人類が子育てする意味~周りを生かし、周りに生かされる能力・感覚を親子で磨く~ |
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2022年12月13日
「正解をもとめる思考」は結構根深い~変化を受け入れ、仲間と仕事をしていくためには~
社会人になって半年以上、未だに大学までの認識で取り組んでいるなあ、と思うことが沢山あります。
特に若手は、「答えがない」という状況にぶつかったり、落ち込んだりしている人も多いのではないでしょうか。
今まで学生を過ごしてきた中で、大学は自由で決めないといけないこと、判断することが沢山あるって思ってきました。でも、「答えがない」問題って進路を決める局面では、あんまり出会ったことがない。
試験はいつも答えがあるし、わかりやすく評価して単位をつける、という点では、社会と違うのは仕方のないことかもしれません。
「社会に出たら、正解なんてない。選択して進んでいく。」
頭ではわかっていても、身体に染み付いていないものです。
いろいろな業種の友達と会話していても、
「先輩や上司が言っていることが変わる」
「聞いたのに、わからないのが嫌だ」とか、よく耳にします。
最近わかってきたのは、この考えがすでにないはずの答えを求めているということ。
状況が変われば、選択は変わる。選択が変わった、ということは、どこかで状況が動いたのではないか。
最初私もあった、「変わる」が受け入れられないということは、固定の答えを求めて、それを頼りに動いているんですね。
また、私は「やってみて」に結構腰が重いタイプ。自分の中であれこれ優先判断していて、それに沿わないことはあまり進んでやってきませんでした。
自分が「正解だ」と思うことを頼りにしてきた。
最近少しずつ動いてみてわかったのは、先輩のアドバイスには、その上の先輩の蓄積もあって、やってみるといろんな発見がある。
「正解をもとめる」
今まで学校でやってきて、その思考になるのは、ある意味仕方のないことかもしれません。
そういう思考だったんだ、って認めてあげて、その上で周りの声に向き合ってみる。
今までよりも心軽く、やってみるに腰が重くならない。
そうやって今までよりちょっとずつ楽しく取り組めたら最高ですね。
投稿者 itou-a : 2022年12月13日 TweetList
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