2008.12.11
教育ニュース【重い教育費 大学4年間で約700万円 高校からは1000万円超】
【重い教育費 大学4年間で約700万円 高校からは1000万円超】
という記事が、2008.12.5に上記サイトに掲載されました。
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大学4年間でかかる教育費が、子供1人当たり平均約700万円にのぼることが5日、教育ローン利用者を対象にした日本政策金融公庫の調査で分かった。高校からの出費を加えると、私立大学生では総額1000万円を超えており、教育費が家計を圧迫している実態が浮かんだ。
調査は、公庫の教育ローンを利用した約2800人から回答を得た。
大学の入学時にかかる費用は平均約95万円。また、授業料や通学費、教科書代などの教育費は、年間で平均約154万円かかっている。国公私立別では、私立大学が約159万円で、国公立大学の約104万円と50万円以上の差があった。
大学4年間の教育費の総額は平均約697万円。高校からの教育費を加えると、国公立大生は834万円にとどまったが、私立大生では、文系学部で1003万円、理系学部で1140万円と、ともに1000万円を超えた。
子供が下宿している場合、さらに仕送りが家計にのしかかる。年間の仕送り額は平均96万円で、1月当たりは8万円。年間100万円以上を仕送りしている世帯は45・5%を占めた。
教育費の捻出(ねんしゅつ)方法は、「教育費以外の支出を削る」が61%でトップで、「奨学金」が49%、「本人のアルバイト」が42%。節約している支出は「旅行・レジャー費」が62%で最も多かった。
公庫では「多少苦しくても、子供のために教育費を捻出する世帯が多く、低所得層ほど家計を圧迫する傾向が強い」と話している。
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しかし、700万円~1000万円とは??本当の教育ってお金をかけてするもんでしょうか?役に立つ為に勉強して、逆に、お金をいただけるものではないのでしょうか?
私の周りでも、幼稚園ではすくすく育たないことがわかったので、わざわざ、保育園に入れるために、母親が働いているとか、中高一貫校に入れるために、小学校から受験勉強しているとか、塾に入れるために、生活費を切り詰めるとか・・・・
昔は、生産の場で、いろいろと教えてもらえたのだろうと思います。親の仕事を手伝うこととで、集団とは、仲間とは、働くとは、自然とは?などいろいろと学んできたのだろうと思います。
即戦力は当然、無理なので先行投資は必要でしょう。しかし、かかりすぎ。この教育産業という市場にまた、こぞって、金貸し(銀行や生保)がやってくるに違いないと思うと、そろそろ、本質を見極めたほうがいいのでは?と疑問を呈するのでありますが、みなさんいかがですかな?? 🙁 🙁 🙁
クリックしておねがいします。
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posted by 2310 at : 2008.12.11 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.10
学校ってどうなってるの?92 根概念(共認機能、評価共認、自我)
引き続き、るいネットから根概念の言葉を。共認機能、評価共認、自我に関して。
人間は、相手の気持ちを理解することが出来ます。心と呼ばれる部分です。人間には当たり前の機能であっても、これは人間、サル固有の機能であるのです。
まず、共認機能の定義を、るいネットの「新概念定義集」から引用してみます。
[共認機能]
相手に同化する、サル・人類に固有の機能。元々は、サル時代に形成された不全から解脱する為に形成された機能で、相手の不全(期待)と自分の不全(期待)を同一視する共感回路を原点としている。そこで相手と同化することによって充足(安心感等)を得ることができる。この機能を土台にして、相手の課題=期待と自分の課題=期待を重ね合わせて、課題や役割や規範や方針を共認する(共に認める)ことが可能となる。
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posted by hoop200 at : 2008.12.10 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.09
婚姻史シリーズ(5) 母系制婚姻様式5~日本は明治維新までは婿入り婚が主流~
吉日を選んだ婿入り婚が普通でしたトサ
※こちらからお借りしました
人類の婚姻史を見ると、母系制の婚姻制度の中で、父系制に移行してゆく手前の段階のものとして婿入り婚がありました。
漁猟・採取部族系統のものと、狩猟・牧畜部族系統のものがあるようです。
詳しくはポチットしてからお願いします。
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posted by wyama at : 2008.12.09 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.08
婚姻史シリーズ(4) 母系制婚姻様式4~妻問婚~
妻問婚とは、母系制社会の民族に多く見られる婚姻形態で、日本でも縄文時代から弥生時代へ移り変わる時期に見られたようです。夫は妻と同居しておらず、夜になると妻の元へ通うというスタイルからこのように呼ばれ、子供は母親の一族として養育され、財産は娘が相続し夫には財産権が無いというのが特徴だそうです。
・・・と言われても、現在の結婚のイメージには程遠いですね。もう少し突っ込んでみましょう。
いつも応援ありがとうございます!
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posted by hiroaki at : 2008.12.08 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.07
婚姻史シリーズ(3) 母系制婚姻様式3~交叉婚~
こんにちは。 :nihi:
現在の先進国では私有婚(一婦一夫制など)が当たり前のようになっていますが、私有婚は、私権獲得には都合のよいシステムであるといえますが、一方で人類がこれまで築き上げてきた集団性を崩壊させたシステムといっても過言ではありません。
また、私有婚が根付いたことによって、現在では家庭の密室化が進み、子育てや教育が集団課題ではなく、個人課題となっているというのが現状です。この現状こそが、現代社会の家庭問題を次々生み出している根本原因となっていると考えられます。
では、この根本問題を解決するにはどのようなシステムがよいのでしょうか。
今回は、婚姻史シリーズの第三弾として私有婚のシステムが生まれる前の婚姻システムの中である交叉婚に注目したいと思います。 😉
応援よろしくお願いします。
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posted by kaneking at : 2008.12.07 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.06
婚姻史シリーズ(2) 母系制婚姻様式2-男集団婚
現代、結婚は一夫一婦制、一対婚が、常識?と認識していますが、この常識が原因で数々の不具合が発生しているのも事実。
頭の中にある旧制度の枠組みをすっぽり捨ててしまった上で、一緒に考えて行きましょう!(「家庭」の根幹がぐらついている)
歴史を遡って、婚姻様式を調べていくと、様々な様式が有った事に驚きます。しかも、未開部族の中には、現代でも未だその様式を残している例も少なくない。
中でも今回注目したのは、「男集団婚」
↑↑↑
写真
色々想像してしまいそうですが・・・・まずは参考記事からご覧下さい。
続きに行く途中で是非応援願いします
いつもありがとうございます
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posted by gokuu at : 2008.12.06 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.05
婚姻史シリーズ(1) 母系制婚姻様式
前稿「「家庭」の根幹がぐらついている」
にて予告した通り、私権→私婚の共認へと至った歴史背景の追求に、いよいよ入っていきます。
その前に、「私婚ってなに?」という事をしっかり定義付けて置く必要がありますね。
私婚とは、私有婚の事。
男の私権によって女の性を買い取り私有する婚姻様式。現代の一対婚(一夫一婦制)や一夫多妻制などがある。
すなわち、男の私的所有権の発生と同時に、女がその所有権の一部として取引関係の中に組み込まれたものが、私有婚の起源と見ることが出来ます。
現在の日本や先進国で一般的に言われている結婚制度は、全て私婚に含まれます。最近の若い人々にはその様な意識はあまりないと思いますが、未だ風習として一部残存している「結納」等も、元を辿れば娘を買い取る事を儀式化したに過ぎないんですね。
さて、その私有婚の起源を探るには、それ以前はどうだったの?という事を知る必要があります。
続きの前に、いつもの よろしくです
posted by kawait at : 2008.12.05 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.04
学校ってどうなってるの?番外編~小学生の暴力急増!→家庭の“しつけ”にもメスが!?~
asahi.comの記事:「児童生徒の暴力最多、「ネットいじめ」21%増 文科省」によれば、表題のように小学生の暴力が急増しているようです。
以下引用
全国の学校が07年度に確認した児童生徒の暴力行為は5万2756件と前年度比で18%増え、小中高校のすべてで過去最多だったことが、文部科学省が20日付で発表した「問題行動調査」でわかった。
調査は文科省が都道府県教委を通じてまとめた。それによると、小学生の暴力行為は約5200件(前年度比37%増)、中学生が約3万6800件(20%増)、高校が約1万700件(5%増)。最も多いのは児童生徒間の暴力だった。
ただし、
前回06年度から、けがや診断書、警察への届けの有無に関係なく報告するよう求め、さらに今回は各校が書き込む調査票にも明記し、積極的な報告を促した。こうした方針が実数増の背景にある
調査はあくまで各校の自己申告で、1千人あたりの発生件数では福島県の0.4件から香川県の10.1件と差が大きく、実情を正確に表しているかは不明だ。
とのこと。
調査結果も「なんで、増えたのか?」気になるところですが、“暴力” :tikara: の実情を見てみると、結構ひどい 😯 状況 であることが分かる。以下に紹介します。
その前に 応援クリック お願いします
続く
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posted by sashow at : 2008.12.04 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.03
不登校どうする?!7~家庭の聖域化と母親の自我収束~
【不登校どうする?!】シリーズの7回目です。
「学校よりも、家庭に問題がある」 (学校がいくら対策を練っても無駄なほど)という観点から、検証を進めています。
今回は、家庭の3つの共通構造で示された
【1】影の薄い父親
【2】過保護な母親
【3】子供の個室化
の2の構造に迫ります。
そもそも、1960年代に、市場拡大⇒職場と家庭の分断→家庭の密室化によって、子どもにとっては、母親からの期待が唯一の圧力源になっていました。そして最終的に、母親の「無期待」が登場し、家庭は、文字通りの無圧力空間となってしまっています。
家庭が不可侵の領域としてある以上その場の圧力は、母親の子供に対する接し方によって決まってしまいますし、それにより精神破壊された子供が増えている状況なのです。今回はそうした、母親の価値観の時代変遷=子育てに対する意識の変化を追って見ようと思います。
まず、精神病理を生み出す背景に「自分第一の母親」に育てられたという共通項があるとまとめられた『自分第一の母親が増えたのは何で?』紹介します。コレを読んでいくと母親の過保護の問題を感じられます。
読まれる前にポチっとお願いします★
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posted by shijimi at : 2008.12.03 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2008.12.02
学校ってどうなってるの?91~不全と解脱(ふぜんとげだつ)~
ここでは【不全と解脱】という根概念について考えてみたいと思います。
人は飢えや怯えや苦痛などの【不全】感に苛まれると、顔をゆがめて泣く表情、あふれる涙という表現をします。この涙という表現も【解脱】の一つです。
古来より悲しいという感情は、単に個人の非充足の状態をを超えていると思います。
また赤ちゃんの天使のような笑顔は、周りの人々を捉えてほっときません。
人の表情は大きな感情の揺れを仲間に向けて示すことで、非充足にせよ、充足にせよ、言葉では表し尽くせない感情を周囲に伝えるのです。
ここで不全と解脱の関係をるいネットではこういっています。不全とは、機能不全のこと。機能不全に陥ると、飢えや怯えや苦痛などの不全感に恒常的に苛まれることになる。この不全感を麻痺させる麻薬回路が、解脱充足回路。サルや人類は、何であれ不全感が刺激されると、その不全感を和らげるために解脱回路に収束する。解脱の中心はスキンシップを原型とする親和充足と性充足。人類の解脱にはその他に、涙や笑いや快楽など(一般には娯楽)がある。
【登校拒否が起きるのはなんで?】
親が子供の言いなりになる、また密室家庭の弊害で親の目が子供に行き過ぎてすべてが嫌になる
家庭からスキンシップを原型とする親和充足がなくなって久しい。
失敗を家庭が原因だと気付かずに、学校や社会のせいにしてしまって、家庭はこのままでいいと思い込んでいる点。モンスターペアレンツも発生原因にも関係すると思います。
【いい先生とは何?】
生徒がどのくらい心からありがとうと言ってくれるかということです。塾に来るようになって学校にも行けるようになったとか、部活で活躍するようになったとか、家で話すようになったとか、何でも良い、その子が一番できなかったことができるようになれば家の方から見れば一番変わったと感じるのでしょう。子供同士の評価でも同様です。
こういう言葉では表し尽くせない感情を周囲に伝えるのです。
言い換えれば、主体と外圧、主体と仲間(共認)の間にある壁をいかに少なくするかを意識して課題化するということのようです
クリック願います
続く
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posted by tennsi21 at : 2008.12.02 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList