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父親もついに暇になった!?

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日本の高度成長期、今や死語となった「モーレツ社員」としてバリバリ仕事に励み、バブル期は仕事に遊びに駆けずり回ってきた世のお父さんたち。

あれから20年近くたった今、どうやらお父さんたちは暇になったようだ。(ホントかなぁ? 🙄 )

『会社のために身を削って仕事に命をささげるなんて、シンジラレナイ。自分の仕事が終わったら、さっさと家に帰んなきゃ 。いやいや、仕事が終わろうが終わるまいが、5じになったら帰るでしょ ・・・』

『頑張って出世してエラくなろうなんて絶対に思わない。だって大変そうジャン「中間管理職」 😥 。なんで好き好んでやるの?給料はそんなに高くないけど、何といってもラクなのが一番だよね~。あの上司は気にくわないけど、まぁ我慢してやりくりするよ・・・』

夕方の電車の帰宅ラッシュなんかに出くわすと、世の中こんなお父さんばっかりなんじゃないか?とつい疑ってしまう。

そんなに早く帰って、家で何するの?

続きはポチポチの後で・・・

会社のために一生懸命仕事に打ち込んだのは、家族を養っていくため。そして家族に豊かな生活をもたらすため。会社の利益が上がれば自分の給料も上がった 。頑張って出世すれば給料が上がった

仕事、仕事、仕事・・・に一生懸命だった昔のお父さんは、当然家庭など顧みる暇なんてなかった。子育てを全て母親まかせであったのも無理はない。それでも、毎月給料を持ってきてくれるお父さんは、一家の大黒柱 :tikara: だった。家長としての権力 もあったんだよね!

今じゃ、絶対考えられない・・・

家の中は何でも揃っていて、生活に困ることは何一つない。欲しいもの?・・・これといって見当たらない。でも、子どもができたらお金かかるでしょ?NO!親が全部買ってくれるし。

もう、お父さんが一生懸命働いてお金を稼がなきゃいけない時代は終わってしまったのだ。

お母さん、子どもに続いて、ついにお父さんまで、生産者から消費者へと成り下がり、だから上に書いたような、帰宅ラッシュにダッシュ! の“暇なお父さん”が沢山生まれちゃったんでしょうね。

そんなお父さんは、家に帰って何をする?

消費者になっちゃったんだから、仕事なんかするわきゃない。趣味?そんな、毎日毎日続けられるような趣味なんてものは存在しないでしょ、お金もかかるし。家事?できないでしょ!

可愛い“自分の子ども”がいるじゃない!

世間で、母親の子育て不安→父親の育児参加が叫ばれたのも追い討ちをかけて、暇なお父さんは一気に子どもに収束。

“子育てパパ”誕生!

と、相なったわけであります。今、ネット上をちょっと探すと、あるわあるわ、子育てパパブログがビックリするくらい鬼のように転がってる!

どのブログを見ても、書いてあるのは自分の子どものことばっかりで、お父さんも自分のこどもしか目に入っていないと思わざるを得ません。てゆうか、子どものことを書いてて、実は自分しか見えていないのでは?

ちょっと待って、お父さん!

もともと、子どもはほっておいても育つはず。なのに、母親が暇になったせいで母親の第一課題が「子育て」になり、父親が暇になったせいで父親の第一課題も「子育て」になってしまったら、子どもの成長にとってどう考えても異常な状況だとわかるでしょう!!

子どもが可哀想・・・

今日もブログを更新しようとしたお父さん、ちょっと手を止めて、冷静に考えてみませんか?今お父さんが自分のお子さんのためと思ってやってることが、本当にお子さんのためになっているのかどうか?

子どもは、ほっておいても育つ
子どもは、家庭の中じゃなく、みんなの中(家庭の外)で育つ
子どもは、みんなの子ども

だとしたら、お父さんの役割、やるべきことって、ブログでいいの?子どもだけに向かってていいの???

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