2018.04.19
野外保育の可能性14 ~子どもへのまなざし3~まめのめ
子どもへのまなざしさんが運営する野外保育まめのめです。
なぜ、野外保育なのか
〜とことん外で、とことん仲間と、とことんあそぶ〜園舎を持たず、季節や天気で日々変わっていく自然を
まるごとフィールドにしている野外保育「まめのめ」。
この活動を通して、 季節の移り変わりの素晴らしさを再認識しています。
夏には夏の、冬には冬の楽しみがあるのです。
それはのびるや桑の実、ムカゴなど自然の恵みを味わうことだったり
虫やヘビ、魚など生き物と触れ合うことだったり
原っぱの花や葉っぱ、木や石ころのすべてが子どもにとっては遊び道具です。
そして、自然は美しい時ばかりではなく、牙をむいて襲いかかってくることもあります。
そんな自然の厳しさを、子どもたちと一緒に乗り越えてきました。雪の日に夢中で雪遊びして、ふと気がつくと体が芯から冷えてしまい
泣き出したい気分の中大きな声で歌いながら帰ったこと。
山で蜂に刺された子をスタッフがおんぶして下山する時に
スタッフの大きな荷物を担いでくれた子がいたこと。
冷たく降り続く雨に心細くなった子の手を
ぎゅっと握って励ましてくれた子がいたから、なんとか帰り着けたこと。「まめのめ」は大人も子どもも運命共同体。
喜びも、そして辛いことも一緒に乗り越え成長してきました。
これって、便利になった今の生活の中では感じることのできない貴重な体験だと思うのです。毎朝、「今日はどこであそぼうか?」で始まる一日。
『子ども時代』のあそびを保障する!という志を抱いて
子どもたちの「今」と共に生きる日々は喜びあふれる幸せな毎日なのです。なぜ、野外保育なのか
〜とことん外で、とことん仲間と、とことんあそぶ〜園舎を持たず、季節や天気で日々変わっていく自然を
まるごとフィールドにしている野外保育「まめのめ」。
この活動を通して、 季節の移り変わりの素晴らしさを再認識しています。
夏には夏の、冬には冬の楽しみがあるのです。
それはのびるや桑の実、ムカゴなど自然の恵みを味わうことだったり
虫やヘビ、魚など生き物と触れ合うことだったり
原っぱの花や葉っぱ、木や石ころのすべてが子どもにとっては遊び道具です。
そして、自然は美しい時ばかりではなく、牙をむいて襲いかかってくることもあります。
そんな自然の厳しさを、子どもたちと一緒に乗り越えてきました。雪の日に夢中で雪遊びして、ふと気がつくと体が芯から冷えてしまい
泣き出したい気分の中大きな声で歌いながら帰ったこと。
山で蜂に刺された子をスタッフがおんぶして下山する時に
スタッフの大きな荷物を担いでくれた子がいたこと。
冷たく降り続く雨に心細くなった子の手を
ぎゅっと握って励ましてくれた子がいたから、なんとか帰り着けたこと。「まめのめ」は大人も子どもも運命共同体。
喜びも、そして辛いことも一緒に乗り越え成長してきました。
これって、便利になった今の生活の中では感じることのできない貴重な体験だと思うのです。毎朝、「今日はどこであそぼうか?」で始まる一日。
『子ども時代』のあそびを保障する!という志を抱いて
子どもたちの「今」と共に生きる日々は喜びあふれる幸せな毎日なのです。
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野外保育「まめのめ」が大切にしていること
●子どもの「今」とともに歩む
小学校に行っても困らないように、何かができるようにと将来の準備をして過ごす幼児期が子どもにとって必要でしょうか。 やりたいことを夢中でできる、今しかない「子どもの時間」をたっぷり過ごす場でありたいと思います。●子どもを信じて受け入れる
子どもは本来、育つ力を持っています。一人ひとりのその力を信じて、「○○ができるようになってほしい」というまなざしではなく、存在をまるごと受け入れる、子どもにとって絶対的な安心の居場所でありたいと思います。●親も子も育ちあう関係づくり
子育て真っ最中の人たちが、共に育ち合える場を自分たちの手で創りたい!とスタートした野外保育「まめのめ」。子どもだけでなく、親同士も、助け合えたり違う意見を聞き合える関係づくりが大切だと考えています。
こちらは、集団として運営を確立しているようですね。
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2018.04.19
不登校と「自信の水」~コンプリメントトレーニング
子供が「学校に行きたくない」と言い出したらどうしますか?
正直、学校に行かなくてもいろんなところに学びはあるし学校でなくても人は一生成長し続けるものだし、学校がすべてではないという人も増えてきています。
でも、学校に行かない選択を選択するには親も子供もかなりの自信と確信が必要になります。
また、学校に戻りたいと子供が思った場合でも、一度不登校になってしまった子供にとって再登校するのはかなりの自信が必要になります。
学校に行っても行かなくても、大切なのは、自信をもって自発的に「こうしたい」という心を再生させること。
これから紹介するのは、コンプリメントという方法で自信をつけさせ、不登校を解決しようと尽力されている 森田直樹さんへのインタビューですが、子供の活力再生していくのに、親ができることはなんなのかがよくわかる内容になっています。
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2018.04.13
異常な学習方法~実力がつかないテスト、思考を停止させる宿題
テストと宿題。この二つ一体何のためにやるのでしょうか。
学校の授業でもテストに出るから覚えておくとか、どこがテストに出るかを予想したり、一夜漬けで勉強したり。好奇心や追求のかけらもない勉強に追い込まれてしまいます。
宿題にいたっては、苦行以外の何ものでもなく、いかに手間をかけずにちゃっちゃと終わらせるか、ということしか考えなくなります。
学校が目指す学びとはどんどんかけ離れていっているのに、学力をつけるためと称して子どもたちを苦しめているテストと宿題。
今回はこの二つについて考えてみます。
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2018.04.12
野外保育の可能性13~子どもへのまなざし2~なかだの森であそぼう!
子どもへのまなざし さんの活動の一つ、なかだの森であそうぼう!です。
子どもが主人公の居場所を創り続けたい!
日々あふれるおもちゃと情報に埋もれて、幼少期を過ごす今の子どもと親たち・・・。
子どもたちに本当に必要なものは、決められた遊びしかできないおもちゃでも、一方的に与えられるだけの知識でもないはずです。
「なかだの森」では、豊かな自然の中で、子どもたちがいきいきと、”子どもの時間”を過ごしています。子どもが自分の責任で自由に遊ぶ場
危険を取り除くために、禁止事項をたくさん設けるのではなく、危険があるから注意するし、
少しずつ試してみるから、自分の出来ることと出来ないことが分かるのです。
「あそび」は、大人の都合でコントロールされるものではありません。
汚したり、うるさくしたり、小さなけがはつきものなのです。
「子どものありのままを受け止め、安心できる人間関係を築ける場」を目指します。
大人のあたたかいまなざしに支えられることで、子どもたちは自分に自信を持って、未来に挑戦する力をつけていきます。あなたは『自分らしい子育て』できてますか?
「あそび」の中での子ども同士のケンカや失敗が大切だと思っていても、
「迷惑をかけない」ようにと周りの目を気にして、
子どもに「うるさくしないの!」「汚しちゃダメ」「いい子にして」と
口うるさく言わなくてはならない…
そんなヘトヘトな毎日を送っていませんか?
子育ては決してお母さん一人ではできません。
子育てに関する情報が溢れ、人と人とのつながりが希薄になっている現代。
子どもも、そして親だってたくさんの温かいまなざしの中で
育ち合うことが、今、とても大切だと考えています。
子どもが主人公の居場所を創り続けよう! プレーパーク「なかだの森であそぼう!」 |
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豊かな子ども時代を過ごすためには、子どもたちが日常的に「子どもたちがやってみたいことに挑戦できる場」を私たち大人が作り出す必要があります。 ■場所:仲田の森蚕糸公園 【地図】 |
参加料、無料なんですね!どうやって運営しているのでしょう?
☆参加費は無料!どなたでもどうぞの遊び場です。
☆開催日はいつも「なかだ鍋。」
おわん・おはし・主食、鍋の具材(具は切ってタッパーに入れてきてね!)
☆調味料代を頂いています。
なかだ鍋:一律50円
楽しそうです。
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2018.04.12
実はゴールは同じ。経営と子育ての共通点とは?
子供の幸せを願わない親はいません。 だからこそ、 ・子供のためになにか習い事をさせなければ・・・ ・子供が勉強するようになるには? ・しつけをきちんとするにはどうする? などなど、いろいろやらなければならないような気がして不安になっている人が多いのではないかと思います。 というのも、子育ての軸がよくわからないというのが原因なのかも。 みなさんは、何を軸に子育てしていますか?
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2018.04.06
「現役高校生が語る!3年半の不登校が僕をエンジニアにしてくれた」
不登校は年々増えており、中学校では30人に一人が不登校になっているそうです。
定期テストがはじまり、受験勉強が本格化する中学校。そこで多くの生徒が勉強に疑問や違和感を感じ、拒絶反応をおこしています。
今回は、不登校の中で本当にやりたいことを見つけ、高校に通いながらIT企業に勤務している「高校生エンジニア」のお話を紹介します。
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2018.04.05
野外保育の可能性12 ~こどもへのまなざし1~設立趣旨
次は東京、日野市の NPO法人子どもへのまなざしさん です。複数の屋外保育活動をされています。
設立趣旨
「子どもは遊ぶのが仕事」と言われるように『子ども時代』にどのように遊んだかによって、人としての土台がつくられるといっても過言ではありません。
子どもは「あそび」の中でたくさんの体験を重ね成長していくのです。しかし、近年、子どもの「あそび」が大きく変わりました。
乳幼児のころから「けんかしちゃダメ」「取りっこしないの」「汚しちゃダメ」「危ないでしょ」「いい子にして」と大人の都合やルールを押しつけられ、遊びを制限されています。
また、早期教育とばかりに習い事に通い、自由に遊べる時間が少なく、友達関係までも、大人がコントロールしてしまいます。
異年齢の集団で遊ぶ機会もありません。
子どもの「あそび」を、大人が受け身なものにしてしまい、体験を奪っていると感じます。
体験することで自然と身に付けたことと、頭だけで理解させたこととは、全く質が違います。
「相手の気持ちを考えられない」「本当の痛みを知らない」「失敗した経験が少なくそれを乗り越える力が乏しい」「なんでも人のせいにする」など
子ども達の体験不足からくる未熟さが心配されています。それが、さまざまな社会問題にもつながっています。「あそび」は大人の都合でコントロールされるものではありません。汚したり、うるさくしたり、小さなケガは、つきものです。
たっぷりとした時間の中で、子ども自身が主人公になって、仲間とぶつかったり、工夫したり、協力しあっていくものです。そこで、子どもたちは、本物の体験を積み重ね成長していきます。
私たちは、子どもたちにとって必要な居場所とは何かを考え、もっと自然の中でたっぷり遊ぼう!と「仲田の森で遊ぼう会」を開催してきました。
そこで、たくさんの人が子どもを豊かな自然の中でのびのびと遊ばせたい、と思っていることが分かりましたどんなことをやってるの?
NPO法人子どもへのまなざしは、子どもが主人公の居場所を創り続け、
子どもがいるからつながる「人の輪」を広げるために、以下の活動をしています。。しかし、親世代にもすでに経験がなく、どうやってすごせばいいのかわからないのです。
何もない自然の中で、子ども自身が「あそび」を見つける姿、夢中になって遊ぶ姿を見て、まわりの目や社会のさまざまな情報の中で、どれだけ子どもの「あそび」を制限してきたかに気付いていきました。
また、そこで、子育て中であっても、サービスを受けるだけの立場ではなく「地域の子どもたちのために活動したい」と思っているお母さんたちに出会いました。
このような気持ちをもつ人をたくさん育てることができれば、子育てを支える大きな力になるはずです。
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posted by hoiku at : 2018.04.05 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2018.03.30
学校はブラック企業?~就学の意志、選択の自由が認められない学校のほうが闇は深い。
「会社のコンプライアンス意識が低く、長時間労働・ハラスメント問題が常態化している企業」
いわゆるブラック企業の定義です。ところが意外なことにこの定義、学校にも十分当てはまるのです。
いじめや校内暴力の隠蔽、課外活動を含めると週60時間をこえる拘束時間、内申を武器に生徒に服従を強いる教師・・・
今回は学校のブラック化について考えてみましょう。
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2018.03.23
なぜ学校の勉強は役に立たないの?~一貫性のない知識の断片では現実課題に立ち向かえない。
社会に出て思うのは、学校で習ったことで役に立っているのは漢字と加減乗除くらい。長い年月をかけて習ったこと、試験のために覚えたことは見事に忘れてしまっています。
子どもの頃は何の疑問も持たず、先生の言うとおりに授業を受けていましたが、あの十数年間はいったい何だったんだろう?と思います。
今回はそんな学校の勉強がなんでやくに立たないのか?
を考えて見ましょう。
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2018.03.20
野外保育の可能性11 ~いろは~6歳までの旅支度、「実体験をひとつでも多く。遊びと学びを分けない。」
次に大阪南河内で活動されている いろは さんです。
子どもたち自身で考え行動する力を身に付ける。これからを生きていく、6歳までの『旅支度』をする野外保育です。
『森のようちえん』って?
『森のようちえん』はデンマークの1人のお母さんが、近所の子どもたちを森の中で保育したのが始まりだと言われています。園舎を持たず、晴れの日も雨の日も、毎日森の中で過ごす独特の育児スタイルが効果をあげ、その後ドイツへと広まり、現在では日本全国でも活動が広まり注目されています。
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posted by hoiku at : 2018.03.20 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList