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【活力の根っこを探る】人類にとって、同類が最大の活力源!

親と子、職場関係、夫婦間という近い関係なのに(だからこそ?)、「わかってくれないな~」とか「なんかいまいち深く繋がれていないな~」と感じることはありませんか。漠然ともっと深く繋がれたら「お互いに活き活きしそうだな~」と思いませんか。

とはいえ、どう接していくのが良いのか悩みますよね。

そんな時、相手のことをどう見ているでしょうか?

「違う生き物だししょうがないか…(諦め)」

「どうにか変えないといけない…!(管理)」

そう考えているうちは上手くいかない事がほとんどです。

 

相手の表情がもやっとすると、自分自身ももやっとしたり、

一人がイライラしていたら、周りにもイライラが伝染したり、

逆に相手がパッと明るい表情になるだけで、自分も少し晴れたような気持になったり。

 

赤ちゃんに対してつい笑顔になってしまうのも、同じです!

>人類の赤ちゃんは、まわりに全てを委ね、まわりを全て受け入れる状態で、生まれてきます。こんな生物、他にはいません。まわりを生きる活力源としているのだから、たくさんたくさん充たしてあげたい。人類の成り立ちを深めていくと、そんな気持ちになりますね。

http://web.kansya.jp.net/blog/2022/07/9217.html [1]

赤ちゃんほど充足にまっすぐであり、全面的に相手を受け入れて充足できる可能性(プラス)の眼差しで捉えているだからこちらもつい笑顔(プラス)になってしまうのです!

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相手が笑顔だと自分も笑顔になる。逆もしかり。

では、何故、人類は相手の表情や感情に左右されるのでしょうか。

 

>人類は、足の指が先祖返りした(枝を掴めなくなったかたちの)サルから進化してきました。これまでの外圧変化による逆境ではなく、自らの樹上機能を「欠損」したことによって、逆境に追い込まれたのです。

サルにとって最大の武器である樹上機能。この機能を失って、最弱生物となった初期人類は、自らの存亡をかけて適応しようとします。そこで獲得したのが、まわりの存在への感謝、そして、まわりの存在への同期機能です。

外圧に全く適応できない、自分は、「無」に等しい。

そんな状況の中で、まわりの(仲間の)存在そのものが生きる活力源。

http://web.kansya.jp.net/blog/2022/05/9012.html [3]

 

その状況下相手(同類)の欠乏・期待は何か全ての意識を相手(同類)に向けて、全面収束していったのです!

だから、相手の表情や感情が気になるのも、左右されるのも当たり前!

 

ただ現代と違うのはどんな場面(プラスもマイナスも)でも全て相手との関係の中で充足できるという可能性を持っていたということ。

つまり、人類はもともと「充足できる対象(存在)」=「最大の活力源」!

 

 

今までの関係をそう捉えなおすと、管理するだけの親と子や指示するだけの職場関係が期待感をもって接せれそうですね!期待感(可能性)を感じれたら周りも今より良くなっていきそう!

 

そして、次は人類にとって同類が最大の活力源になったのはいつから?なんで?に焦点をあてて追求していきます!

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