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2008年04月25日

「子育て」は家庭の課題ではなかった

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子育て」ということはいつごろから意識されるようになったのでしょう?

ほんの数十年前までは、家庭の中に今のような子育て課題はなかったと思います。

というわけで、少し昔を振り返ってみたいと思います。

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かつて、大半の子どもが村落で育っていた時代(昭和20年代頃までの時代)…

大人たちは、早朝から日が暮れるまで、男も女もそれぞれの役割を担って一日中働いていました。
乳児は田んぼの横に置かれて、お腹がすいて泣けば畦で乳を飲ましてもらうといった様子があちこちで見られました。
少し大きくなると子どもたちは集団の中で遊び、年長の子どもたちからいろいろなことを学び、大人たちが忙しいときはできる限りの手伝いをしながら育っていきました。

子どもたちは一日も早く手伝いができるようになり、生産の担い手になることが期待されていました。
庶民は大家族の中で暮らし、家族全員にとって生産(働くこと)が中心課題でした。

1945年の敗戦によってアメリカの文化が導入されましたが、敗戦後の貧しさからなかなか抜け出せず全国民が懸命に働きました。
やがて、1950年代半ば頃からの高度経済成長の始まりとともに、地方から都会へと人口が移動しはじめて核家族が一気に広がりました。
そのころの都会の核家族家庭はどこも貧しく、父親も母親も共に働きずめでした。
専業主婦の母親であっても乳児をおんぶしながら家事に内職にと一日中忙しく働いていました。
母親の手を離れる年齢になると、近所の子どもたちの集団の中で遊び、夕ご飯になると家に帰ってくるというように、子どもたちは寝るときと食事どき以外はほとんど家庭の外にいました。
最近話題を集めた映画「3丁目の夕日」の世界ですね。

やがて受験競争がヒートアップするにつれ、子どもたちは中学生ぐらいから受験勉強に向かうようになりましたが、学業成績(受験成績)が課題で現代のような子育て課題とは全く違うものでした。
大人から子どもまで、豊かな生活を目指し、いい成績を収め、いい学校を出て、いい職を得ることが子どもたちにとっての自明の課題でした。
懸命に働いて子どもたちに充分な食べ物を与えるという課題で忙しい親たちは、学校の先生に子どもの成長を委ねていました。

…1960年代あたりまではこんな感じで、今のように「子育て」が家庭の中心課題だったことはありませんでした。
育児書なるものが出始めていましたが、親たちの中心課題は豊かな生活を目指して働くことで、現代のような「子育て」課題は意識されていなかったと言えます。

>実は 子供はほっておいても育ちます

これは当ブログの4月14日のhiroakiさんの記事に対するコメントの中にある言葉ですが、まさに子どもは放っておいても育ってきたわけです。

しかし、1970年代を迎えると様相が変わり始めました…
<gokuuさんに続く>

byわっと

投稿者 wyama : 2008年04月25日 List   

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