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実はゴールは同じ。経営と子育ての共通点とは?

子供の幸せを願わない親はいません。   だからこそ、 ・子供のためになにか習い事をさせなければ・・・ ・子供が勉強するようになるには? ・しつけをきちんとするにはどうする? などなど、いろいろやらなければならないような気がして不安になっている人が多いのではないかと思います。 というのも、子育ての軸がよくわからないというのが原因なのかも。 みなさんは、何を軸に子育てしていますか? https://ameblo.jp/daigo-mentalism/entry-11649013175.html [1]  より紹介します。 今日は 「実はゴールは同じ。経営と子育ての共通点とは?」 についてお話します。 私は、 「一瞬でYESを引き出す心理戦略。(ダイヤモンド社)」のビジネス書の出版の話を頂いた頃から、 メンタリズムの他分野との融合をテーマに様々なテーマに挑戦しています。 メンタリズムだけに限らず、その分野になかった知識を取り入れることで、 新しい解決策やアイデアが見つかることがよくあるのです。   私が、コラムを連載している教育誌「道徳と特別活動(文溪堂)」では、 メンタリズムだけではなく、 経営の知識も取り込んだ新しい教育をご紹介しています。 教育心理学などの教育関連書籍と、経営学やマネジメントの書籍を 同時に読み込み、共通点を探しました。 経営という、厳しい生存競争をくぐり抜け、磨かれた多くの知識を、 教育現場・子育てで利用することができれば、 今まで解決できなかった問題を解決できると思ったからです。 子育てと経営の共通点のひとつは、 人を育て、 自分がいなくてもいい状態にすること。 です。 経営者は、 会社を起こし、事業を成功させ、それを後継者に託します。 そしてその後継者が、さらに後継者を育てることで、会社組織のシステムが完成します。 会社を起こした本人がいなくとも、ビジネスが勝手に回るようにしていくわけです。 このシステムが回り続けているのが、100年以上の歴史を持つようないわゆる大企業ですね。 ずっと会社を起こした本人がずっと経営に携わる様な経営では、 会社組織の完成はありえないでしょう。 ここに、子育てと共通点があるとは思いませんか? 親がずっと子供から離れられない。 子供の人生の決定に関わり続けてしまうと、子供の自立はありえません。 もちろん、アドバイスや援助などが必要な場合もあるでしょう。 しかしそれは、 自分がいなくなっても良い状態、 つまり、子供の自立を目的としたものであるべきです。 こう考えることができれば、過干渉や過保護を防ぐこともできますし、 どこまで関わるか、について基準を持つことができるでしょう。 自分が子供にアドバイスすることで、 子供の自立につながるかどうか このような明確な基準を持てれば、 余裕を持った子育てや教育ができるようになるでしょう。 これを機会に、経営の入門本をちょっと読んでみるのはいかがでしょうか。 意外と多くのヒントが見つかるかもしれませんよ。

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