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2011年06月04日

【男の居場所は何処にある?】~中間整理⇒可能性探索へ~

2011年02月12日からスタートした、シリーズ【男の居場所は何処にある?】ですが、雌雄分化の歴史にまで遡り、男女が互いに力を合わせて生き抜いた時代から、対立を生みいがみ合いの道を歩んできた私権時代までを大きく振り返り、どこで男女のすれ違いが起こったのかを押さえてきました。

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〔ここまでの投稿〕

1.【男の居場所は何処にある?】~プロローグ~

2.~生物に学ぶ雌雄の役割分化~

3.~人類の雌雄分化と人類の弱点~

4.~遊牧部族の父系制転換~

5.~男女の対立史 性権力と占有権力のせめぎあい~

6.~私婚関係から私権の共認へ(1)~

7.~私婚関係から私権の共認へ(2)~

8.~男と女の対立史~

9.~性権力と占有権力の共認→表層観念の共認~

10.~性市場→商品市場の発生と繁殖

11.~性権力を正当化する欺瞞思想~

まず、ここまでの流れを簡単に整理しておきます。

雌雄分化 雌:安定 雄:変異
 ∥
 ∥ 性の差異化⇒進化促進
 ∨
哺乳類  雌:生殖 雄:闘争⇒内雌外雄・ボス集中婚(殆どが母系制)
 ∥
 ∨
人 類  女:充足 男:闘争⇒男女の期待・応合⇒解脱共認(ボス集中婚)
 ∥
 ∥ 500万年間の洞窟暮らし(男女和合共認による不全解消)
 ∨
観念進化→地上進出⇒生産様式の多様化
 ↓
牧畜生産による蓄財意識+遊牧部族による父権制転換 → 勇士婚
 ↓
私権意識の芽生え → 略奪闘争の勃発 → 略奪婚 → 一対婚
 ∥
 ∥→男の占有権と女の性権力のせめぎ合い → 男女の対立史
 ∨
市場社会 → 安定秩序+私権獲得の可能性△+性的商品価値の登場
 +
近代思想 → 性的自我の肥大化+正当化観念(自由恋愛)
 ↓
男の私権 < 女の性権力 → 男女同権社会(要求主義化)
 ↓
豊かさの実現→私権の衰弱→女原理一色の社会へ(男は懐柔)
 ↓
闘う目的を見失った男達→中性化・草食男子・イクメンetc.
 ∥               ↓
 ∥          社会不全は増大する一方
 ∥               ∥
 ∨               ∨
どうする? ⇒ 答えが必要!⇒ 男への闘争期待が高まるか?

元々、雌雄に分化した生物にとって、生存そのものが互いに相手(異性)に委ねる関係性の上でしか成立しない構造となっています。つまり、どんなにいがみ合おうとも、男にとっては女、女にとっては男が居なければ生きていけない、というのはごく当り前の認識です。

改めて、対立の歴史を振り返ってみた時に、何よりも気付きとなったのが、この抗えない普遍構造(自然の摂理)の存在でした。

常にお互いに求め合ってきたという事実と、一方では私権の強制圧力による警戒心と自我肥大による否定を生み出し、心と頭とが断絶した世界で生きてきた、という感覚です。

しかし、私権の衰弱→消滅という状況認識と共に、じわじわと本限回帰の流れが生まれつつあります。

冒頭に掲げた、イクメンというのも、最末端の本源集団=家族収束の現象でもあり、見方によっては本限回帰の一端と見ることもできるでしょう。

ただし、男女共に社会に出るのが当り前となった社会になったものの、現在は統合軸不在、社会不全は増大する一方。課題は山積みになるばかりです。ここで、男が家庭に埋没してしまっては、誰も答えの出せない世の中で不全が積み上がるばかり。安定重視への偏重は、むしろ世の中を不安定化させる要因にもなってしまいます。

と、いう事で、ここからはいよいよ新たな可能性探索へと向かいたいと想います。

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今現在も全く復旧の見通しが立たない福島原発や内閣の混乱も含め、いよいよどうにかしなければ、という当事者意識が芽生え始めてきています。むしろ、なんとかするしかありません!

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これこそが、男達の出番!

答え期待の高まり⇒男達への闘争期待に応えていく事こそが、新たな外圧適応への道のりを切り開いて行く事でしょう。

そこで、次回からは、新たな期待の萌芽としての男女の社会的役割分化に注目して行きたいと想います。

お楽しみに!

投稿者 kawait : 2011年06月04日 List   

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