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2008年12月04日

学校ってどうなってるの?番外編~小学生の暴力急増!→家庭の“しつけ”にもメスが!?~

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asahi.comの記事:「児童生徒の暴力最多、「ネットいじめ」21%増 文科省」によれば、表題のように小学生の暴力が急増しているようです。

以下引用

全国の学校が07年度に確認した児童生徒の暴力行為は5万2756件前年度比で18%増え小中高校のすべてで過去最多だったことが、文部科学省が20日付で発表した「問題行動調査」でわかった。

調査は文科省が都道府県教委を通じてまとめた。それによると、小学生の暴力行為は約5200件(前年度比37%増)中学生が約3万6800件(20%増)高校が約1万700件(5%増)。最も多いのは児童生徒間の暴力だった。

ただし、

前回06年度から、けがや診断書、警察への届けの有無に関係なく報告するよう求め、さらに今回は各校が書き込む調査票にも明記し、積極的な報告を促した。こうした方針が実数増の背景にある

調査はあくまで各校の自己申告で、1千人あたりの発生件数では福島県の0.4件から香川県の10.1件と差が大きく、実情を正確に表しているかは不明だ。

とのこと。

調査結果も「なんで、増えたのか?」気になるところですが、“暴力” :tikara: の実情を見てみると、結構ひどい 😯 状況 であることが分かる。以下に紹介します。

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続く 

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以下は、iza!β版「小学生の暴力急増 我慢覚えず“口より手”に現場困惑」からの引用です。

体当たりをしてくる、黒板消しを投げつける-。文部科学省が20日公表した児童生徒の問題行動調査で、小学生による暴力行為の深刻さが浮かび上がった。歯止めがきかない子。口より先に手が出る子。暴力の矛先は子供同士だけでなく、教師にも向いている。「この20年で子供の質がすっかり変わってしまった」とベテラン教師は嘆く。いったい、教育現場で何が起きているのか。

「うるせえ。くそばばあ」。愛知県内の小学校に勤めるベテラン女性教諭は数年前、小5の男子児童の授業態度を注意した途端、逆に食ってかかられた。「受け入れたくない人はすべて嫌いと思っている。ガードが堅く、心が見えない。10~20年前はこんなことなかったのに」と、ベテラン教諭は頭を抱える。

手加減なく体当たりする子。気にいらないことがあると机を投げる子。いきなり隣席の子をたたくなど授業を妨害するケースも少なくない。目を離すと、すぐにけんかになる。おちおち職員室で休憩も取れない。「言葉よりも先に手や足が出る。自分の考えを伝えることが下手になった」

子供の暴力は歯止めが利かないことが多い。ある50歳代の男性教諭は、はさみを持って、教室で暴れる小3男児を羽交い締めしようとして、振り回されて骨折した。別の女性教諭は、授業中に席を立って騒ぐ子を抑えようとして足をけられたという。

「今の先生は『子供たちが怖い』と不安がっている」と、東京成徳大子ども学部長の深谷昌志教授は指摘する。そのうえで、「普通に育てればいい。一緒にご飯を食べ、一緒に風呂に入り、声をかけてやること。大人が環境を整えれば、子供の心は開かれるはず」と話している。

と小学生の自己中のほどが伺えますが、
それに対するベテラン教師が、10~20年前では考えられない!と嘆いているばかりで、答えがない状態のようです。終いには、子供が『怖い』・・・では、現状を変える可能性は皆無です。

しかも、この問題に対する大学教授の答えもふやけています。 🙁

やっと、

こうした状況について、河上亮一日本教育大学院大教授(生徒指導論)は「自由や個人を重んじて子供を一人前扱いする社会的な風潮が強まり、難しいこと、つらいことに挑戦させる機会も減った。教師と対等だとの雰囲気が広まり、指導に我慢できず暴力で反抗してしまう。子供同士でも欲望が抑えられずに、すぐ手を出してしまう」と分析。「自由を大事にするのも結構だが、それだけでは子供の自立は難しい」とクギを刺す。

こういう、個人主義観念に言及する先生も登場してきましたが、相変わらず傍観者。

学校ではどうしようも出来ないということから、やっと家庭のしつけを問題視する記事も登場していますが、じゃどうする!という答えは出てきません。

答えがないから課題捨象・・・結局、現実を否定・捨象し、架空観念に収束しているから思考停止するのだと思います。

やはり、今のところ答えはみんなが参加する統合サイト:るいネットにしかない。参考↓
課題なきまま集められる「学校」というイビツな空間

投稿者 sashow : 2008年12月04日 List   

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