2013.05.23
これからの充足のカタチ(12)~期待される充足、役に立つ充足~
こんにちは。私は今年で39歳になり、親は69歳を迎えます。ありがたい事に両親ともまだ元気ですが、少し上の世代の周りでは、そろそろ「親の介護」という話題が聞こえるようになってきました。
先日、仕事で社会福祉施設(特別養護老人ホーム)に行って来ました。私自身、社会福祉施設をお伺いするのは今回が初めてだったのですが、たくさんのお年寄りが一堂に会する光景を見て、普段意識していなかった「高齢化社会」を強く感じました。高齢化率(65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合)は2013年で25%となっており、2030年には30%を超えると予想されています。
施設で働くスタッフの方々は皆元気で、介護という枠を超えて、お年寄りの方々に「元気」を与える重要な役割を担っているように感じましたが、団塊の世代が80歳を迎える2025年には、介護分野での人材が100万人~120万人不足すると言われているそうです。介護の現場は精神的・体力的・金銭的にしんどいと言われており、その離職率は20%と、他業種平均と比べて高い数字となっており、このままでは近い将来、介護を受けたくても受けられない「介護難民」が多く発生すると予測されています。
一方で、一般的な定年である60歳以上の世代のうち、なんと84%の方が介護認定無しの、いわゆる「元気な高齢者」であるというデータもあります。ちなみに、定年後80歳まで健康で過ごすと仮定した場合、定年後の自由時間は、なんと定年まで費やした総労働時間より多くなるのです(ちょっと強引ですが…)。
定年までの勤労時間 10時間×5日×50週×38年(23~60歳)=95,000時間
定年後の自由時間 14時間×365日×20年(61~80歳)=102,200時間
このような「介護人材の不足」と「多くの元気高齢者」をマッチングさせ、新たなビジネスを立ち上げた会社があります。
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posted by noz303 at : 2013.05.23 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2013.05.16
これからの充足のカタチ(11)~農業は空腹を満たすだけではなく、心も満たすもの
前回は、『地域の期待に応えることで社会を変える「旅館吉田屋」』を紹介しました。
今回は【農】における充足のカタチを紹介したいと思います。最近、農への関心は非常に高まってきているように思いませんか?この農への関心の高まりは、危機感だけではなく同時に今後の何らかの可能性=期待感を内在しているようにも感じます。そしてこの期待感とは農の多面的価値にありそうです。この農の多面的価値に注目し、今後の日本の農業を見つめ、これからの【農】のカタチを考え続けている『農園 杉・五兵衛』を、今回は紹介したいと思います。
<農園 杉・五兵衛の信念>
農耕とは自ら種を播き、耕し、育てそしてそれを食した。
その育てるという過程におのずと教育が生まれ、
花が咲き実がつくことにより情操が育まれる。
さらに収穫したものをいかに蓄え活かし食するかという中に文化が芽ばえる。農業という産業に分化してからは、いかに多くの金銭を得るかとする事ばかりに重点が置 かれ、農の楽しみがなくなり教育や文化迄もが衰退してしまっている。農家にとって農地は仕事場であり生活の場でもある。
まずそこを快適な場(大木があって緑の空間があり草花が咲くような)誰もがそこに住みたくなる様な場にするのは当然のことであるのに今迄の農に対する考え方にはその事が全く欠如している。
農園 杉・五兵衛の農園は農場の意ではなく、農業を越えた農耕の園を意味します。即ち経済は農業として潤し、かつ教育、情操、安らぎ、文化をも含み経済 の奴隷にならず大地に働く誇りを持った営みと考えます。
それでは、農業を越えた農耕の園『農園 杉・五兵衛』の、続きを読む前にクリックよろしくお願します。
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posted by yidaki at : 2013.05.16 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2013.05.09
【実践レポート】高校生レストラン『まごの店』に行ってきました♪~土日がなくても活力の塊。その充足は本物!
先日のゴールデンウィークを利用して、
このブログで「これからの充足のカタチ」として紹介した『まごの店』に行ってきました
おさらい~『まごの店』とは?
今から11年前にオープンし、料理をするのも、接客をするのも、なんと全員が高校生!テレビドラマ「高校生レストラン」のモデルにもなったのでご存知の方も多いかもしれません。
この活動は、食物調理科のクラブ活動。学校の時間外でバイト代もありません。
指導の先生も、県と町からこの事業の予算を引き出した町担当者も、土日はありません。でも活力の塊です。営業日の前は夜遅くまで仕込み、営業日は朝早くから準備。同時にスーパーに弁当も供給しています。
店には営業時間前から長蛇の列。営業開始と同時に250食が完売。高校生たちが一生懸命やっているのが誰にも解り、地元のお客さん(多くがお年寄り)は彼ら彼女らを見ているだけで幸せになれます
これはぜひ体験してみよう!と、ブログメンバーで実際に行ってきましたので、
当日の様子を、写真付きでご紹介します^▽^♪
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posted by chiue* at : 2013.05.09 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2013.05.06
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~波動の受信システムと経絡の関係②~
前回の記事(こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~波動の受信システムと経絡の関係①~)に引き続き、波動の受信システムと経絡の関係②をお送りしたいと思います。
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~生命は地球の波動との共鳴により進化してきた!中間まとめ-1~
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~人間は共認機能を自然に向けたことによって独自の波動送信システムを獲得した!中間まとめ-2~
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~波動の受信システムと経絡の関係①~
今回は波動の受信システムと経絡の関係をさらに掘り下げてみたいと思います。
前回の記事では、気の流れ道「経絡」ではないかと考えられる不思議な微小管系の存在が確認されたことをお送りしました。
不思議な微小管系の連結のしかたは、組織の毛細血管床における動脈/静脈の連結とおなじようなもので、微小管から抽出される液体には、血液中に比べてはるかに高濃度のDNA、RNA、アミノ酸、ヒアルロン酸、十六種類の核酸、アドレナリン、コルチコステロイド、エストロゲンなどのホルモンが含まれていました。
また経絡中の液体から検出されるアドレナリンの濃度は血中の2倍であり、経穴においては、血中の10倍以上に当る濃度のアドレナリンが検出されたとされています。微小管内にホルモンやアドレナリンが存在することは、明らかに経絡系と内分泌系が何らかのつながりをもっていることを示唆しています。
写真:Evid Based Complement Alternat Med.2007 March; 4(1): 77?82より引用
古くからある鍼灸やツボなどは、こうした微小管系になんらかの形で働きかけを行っているのではないかと考えられます。
では波動の受信システムと経絡との間にはどのような関係があるのでしょうか?
今回は、波動の一つである磁気と経絡を含む体液との関係、波動と共鳴現象について追求してみたいと思います。
※今回の記事は、磁気と経絡を含む体液との関係については、TDK Techno Magazine「磁気と生体」 (リンク)から引用,抜粋させていただいています。
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posted by kansha at : 2013.05.06 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2013.04.25
これからの充足のカタチ(10)~地域の期待に応えることで社会を変える「旅館吉田屋」
前回は、農業支援から始まって、地域の活性化を担っているうちに、活動をどんどん広げている「学生耕作隊」を紹介しました。
今回は学生耕作隊とも協同している老舗旅館「旅館吉田屋」を紹介します。
旅館吉田屋は山陰の小さな温泉町、温泉津(ゆのつ)にある100年以上続く老舗旅館です。
旦那さんと女将さんの2人で経営しており、ご高齢で後継者もおらず廃業の淵を彷徨っていましたので、「やる気のある人がいるなら、経営ごと旅館をまかせたい」との意向を持っておられました。
その危機を救ったのは、全くの素人であるにもかかわらず24歳で経営を引き継いで、常識に囚われない発想で経営を見事に立て直した、山根多恵さんです。
大学時代の恩師から吉田屋を紹介され、最初はびっくりしたし迷ったそうですが、新しい経営モデルに挑戦したいとの思いから、その日の夜には「やります」と答えていたそうです(笑)。
山根さんは、常識に囚われない発想から旅館を週休4日制にしたり、規格外の野菜を買い取るシステムを作ったり、地域の問題を解決するために耕作放棄地や古い民家を管理したり・・・と、必要と思ったこと、まわりから期待されたことを、次々と担っています。
しかも、決して無理をしてやっているのではなく、どの活動も充分な利益を上げているというから驚きです。
それでは、山根さんへのインタビュー記事から、吉田屋に見られる「新しい充足のカタチ」を探ります。
続きの前に・・・いつもありがとうございます
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posted by watami at : 2013.04.25 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2013.04.06
これからの充足のカタチ(9)~地域のことを考えていくことで新しい生産活動を生み出す「学生耕作隊」
こんにちは 😆
今回紹介するのは、学生耕作隊です。学生耕作隊は、2002年に低い食料自給率など日本の農業の現状に対して問題意識を持っていた、当時、山口大学農学部三年生の近藤紀子さんが、農業・農村の活性化を図るために自ら何かできることはないだろうかと考え発足させたNPO法人です。
農作業支援から始まった学生耕作隊ですが、今では地域の活性化を担い、活動をどんどん広げています
その活動の中からいくつかを紹介します
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posted by tomitomi at : 2013.04.06 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2013.04.06
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~波動の受信システムと経絡の関係①~
前回までの議論では、波動と生命の進化を歴史的に遡りながら、人類が獲得した共認機能と独自の波動送信システムの確立に関して大胆な仮説の提示を行いました。
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~生命は地球の波動との共鳴により進化してきた!中間まとめ-1~
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~人間は共認機能を自然に向けたことによって独自の波動送信システムを獲得した!中間まとめ-2~
今回は、前回までの議論を踏まえながら、波動の受信がどのようなシステムで行われているかその可能性を探ってみたいと思います。今回注目したのは、中国や日本に伝わる伝統医療の中でも鍼灸治療、特に気の流れ道とされている「経絡」についてです。
日本では、明治維新以前、西洋医学に類しない漢方医学や鍼灸治療などを基にした東洋医学による伝統医療が行われていました。維新以後は急速に西洋医学が導入され、日本の伝統医療は衰退していきました。しかし、昭和以降、一部の伝統医療の復旧を望む動きが起こり現在まで漢方治療、鍼灸治療などは存続しています。
鍼灸の世界においても科学的な検証は進みつつありますが、根本的に未検証となっている部分が存在します。気の流れ道であるとされる経絡や経穴(ツボ)の存在もそのひとつです。経絡と呼ばれる部位は神経の走行に沿った部分が多く、いわゆる経穴(ツボ)の部位には神経や血管が集中しているという事は解明されているようです。しかしわかっているのはそこまでのようです。
ところが今から47年前の1961年(昭和36年)、経絡や経穴を解剖学的に発見したという驚くべき学会発表がありました。発表者したのは医学者・キムボンハン(金鳳漢)氏。『経絡の実態に関する研究』という論文で、キム氏は経絡や経穴にあたる器官が存在すると論じ、染色した経絡や経穴を示して経絡を「ボンハン管」、経穴を「ボンハン小体」と名づけるという発表を行いました。
世紀の大発見とされたこのボンハン学説は、瞬く間に世界中の医学者の間で話題となりました。実験により不思議な微小管系が確認されていますが、その連結のしかたは、組織の毛細血管床における動脈/静脈の連結とおなじようなものなのだそうです。
古くからある鍼灸やツボなどは、こうした微小管系に働きかけを行っているのではないかと考えられます。実は波動の受信システムもこの経絡となんらか関係がありそうなのです。
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posted by d0020627 at : 2013.04.06 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2013.03.21
【感謝の心を育むストーリー】2~知っててよかった♪認識は充足のモト☆+゜
こんにちは
私の会社では、今年から『共同保育室 』が出来、
現在は3人のママさんたちが子育てをしながらお仕事をしています♪
現在3ヶ月~6ヶ月の赤ちゃんたちは会社でも人気者!
赤ちゃんってなんでこんなに癒されるのでしょうね~^^*
そして、毎日母子2人きりで過ごすのは大変ですが、
会社ではみんながいるし、同じように子育て中のママさんたちもいるし、
もちろん先輩ママさんたちもいます。
ママさんたちにとっても、赤ちゃんたちにとっても、安心ですよね☆+゜
昔の村落共同体では、こんな風にみんなの中に赤ちゃんがいるのが当たり前だったのでしょうね。
今年、赤ちゃんと接する機会が増えて、改めて今まで本当に接点がなかった!って気づきでした^^;
こんな風にママさんたちは、日々さまざまな気づきを私たちにもたらしてくれます
今回の記事では、そのうちの一つ、ママさんが「知っててよかった~♪」って教えてくれた、素敵なお話を紹介します☆+゜
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posted by chiue* at : 2013.03.21 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2013.03.12
こんなにすごい!自然治癒力☆+゜~人間は共認機能を自然に向けたことによって独自の波動送信システムを獲得した!中間まとめ-2~
ここから拝借しました。
次に、波動の送信システムについて、整理します。
前回の考察(リンク)では
「気」は波動であり、地球上の空間に充満する波動からエネルギーとして取り入れていることが分りましたが、「気」を溜める、或いは増幅する、そして、それを遠く離れたところor人に対して(時空を超えて?)送り、相手の身体の状態にも影響を及ぼすということが、どのような仕組みで行われているのか?ということは、まだ、解明できていません。
波動の送信と思われる現象としては、不思議な事例が多々あります。
気功師による「気」の送信事例
『気が通じれば心も通じる 整体法創始者・野口晴哉氏の事例』
『「気」ってなに?』
アボリジニの「手当て」の事例
『オーストラリア先住民アボリジニの教え』
時空を超えた「気」の送信実験事例
「イメージ」することで対象に変化を起こすヒーラー②~霧箱の実験
その他にも、「気功」による「気」の増幅→送信し治癒する事例などは、枚挙の暇がないほどたくさんあります。
『「気」を溜める、或いは増幅する』とは、また、『送信する』とは、どのような仕組みなのか?まずは、その機能を獲得した経緯について考察してみます。
『「気」を溜めるor増幅する』ことや、その「気」を意識して『送る』ことができるのは、たぶん人間特有の能力だと考えられます。
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posted by sashow at : 2013.03.12 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2013.03.07
これからの充足のカタチ(8)~周りが嬉しいと自分も嬉しい♪地域の活力を生み出す「まごの店」~
こんにちは
前回の記事:「うちの実家」では、「お世話する人・される人」という関係をなくし、誰もが生涯現役でいられる地域の居場所づくりの実践事例を紹介しました。
みんなで優しい気持ちをちょっとづつ出し合って、「自分たちの場を自分たちで作ってゆく」充足こそ、これからの時代にみんなが求めているものなのでしょうね
そこで今回も、周りのこと、地域のこと、ひいては社会のことを想う気持ちがうまく絡み合って、地域と若者と農業、そのすべてを活性化させている事例を見つけました♪
それは・・・
今から11年前にオープンし、現在もいまだに行列ができるお店「まごの店」です。
料理をするのも、接客をするのも、なんと全員が高校生!
テレビドラマ「高校生レストラン」のモデルにもなったのでご存知の方も多いかもしれません。
そんな大人顔負けの高校生がバリバリ活躍する「まごの店」をご紹介しつつ、これからの充足のカタチを見つけていきたいと想います☆+゜
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posted by chiue at : 2013.03.07 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList