2010.10.09
幼児虐待が起こるのはなんで?(5) 「子ども」ってなに?
実は、17世紀末の西欧において、初めて「子ども」が“発見”されました。
え??? 😯
驚いた方も多いと思いますが、実はそれ以前の社会には「大人と子ども」といった区別自体が存在していなかったのです。
前回の記事では、児童虐待防止・福祉制度の歴史をおさらいしましたが、最初に法律として制定されたのが昭和21年(1946年)であり、かつ殆ど有効には機能していなかった事が解っています。では、それ以前の社会は子どもの虐待が横行し、全く放置されていたのかというと、そうではない。そんな法律など必要無かった、という認識にこそ、「虐待防止」のヒントがあるのです。
そこで、今回は改めて「子ども」という存在の扱い方の変化を見ていきましょう。
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posted by kawait at : 2010.10.09 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2010.10.07
家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(2) ~同化して充足する
「家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!」シリーズ2回目です。
1回目:家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(1)プロローグ~子育て=人を育てるということ
前回の記事で、家庭でも会社でも(学校でも)人が成長していく上で同化能力が重要である事が判りました。
そこで今回は、同化能力とは何か、どのように成長と関係していくのか、もう少し掘り下げてみたいと思います。
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posted by ginyu at : 2010.10.07 | コメント (1件) | トラックバック (1) TweetList
2010.10.05
『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2~1.プロローグ:日本の公教育の変遷と特徴』
みなさんこんにちは!ご無沙汰していましたが、また、教育制度についての追究をはじめます。
今回は、前回シリーズの第2弾ということで、『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2』と題して、いよいよ日本の公教育の変遷と特徴をまとめていきます。
今回はプロローグということで、追究していくポイントを抽出します。
まずは、前回シリーズの流れをざっと、おさらいする必要があります。
前回シリーズは、海外の公教育の変遷と特徴を、イギリス~ドイツ~フランス~アメリカ~北欧(スウェーデンとフィンランド)~アジア(主に中国と韓国(一部インド))と見てきました。
詳しい内容は、『新たな時代の教育制度の提案に向けて~総集編』をご覧ください。
そこでは、ヨーロッパの公教育は産業革命→市場拡大を前提にした労働者育成と、国家統合のために取り入れられたと考えられます。労働者育成に傾斜したのはイギリスとドイツで、イギリスは、身分序列を前提に、産業革命を牽引する目的で、ドイツは、もともと農業を営むには土地が痩せていて、工業生産にシフトし、かつ、他国に対する遅れを取り戻す必要があったという特徴があります。
それに対して、国家統合の目的が強かったのが、フランスとアメリカで、フランス革命以降の身分格差排除の動きから、農村という安定基盤を捨てて都市部に移り住んだ庶民を、「自由・平等・友愛」などの観念により国家統合を図る狙いがあったようです。それと同様なのが、まったくの“根無し草”であるアメリカはより強固な観念統合を行う必要があったと思われます。
アジアの公教育はフランス、アメリカの流れを継承しています。
次に、実は「公教育は金貸しによる洗脳システムである」という仮設を提起しました。
その前に
いつも応援 ありがとうございます
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posted by sashow at : 2010.10.05 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2010.10.02
幼児虐待が起こるのはなんで?(4)児童虐待に関する法律の歴史
前回は児童虐待に至る親の側の意識を調べました。
ごく普通の家庭で起こりかねない状況であり、その背景には親たちの中に定着してしまっている個人主義的な意識が介在していることが見えてきました。
そこで、今回は、現代日本の中に浸透している、個人主義あるいは人権観念について、それがどのようにして浸透してきたかを見てみたいと思います。
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posted by wyama at : 2010.10.02 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.30
家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(1)プロローグ~子育て=人を育てるということ
かつての村落共同体では、闘う大人達の背中こそが子ども達の最良の教師であった
(画像はこちらからお借りしました。)
当ブログ「家庭を聖域にしてはいけない」では、タイトルが示すように、何者も踏み込めない聖域と化した密室家庭の教育機能喪失について追求してきましたが、まだ家庭を持っていなかったり、子どもがいない人にとっては、イメージしづらい面もあったかもしれません。
そこで、今回のシリーズでは、「家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!」と題し、消費・生殖の場である家庭と生産・闘争の場である企業(共同体)における“教育”の共通構造を追求していくことで、少しでもイメージしやすくすると共に、現在の密室家庭の問題点を改善し、教育機能再生を少しでも実践していくために心掛けるべきポイントを抽出してみたいと思います。
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posted by kota at : 2010.09.30 | コメント (3件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.22
こどもは「万能観」の固まり
こちらよりお借りしました
日ごろ、勉強やスポーツ 躾etc 「教えなきゃ 」って無意識に思っているところありませんか。
「教える」「教えられる」が当たり前のように思っている現代ですが、ヘヤーインディアンの社会では、そんな意識や観念体系は存在せず、「誰かが出来ていることは、自らにも必ず出来る」という意識が存在しているそうです。るいネット「ヘヤーインディアンの社会に学ぶ「同化教育」は、子育てにとっても参考 になるので、日常の出来事からいろいろ考えてみました
同じ月齢の子のオムツが取れだすと、あせってトイレトレーニングを始めたりしたことないですか?
子ども自身の発達段階を無視して、育児書 を見ては、何歳までにこんなことができないとダメだと思いこんで、「教える」ことに熱心 👿 になっていたり。ところが、ある日大好きなお友達がトイレに一人で行くのをみたら、突然オムツがはずせたりするものです。あれだけ一生懸命教えても出来ないのになぜ
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posted by tomitomi at : 2010.09.22 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.18
修行型教育から充足型教育へ~修行回路の特捜などいらない。~
(画像は、cnet JPANさんからお借りしました)
去る9月10日、村木厚子さんの無罪が確定しました。
この事件により、特捜部の取り調べは、はじめに筋書きが決められており、それにあわせた調書が作られていく。といったことが、世間に知られることとなりました。
このやり方で、今まで数々の冤罪事件を作り上げてきた特捜部。
本来ならば、事実を追及するべきはずが、なぜ、そのような体質となってしまったのでしょうか?
その一つの原因に、彼らの受けてきた教育に問題があるのではないか?とのるいネットの記事(「修行回路の特捜などいらない。」)がありましたので、今回は、その記事を紹介しながら、今後はどのような教育が良いのか?に追っていきたいと思います。
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posted by ford at : 2010.09.18 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.17
幼児虐待が起こるのはなんで?(3) 幼児虐待の実態(虐待に至る親の意識構造)
シリーズ(2)幼児虐待の実態では、様々な幼児虐待の分析データの調査によって少しずつ虐待の実態が見えてきました。
今回はそこからさらに一歩踏み込んで、虐待に至る親の意識構造に迫ってみたいと思います。
前回の調査でわかったように、虐待の原因としてよく言われる内容はあまり実態とは合っていません。
●虐待は継父母や養父母などが育てるケースに多い
⇒実父母による割合が8割以上を占めている。
●虐待は連鎖する(虐待する親は被虐待児であるケースが多い)
⇒虐待を受けていた親の割合は1割未満でしかない。
●虐待を受ける側の子供にも原因がある
⇒特に原因がない割合が4割以上もいる。
つまり現代の虐待は、ごく普通の家庭で起こり得ることであることがわかりました。
だとすれば原因はどこにあるのか?
いつも応援ありがとうございます。
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posted by hiroaki at : 2010.09.17 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.11
ミネラルを摂っても、ミネラル不足になる理由!?
(汗少年:画像はコチラからお借りしました。)
今年は猛暑で熱中症になる人が去年の 倍となり、“酷暑 ”の夏 となりました。
今年、熱中症になった人が多かったのは、もちろん気温が原因の一つとして上げられますが、もうひとつミネラル不足が上げられます。
今回はミネラルに焦点を当てて記事を書きたいと思います。
いつも応援ありがとうございます
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posted by suzumusi at : 2010.09.11 | コメント (5件) | トラックバック (0) TweetList
2010.09.10
幼児虐待が起こるのはなんで?(2) 幼児虐待の実体
今回は、幼児虐待の実態を、ネットのデータを踏まえ分析したいと思います。
虐待の実態を分析する上で、次の項目について調べてみました。
・虐待を行った保護者等の要因
・虐待の連鎖
・虐待を受けた子どもの特徴
・虐待が行われた家庭(家族構成)の特徴
・都道府県別の児童虐待摘発件数
以上の項目から分析を進めていきたいと思います。
赤ちゃんってほんとかわいいですね
写真はこちらからお借りしました。(リンク)
こんなにかわいい赤ちゃんたちなのに、残念なことに幼児虐待事件は後を絶ちません。しっかりこの問題に向き合いしっかり答えを導けるよう追求していきます。
応援よろしくお願いします。
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posted by kaneking at : 2010.09.10 | コメント (2件) | トラックバック (0) TweetList