2012.01.12
『生きる力を育てる教育』~遊びの効用(1)子どもにとって、「遊び」は最大の学習課題~
新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
お正月は、3歳になる息子を福岡の実家に連れて帰りました。
福岡には少し年上の従兄弟が4人いまして、沢山遊んでもらっていました。
「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」、「すもう」等々。
昔ながらの遊びにすっかり夢中になった息子でした。
さて、今週から幼稚園や小学校も始まりましたね~。
でも、
冬休みの宿題が溜まっている…
なかなか学校モードにならない…
でもって、
「いつまで遊んどんねん!」
「遊んでないで、はよ勉強しーやー!」
「勉強終わるまで、遊んだらあかんで!」
なんて感じになってませんか?
僕は近い事言ってました(笑)
前置きが少し長くなりましたが、今回のシリーズは、この「遊び」についてです。
どうしても、「遊び」は「勉強(=学習)」と、【対立するもの】、【相反するもの】、と考えてしまいますよね?
しかし!!
実は!!
子どもにとって、「遊び」は、
最大の学習課題
なのです!!
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posted by noz303 at : 2012.01.12 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2012.01.07
『安心基盤をつくっていくためには?』:「食」への期待6~「食」を取り巻く新たな試み②
『安心基盤をつくっていくには?』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
1.食卓に迫る放射能の危機
2.腐らない農産物の正体
3.遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響
4.驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る
5. 骨抜きにされる法規制①
骨抜きにされる法規制②
6. 『安心基盤をつくっていくためには?』:「食」への期待6~「食」を取り巻く新たな試み①
前回に引き続き、今回も食にまつわる新しい取り組みを紹介したいと思います。今回は流通、新しい繋がりに注目し今後の可能性を探っていきます。お送りするのは③④です。
①変わる消費者の意識
・安心できる食材を求めてネット通販へ
・食欲から食抑へ 企業の社員食堂レシピ本がヒット
②変わる生産技術
・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術
③変わる食の流通(コンビニ・スパーマーケット)
・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ
・店内で栽培した野菜を食材に 店産店消のファーストフード
・「地域の食育」を担うスーパーマーケット
・「地産地消」のスーパーマーケット
④食を通じた新たな繋がりの萌芽
・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ
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posted by d0020627 at : 2012.01.07 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2012.01.04
教育の目的は、共同体の次世代の成員を育成すること ~内田樹「教育基本条例の時代錯誤について」より~
(平松元市長と対談する内田樹氏(右) 写真はこちらからお借りしました )
昨年10月、内田樹氏が、元大阪市長の平松邦夫氏を励ます会で、「おせっかい教育論・教育基本条例の時代錯誤について」という講演をされましたが、その内容が氏のブログに掲載されています。
そこでは、大阪維新の会が掲げた「教育基本条例」が市場原理と競争原理に毒された愚策であること、求められる教育の目的や役割はそのようなイデオロギーが適用してはいけない領域にあり、人類が誕生した当初からその集団に存在していた普遍性が高いものであること、が述べられています。
激動の時代を迎えている今日、年初に改めて教育について考えるべく、一部(それでもかなり長いですが・・・)を紹介します。
あらためて、
あけましておめでとうございます
本年も、よろしくお願いします
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2012.01.01
『安心基盤をつくっていくためには?』:「食」への期待6~「食」を取り巻く新たな試み①
新年明けましておめでとうございます!
昨年は本当に忘れられない年となりました。
震災や原発事故を契機に、今まで以上に「安心・安全」というものの重要性、大切さを見つめ直す年だったように思います。
失われてしまった日本の 「安心基盤」を再構築するためにも、当ブログも昨年以上に追及していきますので、2012年 もどうぞよろしくお願い致します!
それでは、本文です。
『安心基盤をつくっていくには?』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
1.食卓に迫る放射能の危機
2.腐らない農産物の正体
3.遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響
4.驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る
5. 骨抜きにされる法規制①
骨抜きにされる法規制②
「食」を取り巻く状況がいかに危機的だったのかその実態をお送りしてきたわけですが、今回は、食にまつわる新しい取り組みを全2回で紹介したいと思います。特に消費者、生産技術、流通から見た新しい流れに注目し今後の可能性を探っていきます。今回お送りするのは①②までです。
①変わる消費者の意識
・安心できる食材を求めてネット通販へ
・食欲から食抑へ 企業の社員食堂レシピ本がヒット
②変わる生産技術
・微生物触媒による放射線除染浄化分解技術
③変わる食の流通(コンビニ・スパーマーケット)
・食品添加物が少ない、店内調理するコンビニへ
・店内で栽培した野菜を食材に 店産店消のファーストフード
・「地域の食育」を担うスーパーマーケット
・「地産地消」のスーパーマーケット
④食を通じた新たな繋がりの萌芽
・レシピコミュニティーサイトで情報共有→共同体の再生へ
それでは続きを読む前にクリックお願いします!
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2011.12.29
『生きる力を育てる教育』~現代の新しい教育~やる気のスイッチを入れる part2
ヨコミネ式に続き、
もうひとつ、やる気のスイッチをを入れる事例を紹介しましょう。
今回はもう少し大人で、高校生の「やる気のスイッチ」を
品川女子学院の漆 紫穂子校長先生の話を参考に紹介します。
るいネット~『「やる気のスイッチ」を入れるには』
「やる気のスイッチ」 は3つ
1.できないと思っていたことができた時
2.これはみんなのためになると思えた時
3.自分のやりたいこと、目標ができた時
続きも応援よろしくお願いします
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posted by pochi at : 2011.12.29 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011.12.28
『安心基盤をつくっていくには?』:「食」への期待5~骨抜きにされる法規制②~
http://www.asyura2.com/0311/gm9/msg/193.html
日本の食の安心・安全を確保しようとする規制を骨抜きにするアメリカの強権
日本では、1948年に「食品衛生法」を施行し、1959年に「食品、添加物等の規格基準」、1996 年の病原大腸菌O157食中毒事件や,2001年に発生したBSE(ウシ海綿状脳症)問題,食品表示偽装事件を背景に,消費者の保護を基本とした包括的な食品の安全を確保するための法律として2003 年(平成15 年)5 月に「食品安全基本法」を定めると同時に、「食品衛生法」の改定を行った。
これに纏わる様々な法の抜け道があったとしても、日本のこれらの基準は世界各国の基準に対して、相対的に厳しいものです。(法の抜け道については、本シリーズの1~4をご参照くだざい。)
BSE問題で記憶にも新しいとおもいますが、これらの基準では、アメリカの食材が日本で受け入れられるためには、相当の手間と期間、そしてコストが掛かってしまうということで、アメリカは密かに日本政府に対して圧力を加えてきました。
その代表が、「年次改革要望書」です。「年次改革要望書」とは、簡単に言うと、貯蓄を含めた日本の資産を外資が略奪しやすいように、制度変更を強要(命令)する公文書です。詳しくは以下を参照ください。
『「拒否できない日本」を読んで』http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=98733
因みに、食品以外で、日本に圧力を掛けて、実現されたものだけで以下の内容があります。
1997年・独禁法改正、持ち株会社の解禁、金融監督庁設置
1997年・NTTの分離・分割
1998年・大規模小売店舗法廃止、大規模小売店舗立地法成立(00年施行)、建
築基準法改正、金融ビックバーン
1999年・労働者派遣法の改正、人材派遣の自由化
2000年・時価会計導入
2001年・確定拠出年金制度導入
2002年・健康保険における本人3割負担の導入
2003年・郵政事業庁廃止、日本郵政公社成立
2004年・法科大学院の設置と司法試験制度の変更、労働者派遣法の改正(製造業
への派遣を解禁)
2005年・日本道路公団解散、分割民営化、新会社成立
2007年・新会社法の三角合併制度の施行
2008年・JA法と中小企業中央会法の改正(共済規制)
2009年・日本生協法改正(共済規制)
リンクより引用
郵政民営化など代表的なものだけでも、アメリカの命令で実現されてきた制度がこれほどあるのです。それを、日本政府はマスコミを通じ、あたかも独自に、主体的に作り出してきたように見せかけているのです。食品関連の要望(命令)についても、色々あり、以下に紹介します。
その前に・・・
いつも応援 ありがとうございます
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posted by sashow at : 2011.12.28 | コメント (1件) | トラックバック (0) TweetList
2011.12.24
『生きる力を育てる教育』~現代の新しい教育~やる気のスイッチを入れる
「こどもは勉強嫌い 」と思っている方は多いと思います。でも、勉強 が嫌いなわけではなく、強制的にやらされるのが嫌いなだけなんだそうです。そういえば、こどもの通う学習塾では、宿題の暗唱とは別に、自由参加制の検定式にしたところ、がぜんやる気あがって 参加する生徒が増えているそうです。もちろん、学力も上がって いるそうです。
では、どんなところでこどもたちはやる気のスイッチが入るのでしょうか
ここでは、保育所・幼稚園で100校以上が取り入れているヨコミネ式 について紹介します。
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posted by tomitomi at : 2011.12.24 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011.12.20
『安心基盤をつくっていくには?』:「食」への期待5~骨抜きにされる法規制①~
画像はこちらから拝借
『安心基盤をつくっていくには?』:『「食」への期待』シリーズということで、これまで以下の記事をアップしてきました。
1.食卓に迫る放射能の危機
2.腐らない農産物の正体
3.遺伝子組み換えの仕組みと人体への影響
4.驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る
これら食品に纏わる問題は、われわれ庶民では防ぎようがなく、それらを食い止めるには政府による法規制が何より鍵になります。
しかし、実態はどうかというと・・
上記1.の放射線被害では
●年間20ミリシーベルト「発がんリスク低い」 政府見解
●文科省「放射線量低く見せろ」要求応じず解約になったオンライン線量計
など国民、それも今後育っていく子供達の生命を真剣に考えている痕跡が見えません。
さらに、これに懲りずに、首相経験者4人も含む元自民党系の大物政治家たちが集まって地下原発推進議連をするという動きさえある。(リンク)
2~4については、もっと大きな政治的な圧力が働いているのです。
ご存知のように、日本は敗戦後の政策は、アメリカ:GHQ主導で進められてきました。歴史教科書では、それは「民主化」といわれていますが、実際には、「支配」と呼ぶに相応しい状況でした。
それらの状況は、以前に当ブログでも追求し、まとめているので、以下をご参照ください。
え?!こんなところまで?!~戦後のアメリカ支配@女性の解放~
え?!こんなところまで?!~戦後のアメリカ支配@労働運動~
え?!こんなところまで?!~戦後のアメリカ支配@日本の教育~
え?!こんなところまで?!~戦後のアメリカ支配@マスコミ~
今回のテーマである食料に纏わる政策も、ご多分に漏れず、アメリカ支配の影響を受けてきました。そして、それは最近話題のTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)でさらにその支配圧力を強めようとしています。食の安全や安心を・・と考えた場合、この事態はとても深刻です。
以下に、戦後から現在までの食料政策の経緯をざっと、振り返ってみます。
その前に・・・
いつも応援 ありがとうございます
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posted by sashow at : 2011.12.20 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011.12.15
『生きる力を育てる教育』~「農」教育が育むもの~
みなさん、こんにちは^^*
『生きる力を育てる教育』シリーズ前回の記事では、農における教育力 についてみてきました。
子供の時から、すすんで身近な自然に親しみ、農作業を経験し、地域の活動や調査に参画し、そこから得た智慧を暮らしに活かし、自らの地域を変え、築き上げていく努力の中にこそ、これから創り上げていく共同体社会の姿があるのでしょう――。(前回の記事より)
ひとり一人を成長させるだけでなく、私たちをとりまく社会のあり方をも変えていく、と~っても大きな可能性を感じましたね
こうした農における教育力に着目した様々な試みは、全国各地でも広がっています。
農林水産省によると、学校における農業体験学習は、小学校の80%、中学校の33%で行われているそうです。(農業体験学習の実施率 2009年より)
農業体験学習の中身は、「学校の畑で芋掘り」や「バケツで稲を育てる」という身近な体験から、実際に農村に行って「田植え体験」という本格的なものまで、学校によって様々あるようですが、今回はより本格的な体験に着目し、子どもの頃にそのような「農」に触れる経験が、どんな力を育むのか、具体事例を交えてご紹介します 😀
つづきも応援よろしくお願いします
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posted by chiue at : 2011.12.15 | コメント (0件) | トラックバック (0) TweetList
2011.12.10
『安心基盤をつくっていくには?』:「食」への期待4~驚愕の「白い粉」。食品添加物の実体に迫る~
食品業界では、食品添加物のことを「クスリ」と呼んでいるそうです。
安くて、便利で、日持ちして、見た目がキレイで、製造過程の作業性もよくて・・。「添加物は職人要らず」と言われて、添加物を使えば、技術がなくても簡単に一定レベルのものがつくれてしまう。たとえば、うどんのシコシコ感、かまぼこのプリプリ感、たくわんのポリポリ感・・。鮮やかな着色や保存期間の延長など一般によく知られている効果以外にも、気づかないところで広く深くわたしたちの食生活に影響を与えています。
しかし、そんな食品添加物にまつわる現状を消費者はまったく知らない、添加物がどの食品にどのくらい使われているか、その実態を消費者は知りようがない。
以下に、その実体をできるだけ生々しく紹介していきます。長くなりますので、時間のない方は、最後の「■まとめ~よりよい明日のために~」だけでもお読みください。それでは、応援よろしくお願いします。
参考図書:安部司「食品の裏側」
増尾清「家庭でできる食品添加物・農薬を落とす方法」
渡辺雄二「食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物」
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posted by urara at : 2011.12.10 | コメント (13件) | トラックバック (0) TweetList