2015.12.11
ことばは、風土や情景とともに刻まれる
長女は鍵っ子なので、毎日学校から帰ったらすぐ私に電話をかけることを日課としてもらい、安否を確認しています。
毎日「ただいま!」の声を聞いていると、今日も一日元気に無事に過ごしてくれてよかったなとか、少し疲れているようだなとか、うれしいことがあったんだなとか、長女の顔が目に浮かんでほっこりします
先日、いつものように「ただ~いま~!」「おか~えり~♪」とやりとりしていると、長女が「ママの“おかえり”って、手をいっぱい広げてぎゅーってしてくれてるみたい」とはにかみながら言いました。
お互いに、同じように、いつもの短い一言から相手を思い浮かべていたんだなぁと嬉しくなりました。
我々が子どもの頃から無意識に使っていることばは、単一にあてがわれた記号ではなく、風土や情景とともに刻まれてきた。だからぴったり合って染み入るのだと気づかせてくれた記事を紹介します。
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2015.12.10
高齢者の起業が急増、理由は経験を生かす・社会の役に立ちたい
「技能を活かす」なら、何も子どもに教えるだけじゃない。幾つになっても、もっと、現役で直接社会と関わり合いたいと思う人もいる。
なんと、「どこかで働きたい」レベルじゃなく、起業している人が多いらしい。
自らが起業する高齢者が増加傾向にあるようです。起業家の内、60歳以上で起業した人は1979年では全体のわずか6.6%であったが、少しデータは古いものの2007年では27%にまで急増している。
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2015.12.03
高齢者が知恵や技能を教える「寺子屋事業」の取り組み
お年寄りの活力発揮場所は、小さな子どもの子育てだけではありませんね。
もっと、技能を生かした場もあるはずです。
定年が65歳に引き上げられるとはいえ、定年後は高齢者にとって生産に参加する場は少なく、特に都市においては役割不全が深刻化している。
その中で、高齢者が培ってきた知恵や技能を地域社会に還元していこうと、地元のシルバー人材センターが事業母体となって行われている「寺子屋教室」が注目される。
平塚市を例に取ると、成人向けでは「パソコン」「絵画」「フラワーアレンジメント」「囲碁」や、子供向けには「小学生対象の算数と国語」「書道」などが講座として開催されている。
月謝が2,000円~4,520円と低く抑えられていることもあって、核家族が進行して学校や塾しか学ぶ機会の無くなった子供たちにも、新鮮で人気のようである。
地域社会に貢献したい、技能や知恵を継いで行きたいという高齢の方は多いと思われ、一方で若い内から勉強だけでなく生きる力や知恵を学んで生きたいという子供や親も増加傾向にあり、これらを繋ぐ「学びの場」という形態は地域再生の可能性を感じる。
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2015.11.27
経理の「3つの仕事」とは?
会社で経理の仕事をさせてもらうようになって、もうすぐ6ヶ月が経とうとしていますが、今なお、経理の役割・社内のみんなからの期待を深く捉えられていないこと、国や税制、従来のやり方にならうだけで思考停止していることに気づきました。
本来、経理の役割とは、その名のとおり“経営を管理する”ことであり、経営陣が的確な経営判断をするための情報を提供する、社会の状況や自社の状況を正確に把握し助言するなど、参謀となり会社を守り勝たせること。
肝に銘じるため、あらためて経理の仕事って?という記事を紹介します。
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2015.11.26
元来、子育てとは高齢者の役割であった
高齢者の能力を子育てに活かそう!って、実は普通のことなのでは?子供の頃、母親が忙しい家庭はおじいちゃん、おばあちゃんが面倒を見てましたよね。「おばあちゃん子」って普通に居ましたから。
子育てをしている人たちの話を聞くと、子供の祖父母が子育てに関っているケースをよく耳にします。
お母さんが、1人で子育てすることの行き詰まりを避けるため、祖父母に精神的に支えてもらうケースから、仕事をしているお母さんが、子供が熱を出したけど仕事が休めない時のサポート、さらには、日頃から全面的にサポートを受け、保育園や幼稚園の送り迎え、ご飯のお世話など、子育ての主体を祖父母が担っているケースも少なくありません。
私の住んでいる街でも、日中、ベビーカーを押してお散歩しているおばあちゃんをよく見かけます。
子供が通っている保育園でも、送り迎えはいつもおじいちゃんという子がいます。ここのおじいちゃんは、子供の病院の面倒や髪の毛を切ってあげることまでしているそうです!こういう祖父母がサポートすることについて、良いという意見、母親・父親が甘えすぎ、親離れ出来ていないという意見、賛否両論です。
ただ、1つ言えることは、誰かのサポート無しでは子育ては出来ないということ。私は、祖父母が遠方のため、サポートは受けていませんが、その代わり、共同保育仲間に大いに助けられ、助けて子育てしています。
では、昔は、どんな風に子育てがなされていなのか?
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2015.11.20
「でも」「だって」「どうせ」から脱却するには、“自分”フィルターを外した肯定的な言葉を脳に教え込ませる
身近な人で、よくもまぁ次から次へと出てくるなぁと感心するほど、常にまわりの全てのことに愚痴や不満を訴えている女性がいます。
不全を一旦受け止めて、じゃあどうする?を一緒に考えようとしても、他の人の成功事例から不全を解消する突破口を示しても、「でも・・・」「だって・・・」「どうせ・・・」と否定・言い訳・諦めが多く、「昔からネガティブだから直せない」「育った環境が悪かった」などできない理由を延々と述べるばかりで何ひとつ実現に向かいません。
聞く方もうんざりしますが、人の言葉や態度を悪い方に受け止めて、落ち込んだり苛立ったりしている本人も、否定の泥沼で自分をもてあましている気がします。
そこで、彼女の話を聞くたびに、「本当に、そうなのか?」と、不満を抱いている相手の表情や言動を正しく思い出させて再現させてみると、相手の顔をほとんど見ずに、行間(実際に言われていないこと)を悪い方に想像しながら聞いたり、言葉尻を捉えて悪い妄想に耽ったりしていることを多少自覚したので、愚痴が出たらひたすら彼女の否定フィルターを外して相手の気持ちや行動を肯定的に言い換え続けてみました。
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2015.11.19
幼老統合ケア という取り組み
お年寄りに介護が出来るなら、保育はもっと出来るだろう。保育の現場にも高齢者のパワーを活用しようという話。
現在、高齢者は増える一方。しかも施設に入れると、なにもかもを面倒見てくれる、与えられるだけとなり、痴呆も進んでいくようです。
また、子供についても保育所が足りないという現実的な問題だけでなく、拠るべき規範もなく、過保護に育てられ自己中な子供も増えています。
どちらにも共通していることは、与えられるだけの存在であること。
これらを一挙に解決しようとする面白い試みが、【幼老統合ケア】という取り組みです。
198985 幼老統合ケアの事例~ウェルネスグループ~
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2015.11.12
若者に介護はさせない~元気高齢者による高齢者支援~
なんだか、高齢者を介護しなければならない対象としか見ないから問題だらけなんであって、高齢者の能力を活用しようと思えば可能性が開けるように思えてきました。
もっと、積極的に自ら高齢者の課題を担おうとする動きもあります。
「若者に介護はさせない―元気高齢者による高齢者支援「かい援隊本部」活動開始」
「若者に介護はさせない。2025年の介護分野における100万人規模の人手不足の解決を図る」
この大義を掲げた介護人材派遣業の株式会社「かい援隊本部」(東京・品川)が、2012年4月1日に活動を開始した。
同社のビジネスの特徴は、「元気高齢者による高齢者の介護」。介護分野での人材派遣業では類例のない、毎月の研修を行う教育に力を入れる体制をつくった。介護をする人、される人の年齢が近いゆえにコミュニケーションを取りやすく、共に心と体の負担をかけない介護ができると期待できる。
さらに年金受給者層の人を介護スタッフとして報酬を伴う社会貢献活動にいざなうことで、収入と活力の維持を図る。目標は「2025年までに100万人の介護スタッフの派遣・育成を行う」と壮大だ。
創業者の新川政信(にいかわ・まさのぶ)会長は「本当に社会の役に立つなら収益も上がり、税金もたくさん払えるはず」と語り、株式会社の形で介護業界ビジネスに挑む。
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2015.11.10
「ピンクの象を想像しないでください」
タイトルを見て、多くの人がピンクの象をイメージしてしまったのではないでしょうか
大事な約束の前日に「絶対遅刻しないようにしよう」と念じて寝たのに、当日遅刻してしまった、失敗が許されない場面で「失敗しませんように」と心の中で何度も祈ったが失敗してしまった、泣いている子どもに「泣かないで」と言ったら余計に泣いてしまった・・・
このような現象は、『脳(潜在意識)は否定形を理解できない』ことから起こるそうです。
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2015.11.05
機関紙を手配りしながら地域を繋いでいく~鳥取県「手配りさん」
高齢者の可能性、続きです。高齢者の可能性は農業だけじゃ無い!
機関紙を手配りしながら地域を繋いでいく~鳥取県「手配りさん」
機関紙を手配り(届ける方の呼称は:手配りさん)しながら、地域の方に声をかけたり、家の異変を感じ取ったりして地域を守っていこうという活動が、行政と医療福祉生協で立ち上げられ、支持を集めているようです。
高齢化が進む鳥取県でスタートし、今は配布する方たちも増えてきており、約1万3,000世帯の配布を行っているとのこと。ある地域の事例では最初はひとり40~50部配布していたものの、協力者が増えてきたことによって、今では一人10部ぐらいに減り、その分地域の人と話をする時間が取れてきて楽しんでいる様子が伺える。
手配りで地域の方との交流を重視しながら、繋がりを再生していく、草の根の共認形成の事例として注目される。
以下、医療福祉生協連HPより引用
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