)セックスどころではなくなり、性の充足が得られない女性の深刻なメンタル面が浮上してきました。
この『セックスレス』の原因構造を端的に述べている記事を元に掘り下げてみたいと思います。

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posted by sodan at : 2009.10.11 | コメント (5件) | トラックバック (0) List   

2009.10.08

どうする?!家庭と未来~肉体破壊・精神破壊と市場の拡大停止~

今回も、るいネットで公開されている実現論から、序文『ロ.肉体破壊・精神破壊と市場の拡大停止』を紹介します :nihi:
様々な環境破壊や、ガンや、身の回りの精神的な不安定さなどの原因は、同じ構造で結ばれているんです 😯

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posted by nakamenta at : 2009.10.08 | コメント (2件) | トラックバック (0) List