2010.11.02

『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2~5.江戸時代の教育の本質』

みなさん、こんにちは。

本来の教育のあり方に迫るシリーズ2~その第5回は、前回に引き続き江戸時代の教育について扱います。今回は、「寺子屋」を中心に江戸時代の教育の特徴を取り出し、その本質に迫ってみようと思います。

%E5%AF%BA%E5%AD%90%E5%B1%8B%E3%81%AE%E9%A2%A8%E6%99%AF.jpg<寺子屋の風景>写真はコチラから

■『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2』これまでの記事
 1.プロローグ:日本の公教育の変遷と特徴
 2.では日本の教育はどうだったのか?日本の公教育のおおまかな変遷
 3.藩校から見えてくる教育のあり方
 4.近代日本の基盤を作った!?『寺子屋』

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2010.10.30

幼児虐待が起こるのはなんで?(8) 同化回路は再生できる!

               b0126388_0224717.jpg
               画像はコチラからお借りしました。

前回の記事では、密室化した家庭の中での子育てが、子どもの同化回路の成長を阻害しているということを見てきました。

明治に始まった村落共同体の解体と共に都市化・核家族化が進んだことによって、現代人の同化回路はかなり貧弱になってしまっているといえます。例えば親が自分の子どもに同化することもできなくなるくらいに。。。

また、社会圧力を遮断して閉鎖した空間になってしまった現在の家庭は、何が正しくて何が間違っているのかさえ判断ができなくなっているほど規範が崩壊しており、その結果が「虐待」として表出しているのではないでしょうか。

そして、親から虐待を受けた子どもは、上記以上にまともな同化回路を形成することができず、情緒障害に至ってしまう。。。負のスパイラルですね。

一方で、そんな閉鎖空間の中にいては全く何の可能性も見出せないため、お母さんたちは外に向かい始めました。

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2010.10.26

『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2~4.近代日本の基盤を作った!?『寺子屋』

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寺子屋の筆子と女性教師

本来の教育のあり方に迫るシリーズ、前回は江戸時代の藩校について扱いましたが今回は寺子屋です。江戸時代末期には日本の識字率は世界有数のレベルにあったと言います。その基盤を作っていたのが寺子屋でした。

>成人男性の識字率も幕末には70%を超え、同時期のロンドン(20%)、パリ(10%未満)を遥かに凌ぎ、ロシア人革命家メーチニコフや、トロイア遺跡を発見したドイツ人のシュリーマンらが、驚きを以って書いている。<リンク

現在、「朝活(あさかつ)」ブームなどにみられるように、だれもが勉強の必要を感じ認識収束が強まりつつありますが、寺子屋を追求することで今後の道筋が見えてくるかもしれませんね。
以下、「江戸時代の寺子屋の暗誦教育」より転載させて頂きました。少し長いですが、当時の寺子屋の様子がよく伝わってくる素晴らしい記事なので前文掲載させていただきます。

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posted by fwz2 at : 2010.10.26 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2010.10.25

家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる!?(5) ~外圧への同化が活力源~

「家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!」シリーズも今回で5回目です。前回は、成長するとはどういうことかということを見てきましたが、今回は、実際に社会に出てから求められる能力はなにか、社会で活力を持ってやっていくには何が必要か、という点に焦点を当てて考えてみたいと思います。

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posted by mkkzms at : 2010.10.25 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2010.10.23

幼児虐待が起こるのはなんで?(7) 子育ては充足課題

前回は、親子関係の変遷を踏まえ、現在の密室化した家庭の親子関係を見てきました。

その中では、親が子供の本当の想いに気づかずに、子供を育てていることが一般家庭の中で当たり前になっていることが見えてきました。

しかし、このような状況が家庭の中で蔓延していたのでは、親子の間で不全を溜め込むだけで一向に答えが見えてきません。

今回は、家庭の中に潜む問題を更に踏み込んで追及したいと思います。

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一粒の実様からお借りしました。子供の無邪気に遊ぶ姿は、ほんとかわいいですね。

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posted by kaneking at : 2010.10.23 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2010.10.21

家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(4) ~成長する=同化能力を向上させる!

 今回は「家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!」シリーズ4回目です。

 前回は幼児期に発せられる『何で?』『何で?』は、目の前の対象を理解する=同化しようとしているのであり、この同化機能は、対象を理解する重要な機能であることが解りました。今回は、この同化機能の重要性と、子供もしくは人が成長するとは、この同化機能を使って対象域が広がっていくことであることを考えてみたいと思います。
 
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 まず、『同化機能の重要性』が、10月17日のなんでや劇場にて議論されました。非常に重要な内容だと思いますのでここで引用させて頂きます。

10/17なんでや劇場(7)
現代~近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す

~略~
 このことは、現代~近未来が実現の時代であることを示しており、社会期待として捉え返せば、実現期待の時代に入ったとも表現できるだろう。

では、共認収束⇒認識収束の時代に生き残ってゆくために必要なものは何か?それは、共認充足と(それを母胎にした)実現である。

充足を生み出すには、相手に同化する必要がある。実現するためには、対象に同化する必要がある。つまり、今後必要とされるのは、対象に対する同化であり、同化能力こそが現代~近未来の最終制覇力(実現力)であるということになるだろう。言い換えれば、観念力を鍛えるためにも、言語能力を磨くためにも、同化能力を鍛えるというのが最終回答になる。

 何かを実現するには、対象に肉薄する必要があります。そのために、対象への同化が必要です。この同化能力は、現代~近未来にかけての最終制覇力になりえるのです。 

 実は、この同化機能の成長こそが、子供が育つ、成長することと同義なのです。具体的に参考投稿をもとに考えていきましょう。 

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posted by hoop200 at : 2010.10.21 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2010.10.20

『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2~3.藩校から見えてくる教育のあり方』

こんにちは 😀 よしたつです

本来の教育のあり方に迫るシリーズの第2弾です!現在も誠意追求中ですが、追求メンバー皆、江戸時代の魅力にはまってます。人も社会も本当に自然の摂理に合せて適応した循環型システムで出来上がっていて、無駄が無いんですよ。
そんな中、江戸の教育はどうだったのでしょうか?気になりますよね。西洋化が進む前の日本元来の教育をこれから少しずつ見ていきましょう。

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前回までの記事は、以下のリンクを見てください。

『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2

1.プロローグ:日本の公教育の変遷と特徴
2.では日本の教育はどうだったのか?日本の公教育のおおまかな変遷

今回は、江戸時代の藩校についてです。では、早速本文に入っていきます。
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posted by staff at : 2010.10.20 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2010.10.16

幼児虐待が起こるのはなんで?(6) 「親子」ってなに?

江戸時代までの共同体による子育てには、実際に「仮親制度」や「子ども組」といった地域ぐるみのセーフティーネットも、しっかりと形作られていました。制度は無くとも 充足規範が存在していた地域社会の在り方を、さらに追求していきたいと想います。

このシリーズ前稿では、江戸の時代の充足に満ちた子供たちの様子、それを支えてきた地域社会の有り方、そして今後の可能性?としてギャルママの実態などを探索しました。

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↑↑↑これは後から出てくる伝説のチーマーです
今回はちょっと踏み止まって、「親子って何?」を考えて見ます。

親子にしろ、夫婦にしろ、現代の社会問題の代表選手。
⇒上手く行っていないって事は、自然の摂理に反している可能性が大きい。

少しトンデモかもしれませんが、原点に立ち戻ってみると大きな疑問がわいてきます。
動物たちの「親子」や「番」(つがい)は、シーズン限定。
巣立てば他人、翌年(シーズン)にはまた別の出会いが待っている。
同じ哺乳類で有りながら、人間だけが、親子も夫婦も永久的?なのはなんで?
そもそも、昔から本当に永久的なの?

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posted by gokuu at : 2010.10.16 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2010.10.15

家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!~(3)子供の「なんで?」を喜び続けたい

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画像はぷみまる絵日記よりお借りしました
ぴったりの画像で、ありがとうございました。こちらのサイトもどうぞ

今回は「家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!」シリーズ3回目です。
1回目:家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(1)プロローグ~子育て=人を育てるということ
2回目:家庭の教育と社員(共同体)の教育って繋がってる?!(2)同化して充足する

前回は「人は充足しながら成長する」、だから「子育てにおいてはなるべく一人の人間が囲い込まないようにし、学校・会社においては、うまくいっている人に同化していく」でした。
そこで今回は、副題にあるように【同化能力】の可能性について、どのように人間の成長と関係していくのかをもう少し掘り下げてみたいと思います。

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posted by tennsi21 at : 2010.10.15 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2010.10.12

『新たな時代の教育制度の提言にむけてシリーズ2~2.では日本の教育はどうだったのか?日本の公教育のおおまかな変遷』

こんにちは
壮大なシリーズとなった世界の教育シリーズ(総集編はコチラ )を終えて、いよいよ始まった日本の教育シリーズ (第1回はコチラ

みんなで追求を始めていますが、前回以上におもしろいシリーズとなることは間違いなさそうです
自分の国の教育のことなのに、知らないことが盛りだくさん 😀 😯 8)

みなさん、楽しみにしていてくださいね

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さてさて今回は、シリーズ第2回ということで、まずは日本の教育のおおまかな流れを押さえてみたいと思います

日本の公教育の始まりって
今の学校との違いは
どんなことを勉強していたの~

わくわくわくわく

ではでは早速、古代から平安時代までの教育にせまってみます

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posted by tateko at : 2010.10.12 | コメント (2件) | トラックバック (0) List