2018.02.09

学校生活は軍事教練。日常全てが考えないための訓練になっている。

アクティブラーニングや英語・プログラミングの必修化などの教育改革が進められていますが、全く変わる気配のないものがあります。ランドセルを背負って登校し、朝礼があり、起立礼で授業が始まり、班ごとに行動し、運動会や修学旅行があり・・・ごく普通の学校の風景ですが、学校制度導入後150年間変らず続き、これからもあまり変りそうにありません。

しかしこれらの行動様式がどれほど特異なものであるか。所与のものとして受け入れてきた私たちにはピンときませんが、海外からみると「軍事訓練」そのものに見えるのだそうです。

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2018.02.07

野外保育の可能性5 ~長野県だかけではなかった・三重県の取り組み

以前、長野県の「信州やまほいく」をご紹介しましたが、三重県でもやっていました!もはや、限られた条件のムーブメントではなくなっていますね!

野外体験保育普及啓発事業

 三重県では、子どもの自己肯定感の向上に効果があるとされる幼児期における自然体験をとおして、子どもの「生き抜いていく力」を育むため、野外体験保育(野外を中心に、地域の自然を活用する体験活動を取り入れた保育や幼児教育)の推進を図っています。  
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2018.02.02

小学校でプログラミング!?~母語で考える力=論理力こそが必要。

社会のIT化がますます進む中で、2020年から小学校でプログラミングの授業が必修化されることが決まったようです。

業態が大きく変化し、ITに関わる仕事が増え、それに関わる技術者不足が予測される。子どもたちが将来適応できるように、今のうちから基礎的な知識を身に付けることが狙いのようです。

またぞろ世間では、電子キットやプログラミング教材が発売され、プログラミング教育が注目されつつありますが、何か違和感があります。

小学生から一律でプログラミングを学ぶ必要が本当にあるのか?
もっと大事なことがあるのでは?

今回は小学校でのプログラミング必修化について考えてみます。

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2018.01.30

野外保育の可能性4 ~メデイアでの取り上げ

野外保育の可能性は色々なところで取り上げられつつあるようです。

多くの人が潜在思念で「いいね」反応をしているのではないでしょうか。

「森のようちえん」広がる、移住促進へ行政支援

「森のようちえん」広がる、移住促進へ行政支援も 画像 もりのようちえん全国ネットワーク参加者数

 子どもの学びやに山や田んぼを活動拠点にする野外保育が、全国に広がっている。自然の中でのびのびと遊ぶことが五感や心身の発達に効果的と見直されているためだ。農村人口が減る中、都会から子育て世代を呼び込む移住策として、行政も支援に乗り出した。 自然で学ぶ野外保育は、園舎を持たない「森の幼稚園」としてデンマークやドイツで始まった。国内では「森のようちえん」とも呼ばれ、幼稚園や保育園、学童保育、個人の育児サークルなどが活動する。野外保育の情報発信や調査をする森のようちえん全国ネットワークでは、「森」は、海や里山、畑、都市公園など自然体験できる場所を意味するという。活動内容は森を探検したり泥遊びをしたりと、季節や地域によってさまざま。子どもを預かる曜日や時間も多様だ。平日は毎日通う団体もあれば、週末に親子で参加するもの、夏季にイベントを開くものがある。共通するのは、子どもが自然の中で遊ぶのを、大人は見守りに徹すること。子どもの自主性に任せるのが特徴だ。
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2018.01.26

子どもの未来を考えるなら、学校で勉強などしている場合じゃない。

今の子どもたちが大人になる頃、どんな社会になっているだろうか。
たいていの大人は目先の仕事に追われ、なんとなく現代の延長線上にある社会をイメージしているのではないでしょうか。

だから20年後の社会で生きる子どもたちに、自分が経験してきた30年以上前の教育を押し付けて平気な顔でいられるのかもしれません。

しかしこれからの20年は、私たちやその親の世代・・・150年前に学校教育がはじまって以来かつてなかった大転換の時代に突入していきます。

今回は2045年に訪れるといわれているシンギュラリティを取り上げ、現代教育の問題とこれからのあり方について考えてみましょう。

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2018.01.23

野外保育の可能性3~小脳を発達させる:潜在思念を豊かにする

 前回の続きです。開催されたフォーラムには日本語音韻の専門家(日本語に事態に意味がある!)、幼少期の母語教育の重要性を説いていられた黒川伊保子さんも参加されているのですね。

野外研究フォーラムの概要

*****タイムスケジュール*****

10時~12時 野外保育に積極的に取り組んでいる保育施設の事例研究会

13時~15時半 講演会「脳育ての黄金ルール」黒川伊保子氏

テーマ:【生きる力をつかさどる小脳の発達には自然の中での遊びが欠かせない】

http://www.ihoko.com/index-p.html

 

「子どもって本当に火遊びが好きだな~」とぼんやり眺めていたとき、「あっ!」と思いました。「そうか!人間になる為に遊んでいるのだ!」と。なぜなら火は人間にしか扱えません。そうだとすると子どもの中にはいったい何が仕組まれているのか?と疑問が湧きました。そして出会ったのが最新の脳科学でした。

「8歳までに小脳が発達する」、「小脳は生きる力をつかさどる」、「小脳は体験によってしか発達しない」など様々なことが昨今の研究で明らかになっています。だからこそ子ども達は常に何かに好奇心を持ってワクワクし、身体で遊んでいるのかと納得したのです。子ども達は自然の中で自分達に必要なことをしているのですね。

子ども達は身の丈にあった遊びをくり返すことで自信を持ち、自己肯定感を育み、共感能力も身につけていくのです。

 

 

火を囲んでみんなでワイワイ。
火は怖いもの、危ないものだと思われがちですが人間の歴史の中で重要な役割を果たしてきました。
その危険性も有効性も子どもたちは「遊び」の中で知るのです。

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2018.01.19

「今の学校、マジヤバい」~子どもたちから始まる教育改革

「教育改革」といって大人たちがああだこうだ議論している間に、現代の教育に見切りをつけて可能性に向かい始めている子どもたちがいます。

ここで紹介されている吉田拓巳さんは、15歳の時から会社を立ち上げた天才児と称されていますが、これからの「教育改革」はこのような子どもたちがドンドン輩出してくるような、そういうものを目指すべきなのではないかと思います。

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2018.01.16

野外保育の可能性2~遊びは学び、子どもはやってみて、感じて、判る

前回、紹介しました森の風ようちえんの代表の方の活動です。主旨は活動資金援助の募集ですが、野外保育への考えが綴られています。

子どもの野外保育の未来について、研究フォーラムを開催したい!

 

はじめまして。森の風ようちえん園長の嘉成頼子です。私は現在、三重県にある森の風ようちえんで園長として元気いっぱいの子どもたちと豊かな緑に囲まれながら勤務しています。野外保育を通じて子どもたちが自然の中で「いのち」の重要性を感じながらスクスクと育つことができる環境を整えるために、日々、職員と共に務めております。

今回私たちは、子どもたちの未来の自由な遊び場を創造し守っていくためにはどうしたらよいかと考え、6月4日に野外保育研究フォーラムを開くことにいたしました。今回のフォーラムには教育関係者をはじめ行政や自治体の方、父母会の皆様、そして子どもたちにも是非参加していただけるようなものを考えております。

 ​今回の野外研究フォーラムを開くにあたり、会場使用料や講演依頼に係る費用などが不足しており、クラウドファンディングでの50万円の調達が不可欠です。どうか皆さま子どもたちの健やかなる未来のために、私共の活動の支援者様となっていただけませんでしょうか?

何も無いところで楽しいことを見つけ、作り出し・・・そうしながら幸せに生きる能力も見につけていきます。

今、野外で子育てをしようとする人たちが増え、「森のようちえん」が全国的に広がりを見せています。「森の風ようちえん」もその一つとして菰野町に2007年誕生しました。昔スーパーだったところを保育室にして下さる方があり、「森のようちえん」としては珍しく立派な保育室を持ってスタートしました。

見える野山を探検し、田んぼや畑を持ち、農を大切にしながら活動の場を広げていきました。地域の方達から学び、支えられて「子ども達が暮らしていく場」が出来上がりました。

原野に戻ってしまった耕作放棄地を田んぼに戻すと、溢れるばかりに水生昆虫や小さな生きものが戻ってきました。そんないのちの溢れる場所に子どもたちをゆだねると、子どもたちの内側に眠っていた「何か」が目を覚まし始めました。子どもたちはこの環境では水を遊び、土を捏ね、穴を掘り、木に登り、火で遊び、道草を喰らい、確実に人間としての成長を重ね、遊びこみます。

 子どもにとって遊びは学習であり、仕事であり生活です。大人は頭で学んでそれを体におろしていく、あるいは頭でわかって判ったつもりになっているというやり方をします。人の実力とは知っていることと判ったこと、出来ることがひとつになったときに本物になります。子ども達のやり方はやってみて感じて、やってみて感じて、それを何度も繰り返して「判る」のです。

 

何事もやってみないとわからない!自然との遊びは底がありません!
子どもたちにとって自然は毎日が発見の連続なのです!
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2018.01.12

教育制度の問題を正面から捉えずして、本当の「教育改革」はなし得ない。

2020年から実施される教育改革が話題になっています。

社会の産業構造が大きく変わり、教育も明治維新以来150年ぶりの、さらには産業革命以来300年ぶりの大きな転換期を迎えている。との認識は文科省の改革推進派も持っており今回はかなり本気です。

しかし役所の常というか、これまでの教育制度の弊害に触れることはなく、従来の枠組み・制度を上塗りしている印象が強く、既存の行政庁が行う「改革」の限界性も感じます。

この教育改革。実は日本のみでなく先進国に共通したもので、むしろ諸外国のほうが先行して問題を捉え改革に取り組んでいます。

今回はアメリカの事例から、規制の教育制度の問題を考えてみましょう。

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2018.01.09

野外保育の可能性1~屋外での遊びはDNAに刻まれている

自主保育を調べていて、野外保育の動きがどんどん広がっていることに気付きました。生産体での自主保育に野外保育の形を組み入れているところを探しましたが、残念ながら見つかりません。共同体化出来ている企業体が未だ少ないということでしょう。

なので、野外保育の流れをもう少し追っていきます。

森の風ようちえん

今、野外で子育てをしようとする人たちが増え、「森のようちえん」が全国的に広がりを見せています。

「森の風ようちえん」もその一つとして菰野町に2007年誕生しました。
昔スーパーだったところを保育室にして下さる方があり、「森のようちえん」としては珍しく立派な保育室を持ってスタートしました。森の風1

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