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2008年04月26日

子育てはTVゲーム?

わっとさんに続きます

さて、1970年代になると、世の中が大きく変わります。
家庭の中が「暇」になるのです。
その代表選手が主婦(特に専業主婦)です。

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写真はこちらからです

そしてどうなったかと言うと・・・・・ちと早いですがいつものポッチってヤツの後に続き言って下さい。お願いします。

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専業主婦は「三食昼寝付き」とまで言われたほどです。

1億総中流と言われ、食い扶持に不安は無し。
家には家電製品が一通り揃い、家事は10年前の半分以下の労力で片付いてしまう。
まさに、主婦天国の時代到来!!

ところがどっこいギッチョッチョンなわけで、人間は暇では生きられない。
何か課題は無いか?役割は無いか?と家庭の中を見渡すと・・・・・いましたっ!「子供」ロックオンです。

この時から、ほって置いても育つはずの子供が、「子育て」という家庭内の唯一課題の対象に固定されてしまいました。
もしかして、歴史的な発見!?

教育ママゴン、英才教育、とその後、進化していきますが、どれもこれも上手く行かず、多々問題を孕み、最終的に最近では、旦那まで暇を持て余すようになり、子育てパパなるものまで登場し、参戦しています。
然して、先は知れているような気がしてならない。
そもそも、不要な「子育て」なる課題に無理矢理取り組んでいるのですから、上手く行くも何もあったもんじゃない。
TVゲーム(ポケモンなんかも育てるわけで、TVゲームと子育てはなんか似てる?)ならば「クリア」と言うゴールが有りますが、子育ては果てしない。その証拠が、ニートや就職後も子離れできない親達の存在。

ここまでしても、教育の成果は上がらず(=問題だらけ)、仕舞には、家庭は教育機能を失ったとまで断定されてしまった。

始まりは、暇になった専業主婦なのですが、もっと大きな真犯人がいます。
「市場」です。

先進国の経済活動は、限界を越えて肥大して来ました。
この肥大していく糧となったのが、家庭内機能の商品化です。
先に述べた、家電製品が代表ですが、それまで家庭で担っていた雑用の全て、教育(学校や塾)や介護、地域的活動、これら全てが悉く、市場に吸い上げられて商品となって行きました。
つまり、家庭は市場によって機能を奪われたのです。
オニの様に暇な専業主婦も市場が作り出したと言い得るのではないでしょうか?

ってことは、「子育て」といっても何があるのでしょうか?
せいぜい、塾や習い事への送り迎えでしょうか?・・・思いつくのは・・・・良く見渡してみて下さい家庭の中を!

見当たりません!!ね!!!

だから「子育て」と称して、やっていることは「囲い込み」なんです。これが、現実でしょう。

囲い込み、ひたすら過保護に子供に降りかかる圧力を排除して、仕舞には子育てパパなる生き物は、アイドル並みに写真を取り捲り、ブログにまで、日々これ記録中なわけです。
とても生産性のある作業とは思えない。

まっ!暇だからいいでしょ!!
と言われると、それまでですが・・・・・おっとどっこい道産子ラーメンでぃ!なわけでして、問題大有りなんです!!!

「子供が暇になる」んです。
暇な子供ってだけで、違和感バリバリですが、活力のない子供達が増えている。
これが一番やばい。環境問題、経済崩壊、精神破壊・・・・今後、これまでにない圧力が降りかかってくることは明らかで、大人になるまで暇こいていた人間に太刀打ちできるのでしょうか?
これが大問題なのです。
このしっぺ返しを食らうのが彼ら、今の子供たちなのです。

どうしますか?子育てパパの皆さん!!
ご意見待ってます!!!

投稿者 gokuu : 2008年04月26日 List   

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