2018.01.02
ゆとり世代は大活躍~詰め込みをやめるだけで子供たちの才能が大きく開く
学校の詰め込み教育に対する反省から、2002年度から施行された学習指導要領、通称「ゆとり教育」は、深刻な学力低下を招いたとして多くの批判を浴びることになりました。
あまり評価されるこのなかった「ゆとり教育」ですが、この時代を生きたゆとり世代を見ると、他の詰め込み世代に比べて圧倒的な実績を上げている例が多く見られます。
果たして学力とは何なのか?考えさせられてしまいます。
今回はそのゆとり世代の成果を見てみましょう。
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2018.01.01
自主保育とは16~生産体での自主保育
あけましておめでとうございます 本年も当ブログをよろしくお願いします
子どもたちにとって、良い年でありますように。
年末の続きで、本来のムラ・共同体となりうる生産体で保育が出来ないものか?
その答えも自主保育である可能性があります。企業がプロに任せる企業内保育ではなく、生産体の中での自主保育という形です。
当社では、3名の女性社員が同時期に妊娠し、出産したことをきっかけに「子供と一緒に出社して、子育てしながら、仕事もする」共同保育を立ち上げました。現在も、広報・経理・農園・・と様々部署で働く彼女たちの想いを綴ったインタビューを紹介します。
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2017.12.29
「悪いことをしたから叱る」は間違い。本当は「叱るから悪いことをする」ようになる。
子育てをしていると思わず叱りつけてしまうことがあります。
箱から出てくるティッシュがおもしろくて、ティッシュの山を築いたり、自分で牛乳を注ごうとしてテーブルにぶちまけたり・・・
子供はただ興味があるだけ、自分でやってみたいという思いがあるだけで、決して悪いことをしているわけではありません。でも思わず叱ってしまい、あとで「これでよかったんだろうか?」と自問することも少なくありません。
今回はこの「叱る」ことについて考えてみます。
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2017.12.26
自主保育とは15~企業内保育の壁
自主保育の話題に戻します。
いといろと自主保育のグループを見てきました。
キーになるのは「ムラ」(共同体)の復活と屋外保育かと思います。
ムラの復活についてですが、見てきたようにあくまで保育のための疑似共同体なので、保育期間限定となってしまいます。昔の村落共同体ならば、生活や生産丸ごとの共同体ですから、そこで育った子どもたちはそのまま青年団になり、ムラを支える寄り合いになっていきます。もっと、人々の生活から全的に保育を支える形は出来ないのでしょうか?
生活の過半は生産活動です。
生産の場=企業内で保育を行うとするとどうなるのでしょうか?
事業所内保育所の基準を見ていきます。
助成金の対象となる事業所内保育施設
1
施設の規模
乳幼児の定員:6人以上
●定員数は、自社労働者の利用希望アンケート調査結果に基づくことが必要です。
施設の構造・設備
乳児室、保育室、調理室、便所があること
●乳児室:満2歳未満の子を保育●保育室:満2歳から小学校就学の始期までの子を保育
1人当たりの面積は、乳児室 1.65 ㎡以上、保育室 1.98 ㎡以上であること
●建物が合築などの場合には、玄関、廊下などの共用部分のスペースは持ち分に応じて積算し、室内の規模 に加算することができます。
◯乳児室は、保育室など他の区画と壁、パーティションその他有効なフェンスなどにより区画され、かつ、乳幼児が自ら容易に入室できない構造であること
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2017.12.22
子育てで大事なのは、親自身が社会に生き、次代を洞察すること。
たいていの親御さんは「この子が社会に出ても自立して生きてゆけるように」という思いで子育てしていると思います。
でも、その子供たちがどんな社会で生きていくことになるのか?
となるとたいていは自分が生きてきた社会の延長でしかイメージできず、自分の体験や常識?に立って子供に接しています。
しかし現実の社会はどんどん変化しています。私たちが生きてきた時代からは想像もつかないくらいの大転換を迎えているといってもいいでしょう。
社会はどう変化しているのか?これからどのようになって行くのか?
がわかれば、漫然と子供を学校に行かせている場合ではない、ということに誰もが気づくはずです。
今回は日本の現状と可能性について考えて見ます。
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2017.12.19
自主保育とは14~信州型自然保育5 ~関係者の声
信州やま保育の関係者の方々、通った方や運営サイドの方のお話から、子どもたちのエピソードを抜粋します。
園の役員をしてきたときに、やまほいくの研修を受けたことがあります。そこで、「感性には感じる力と表現する力が必要で、その力が合わさると感性豊かな子どもが育つ。それには、五大芸術(美術・音楽・文学・演劇・建築(ここでいう建築とは、積み木や砂場での遊び)による自然保育をすることが必要である」と言う事を学びました。実際この園はそれが行われていると思います。
山によく出かけるので、子ども達の足腰は本当に丈夫です。急斜面をもろともせず駆け上がり、その急斜面をまた下りてくる。山の中の散歩は踏ん張る力、持久力ともしっかり付きます。
自由な活動を保証しているところもとても気に入っています。画一的にあれしなさい、これしなさいではなく、自分のしたいことを納得いくまでできる環境。それが自己肯定感につながっていくのではと思います。
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2017.12.15
いまだに労働者と兵士を育成しているのが学校。この制度が変らなければ日本に未来はない。
一日6時間もの間、先生の言うことを聞いて勉強し、食事も決まった時間内で早く食べることを強制され、持ち物も制限され、一度登校したら下校時間まで外の出ることを禁じられ、走るなしゃべるな列を乱すなと強要される。
こうしてみると当たり前だった学校生活が、収容所のような生活だったことに気づきます。
これが学校というもの。といわれればそれまでですが、今の時代こういう施設が必要なのが、きわめて疑問です。
今回は学校の歴史から、学校が果たしている役割を見てみましょう。
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2017.12.12
自主保育とは13 ~信州型自然保育4~認定制度、やまほいくと認められるということ
何だか素晴らしい制度ですが、その認定について紹介します。
信州型自然保育認定制度とは?
長野県では、豊かな自然環境や地域資源を積極的に取り入れた保育・幼児教育の普及を図ることで、信州で育つすべての子どもが心身ともに健やかに成長できる環境を整備し、もって全国をリードする「子育て先進県」を実現するために、「信州型自然保育認定制度」を創設しました。
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2017.12.08
元々子供は勉強が好き。それを嫌いにさせているのが学校。
子供は学校に行かないと勉強しなくなる。学校で強制的に教えられることを勉強というならそのとおりでしょう。
しかし子供は遊びの中で学んでいくし、誰からも強制されず興味のあることは「なんで?」「どうして?」と聞きまくりいろんなことを吸収しようとします。
学校に行かないからこそできる勉強というのもあるはずです。
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2017.12.04
自主保育とは12~信州型自然保育3~地域へ繋ぐ
信州やまほいく~雄大な自然に囲まれて~の続きです。
空・天気に関わる活動
見上げれば、山に囲まれた信州独特の空の広さと自然の雄大さを感じることができます。全国的にも平均日照時間が長い信州の太陽をたっぷりと浴びながら、のびのびと遊ぶ子どもの姿は周りの人も幸せにしてくれます。いろいろなカタチの雲や山々にかかるモヤから気象の変化を予測するなど、さまざまな空模様があることを体験するのも貴重です。屋外であそびながら「風のニオイがかわったから、もうすぐ雨が降るね」と気付くことのできる能力は、子どもの頃だからこそ身につくものです。 ギラギラとした夏の太陽も、森の中に入れば優しい木漏れ日となり、やわらかな日差しに変化します。そんな場所がたくさんあるのも、森林面積が広い信州ならでは。日本アルプスに代表される山々が広がる贅沢な風景を一緒に楽しみながら、自由活発な子どもの成長を見守ることができます。
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