2011.06.18

【男の居場所は何処にある?】~男女の脳の違いから男の居場所を探る~

前回は男が活力をもって働く場所は、女が可能性を感じた場所(⇒女たちが期待をかけ、男たちが応えていく場)にあることがわかりました。そして、男女の役割分化がなされた社会に、男の居場所があることも可能性として見えてきました。

今回は、役割分化がなされた社会を通して、男女の脳の使い方の違いから「男の居場所」を探索したいと思います。

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まず、脳についてですが、なんと、生まれる前から、「男」と「女」では脳が違うらしいのです 😯
事例をもとに男女の脳の違いを調べてみましょう!

るいネット「生物史から自然の摂理を読み解く」より一部引用します。

【事例①】
三歳半の女の子に、人形ではなく真っ赤な消防車というように、ユニセックスの玩具をたくさん与えた人がいます。普通、消防車なんだから「ブーブー、カンカン~」って言いながら遊ぶと思いますよね?驚きの遊び方をするんです。
      
ある午後、このお母さんが子ども部屋に行ってみると、女の子はベビー毛布に消防車を包みこんで抱っこし、前後にゆすりながら、「大丈夫よ、いい子ねぇ、泣かないでねんねしなさいねぇ。」と話しかけていたとのこと

【事例④】
探索へ向う様子は、いろいろなところであります。幼い時は、それが遊びの中でみられます。
    
男児は、子どもの頃に、虫に興味を持つ子が多いですよね。
虫を捕まえて、羽を広げてみたり、引っ張ったり、もいでみたりetc
カマキリの卵をとってきて、孵化させてみたり・・・
(いろいろな男の人にヒアリングしたところ、カマキリの卵を放置していて、気づいたら孵化しはじめて、えらいことになった~(><)という話を多くの男の人から聞きました )
     
プラモデルなど一回没頭すると、完成するまでお腹がすくのも忘れて没頭するそうです。また、おもちゃの仕組みがどうなっているのか気になって解体してみたものの、元に戻せなくなってしまったり。

子供たちの普段の行動でかなり違いがあることが分かりますね。では、次に子どもたちに描いてもらった絵を見てみましょう。

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2011.06.16

勉強だけができる子にしたくない!【1】:こんなにも進んでいる試験エリートの無能化

 「勉強だけができる子にしたくない!」シリーズのプロローグ~試験制度は子供達を無能にする~どうでしたか。

 さて、今回はシリーズ1回目。~こんなにも進んでいる試験エリートの無能化~です。

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(この写真はこちらから引用させてもらいました。)

 日本の政策を司っているのは、有能な官僚・・・のはずですが、東北太平洋沖地震から福島原発事故を通じて、その官僚=エリートと呼ばれてきた人たちに対し、

・・・本当に有能なんだろうか?
・・・何でこんなに国民の意識とこれほどずれているんだろうか?

という疑問が沸々と湧いてきませんか?これらの、官僚(だけに限らず、学者、電力会社の幹部)に共通なのは、学歴社会の試験に勝ち抜いてきた試験エリートということです。この試験エリートの無能化こそが現在の日本社会の混迷さを引き起こしているのではないでしょうか?
 かつては誰もが憧れ、目指し、そのためになり振り構わず試験勉強し、一部の有能な人が官僚エリートという地位を獲得したのですが、それが何故ここまで無能化したのか?今回は、まず、問題点及び無能さ加減を押えてみます。

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posted by hoop200 at : 2011.06.16 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2011.06.09

【男の居場所は何処にある?】~可能性は男女の役割分化に~

前回は中間整理として、雌雄分化の歴史から男女が互いに力を合わせて生き抜いた時代、対立を生み、いがみ合いの道を歩んできた私権時代までを大きく振り返り、どこで男女のすれ違い が起こったのかを押さえてきました。

しかし、やはり雌雄に分化した生物であるからには、対立ではなく、共に役割を果たすことが必要なのは間違い有りませんよね。

そこで今回は、新たな期待の萌芽としての男女の社会的役割分化をみてみたいと思います。

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posted by 2MFB2N at : 2011.06.09 | コメント (6件) | トラックバック (0) List   

2011.06.09

勉強だけができる子にしたくない!【0】:プロローグ~試験制度は子供達を無能にする

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被災地に笑顔を~「ファイト新聞社」の面々・・・大人達も子供達が作る壁新聞を毎日楽しみにしている
画像はこちらからお借りしました

2011年3月11日に発生した東日本大震災及び、現在も収束への道筋が見えない原発事故は、我々日本人の意識に大きな変化をもたらしました。
地震、津波による災害にしても、原発事故にしても、それらは生命の危機に直結する(=本能を直撃する)大きな出来事であり、被災地でなくとも「何とかしなければ・・・」「何かできることは?」と、人々の当事者意識を高め、節約運動やボランティア活動などに向かわせています。

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今回の震災では、阪神大震災を大きく上回る、3倍近いペースで義捐金が寄せられている
画像はこちらからお借りしました

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posted by kota at : 2011.06.09 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2011.06.04

【男の居場所は何処にある?】~中間整理⇒可能性探索へ~

2011年02月12日からスタートした、シリーズ【男の居場所は何処にある?】ですが、雌雄分化の歴史にまで遡り、男女が互いに力を合わせて生き抜いた時代から、対立を生みいがみ合いの道を歩んできた私権時代までを大きく振り返り、どこで男女のすれ違いが起こったのかを押さえてきました。

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2011.05.31

【男の居場所はどこにある】~男女同権論はペテンである~

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前回は、「個人」や「自由」、「恋愛」といった観念が近代以降の人々の頭の中を支配し、現代の性権力支配の社会状況を作り出してきたことをみました。

男女同権」という言葉を使う人はいまやほとんど居なくなってきていると思いますが、「男女共同参画社会」という言葉がその代わりの位置を占め、ほとんどの人が知らない間に膨大な予算が注ぎ込まれるようになっているようです。

今回は、そのような状況に至った背景を振り返ってみた上で、これからどのような方向に人々の意識が向かい始めているのかを考えてみたいと思います。

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posted by wyama at : 2011.05.31 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2011.05.22

福島原発事故~被曝から子供を守る大人に課せられた使命~

「ただちに健康に影響は無い」

これ、某官房長官の口癖です。

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コチラからお借りしました。

このフレーズに便乗したかのように、突然、文科省が1年20ミリシーベルト、1時間に3.8マイクロシーベルトという基準を決めました。
これに対して「安全かどうか不安」という声が沢山上がっています。

当然でしょう。

福島原発の事故が起こる前の、平常時の放射線量は、0.05マイクロシーベルトなのですから。
四則演算が出来る日本人は、誰でも、「平常時の75倍で平気なわけは無い」と認識します。

政府内でも揉めています。

政府の被ばく基準に批判相次ぐ 衆院特別委で専門家
福島第1原発事故を受け、政府が計画的避難区域や校庭の活動制限の基準に採用している「年間20ミリシーベルト」という被ばく線量について、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会で20日、放射線医学の専門家らから「高すぎる」と批判が相次いだ。(以降省略)

これも当然でしょう。
ってか、持てる場合ではなく、即刻みなす動きをしなさい!!

原理的には、放射線は細胞を破壊します。特に、細胞内の遺伝子が破壊される事が原因で、がん細胞の発生を起します。
平常時は、この放射線で破壊された細胞を修復する人間の機能が間に合っている為に問題とはなりません。
また逆に、自然界における放射線に適応してきたのが人類なのですから、これを超える放射線にいきなり適応できる筈も無い。(人類以外の動植物も当然、同様)

放射線量がどこまで安全か?という議論になると、確率論の話になり、何万人に何人癌が発生するとか、交通事故より安全、喫煙より安全などと言った話が出てきますが、どれも不毛な議論だと考えています。
この議論そのものが、放射性物質を撒き散らした側のイイワケだからです。
根本的には、自然状態でこれまで浴びてきた放射線より多いということは、適応できない可能性が高いのです。

大人は、この様な状況の中で、どうするか?を自ら判断できますが、子供達は判断できないし、行動も出来ない。
だから大人たちがしっかり考える必要がある。
しかし、大人達にも判断できない。
だからと言って諦めてはいけない。

そういう世の中であると言うのは事実です。が、これを思考停止する言い訳にしてはいけないと思います。
国家や政治家、官僚、学者が事実を報告しないと言う側面も事実です。が、これも思考停止する言い訳にしてはいけないのです。
「何シーベルトまでは大丈夫」と判断できないのが放射性物質のこれまた事実であり、その生き証人が、えらそうに「ただちに影響は無い」と言い続ける学者や政治家であり、原発を作ってはいけない根拠となるのです。
(もし彼らがこの答えを知っているのに言わないのであればこれは大罪人です・・・知りもしないのに自分の都合で「安全」ということも同罪ですが・・・)

さてどうするか?
みんなで、知り得る事実を付き合わせていく事が、私たち大人が取り組まなければならない作業です。

そこで今日は、そんな事実を発信してくれているブログを紹介します。

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posted by gokuu at : 2011.05.22 | コメント (2件) | トラックバック (0) List   

2011.05.18

【男の居場所はどこにある】 ~性権力を正当化する欺瞞思想~

前回は、近代が規範破りの性闘争→性市場が繁殖した時代であり、「自由な性」という私権観念が近代思想という形に姿を変えて広く社会に蔓延っていった歴史を追求しました。

個人や自由といった観念は、現実から乖離した架空観念であり、幻想でしかないはずなのに、何故社会に広く共認されてきたのでしょうか?

今回はここを掘り下げていきます。

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実現論 第二部:私権時代 「性権力を正当化する欺瞞思想」より

 性闘争=恋愛の主体は当然個人であり、その個人は、当然規範から自由でなければならない(何しろ規範破りの性闘争なのだから)。そこで、恋愛が至上のものとして共認され、自由な性市場が繁殖してゆくと、下司な迎合男(近世・近代の思想家)たちが、活力溢れる性市場に幻惑されて(何しろ、そこは社会の最基底の男女共認が形成される場である)、「個人こそ社会の原点であり」、「自由こそ最も大切な価値である」などと主張して、現実には性市場にしか実在しない、個人や自由を社会全体の原点や価値にスリ替え、この事実に反するとんでもない架空観念が性市場の繁殖と共に広く行き渡って、社会共認となって終った。

現在では、「恋愛は自由(誰からも制限されない)」と誰もが何の疑いもなく想っていることでしょう。でも、そのこと自体が、集団や社会を全く捨象して「個人が原点」になっているということには気付いていないと想います。

「恋愛は美しいもの」であるはずと思い込み、上手くいかないのは自分(相手)が悪いのであり、恋愛そのものに対して何の疑いも感じていないのではないでしょうか。恋愛が個人の自我(性的自我)に基づく性闘争であるからこそ、駆け引きやいがみ合いが当たり前になることに気付いていないのです。

自由であるはずなのに、何故か窮屈で息苦しかったり、疲れてしまったり、という経験は、多かれ少なかれ誰もに思い当たると想います。そんなこともあり、最近では恋愛に可能性を感じることができず、避けてしまう人たちも増えているようです。 😥

では、人間の集団原理に反し、かつ本当の充足に結びつかないこのような架空観念が、何故人々に共認されたのでしょうか?

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posted by hiroaki at : 2011.05.18 | コメント (1件) | トラックバック (0) List   

2011.05.18

『新たな時代の教育制度の提言に向けてシリーズ3~事実収束⇒観念収束という潮流に向けて教育制度も考える必要がある!!~

こんにちは 😀
「新たな時代の教育制度の提言3」シリーズもいよいよ終盤です

>公教育は、そういう意味では、指導者に従わせるための「調教」そのもので、キリスト教から派生した近代思想によって、「羊は羊として生きること」と「支配」を変ることのない現実として、頭の中に「実現されることのない理想(夢)」を想い描かせるためのものだったのです。

そして、群れの中では、まとまって歯向かってこないように、或いは、社会全体のことに目が向かわないように、「個人主義」を教え、「自由」や「人権」など「微妙な対立構造」を仕組み、仲間や集団ではなく「群集」として育て挙げてきたのです。

しかし、現在、金貸しの目論見も、ここ日本において崩れ去ろうとしています。

『新たな時代の教育制度の提言に向けてシリーズ3~公教育の本質は「遊牧⇒交易部族出自民族」によって培われた【調教】にある!~

この金貸し支配を崩す、実現基盤は何か?どういう方向で検討していけばよいのか?の軸となる方針を扱っていきます

その前に
いつも応援ありがとうございます

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2011.05.15

新たな時代の教育制度の提言に向けてシリーズ3~公教育の本質は「遊牧⇒交易部族出自民族」によって培われた【調教】にある!~

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1年余りに亘って、公教育の成り立ちを調べてきました。
欧米~アジアの教育
日本の古代~江戸時代までの教育
日本の明治時代~戦前までの教育
そして、今年は戦後~現代までの教育を現在まで扱い、前回までで、一旦、過去の経緯の追究を終え、様々な問題点が見えてきました。

その中で、最も大きな問題点は、そもそも公教育とはなにか?という大きな視点で押え直すと見えてきました。

公教育の本質は、【調教】にあるのでは!?からの引用

公教育の成り立ちを調べていくと、「金貸し支配のための洗脳教育」という背景が浮かびあがってきます。(リンク) されにその前段には「キリスト教による洗脳」があります。(リンク)

この「支配」や「洗脳」ということは、日本人にとっては、中々馴染めない概念ですが、欧米人は略奪闘争勃発した前5000年辺りから「支配」の歴史であったことから、当たり前の発想として登場してきたのは想像に難くないです。彼ら西洋人の意識構造とその成り立ちについては、以前の「なんでや劇場」の以下の投稿が参考になります。
リンクリンクリンクリンクリンク

その中で、教育に対する価値感で特に重要なのが、以下の部分です。

その前に、
いつも応援 ありがとうございます

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