2020.09.11
学校生活では成績がすべて。
いい成績を取ることが目的で、成績によってふるい分けられ序列化される。いわゆる学歴を手に入れるために皆成績に収束してきました。
しかし時代は変わり、いい成績、高学歴は何の役にも立たないことが明らかになってきました。
今回はそんな成績絶対の弊害について考えてみます。
続きを読む "成績が悪くて何が悪い。成績と人間力は無縁、むしろ反比例するのが現実。"
posted by hoiku at : 2020.09.11
| コメント (2件)
| トラックバック (0)
List
2020.09.10
学生時代に「働くこと」を経験するといえば、アルバイト。
いろんな世界を見ることができて楽しかったことと、
「世の中っていろんな人の手を介して動いているんだな~」
「何であってもその背後には人の手があるんだな~」
と実感できたことを思い出しました。
続きを読む "大学生、高校生がアルバイトをするメリット6つ"
posted by hoiku at : 2020.09.10
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.09.10
ここでも、体の脳⇒こころの脳・お利口さんの脳が述べられています。
こちらの文章の方が大元かもしれません。なぜ、お利口さん脳⇒こころの脳の順番で語られるのか?脳の発達過程が本能を司る部分の発達の後、大脳新皮質=観念を司る脳が発達するとされているからのようですが、赤ちゃんの成長過程を見ても、体の次は心だろうと思います。赤ちゃんは周囲の物まねをして観念(言葉とか)を育てて行くのですから、物まねをして周囲に同化していくのはこころの部分だと思うのです。
母子健康協会 さんより
子ども達の脳と体の発達
文教大学教育学部特別支援教育専修 教授 成田 奈緒子先生
脳育ては順番とバランス
脳育てには、守られるべき順番とバランスがあります(図1)。最初にきちんと育てられるべき脳は、寝ること、起きること、そして食べることとからだをうまく動かすことを司る「からだの脳」(主に大脳辺縁系、視床、視床下部、中脳、橋、延髄などを指す)です。通常、生まれた時には寝たきりで夜も昼も見境なく泣き、ミルクをねだる、つまり睡眠も食欲も身体の動きもコントロールできない赤ん坊が、次第に首が座り、お座りをしてはいはいができるようになり、1歳ごろになると、朝目覚め、夜眠り、そして起きている間に姿勢を維持して体を動かし、食事を3回摂るようになりますよね。同時に、喜怒哀楽を表情や声で表現できるようになってきます。これが「からだの脳」の育ち、すなわち第一番目に起こる脳と体の発達です。この脳は、生命の維持装置ですから、もちろん動物たちもきちんとこの脳を働かせて生きています。大体生後5年くらいをかけて育っていきます。
次に1歳ごろからは、いわゆる「お利口さんの脳」(主に大脳新皮質を指す)の育ちが始まります(図1)。
この脳では言語や微細運動、そして思考などを司ります。人間ならではの機能がたくさん詰まった部分なので、私たちは、どうしても脳というとこの脳をイメージしがちです。実際、この脳は特に小中学校での学習を中心として、大体18歳くらいまでの時間をかけて育ちます。進化が進んだ動物ほど大きく機能も高度化していて、人間を動物から区別するには大切な脳です。でも大事なことは、まずはからだの脳から育つ、つまり発達の順番は決まっていることです。二階建ての家を建てることをイメージしてみてください(図2)。順番を無視する脳育ては、たとえて言うなら、二階建ての家を建てるのに二階から先に作っていくようなもので、結果としてバランスが悪く長持ちしない脳が育ちます。
このような順番を崩した脳育てがしばしば「こころの脳」の問題を引き起こします。人間の脳では、だいたい10歳を過ぎたころから「からだの脳」と「お利口さんの脳」をつなぐことで「こころの脳」が育ちます(二階建ての家で言えば階段、ですね(図1、2参照))。
「からだの脳」で起こった喜怒哀楽の情動は、そのまま行動に反映されると人間社会ではうまくいかないことも起こります。そこで人間は、起こった情動を「からだの脳」から「お利口さんの脳」の一部分である前頭葉につないで、状況判断や記憶を使って論理的に思考をした上で、自分が取るべき最良の行動や言動を選ぶのです。たとえば、書類の不備を上司に怒られて怒り(情動)が起こったとしても、それがそのまま上司を殴る行動にはつながりませんよね。一旦怒りを前頭葉に繋いで、上司との関係や自分の社内での立場を考慮に入れ、「どうしたらこの場面を回避できるか」を思考した上で、「申し訳ありません。書類をすぐ書き直します」という言動が出てくるのです。大人になり社会に出るためには必須の脳機能と言えます。これが、「からだの脳」「お利口さんの脳」と順番に作られたのちに、やっと出来上がるのです。
そう考えると、立派に社会で活躍する大人を育て上げるためには、乳幼児期から脳育ての順番を守ることが重要であり、その中でも特に大切なのは、なんといっても土台である「からだの脳」育てである、ということがわかりますね。
続きを読む "外遊びと脳回路5~脳育て順番とバランス"
posted by hoiku at : 2020.09.10
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.09.04
学校に行くと、先生がいます。教室では絶対的な存在、生徒からだけでなく、先生同士も“先生”と呼び合うほど、どこに行っても先生です。
今の社会、先生と呼ばれるのの医者や弁護士、政治家くらいでしょうが、それらと同等の権威があるかのよう・・・
今回は学校の先生の権威性について考えてみます。
続きを読む "権威で人を育てることはできない。無能を自覚するから人の、子供の能力を引き出すことができる。"
posted by hoiku at : 2020.09.04
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.09.03
大事なのは、教えられるがままにぼんやりと過ごすことではなく、自身が何を学び取るかということなのですね。
続きを読む "不登校から大人になったら…その後の人生は驚くほど逞しい"
posted by hoiku at : 2020.09.03
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.09.03
おりこうさん脳を育てようなんて考えなくても、子供が楽しいこと、心地よいことをいっぱいしてあげれば、させてあげれば自然と育っていくのですね。
おけいこラボ 続きです。
「からだの脳」には、太陽のリズムを感じる生活と快の経験を
早寝・早起き・朝ごはんで「からだの脳」が育つ!
大事なことは、太陽のリズムを意識した生活を日々続けていくことです。
基本は「早寝・早起き・朝ごはん」です。
- 朝は早起きをして、朝日をたっぷり浴びる
- 日中は活発に活動し、おなかをすかせて3食きちんと食べる
- 夜は暗くなったら眠り、十分な睡眠をとる
ハッピーホルモンや癒しのホルモンとも呼ばれる脳内物質「セロトニン」は、朝5時~7時が分泌のピーク。できるだけこの時間帯に目覚め、カーテンを開けて朝日を浴びることで、セロトニンがたっぷり分泌されます。セロトニンは、心のバランスを整え、安定した状態を保ってくれます。これにより、不安や恐怖に対しても、「大丈夫」と思えるようになるため、心身ともに健康な状態を保ってくれます。
また、15時を過ぎると、「メラトニン」という脳内物質が分泌を始めます。メラトニンの作用により、体温を下げて筋肉の緊張をほぐし、入眠しやすい状態になっていきます。
たっぷり睡眠をとることで、朝起きると空腹を感じ、しっかりと朝食をとることができます。
続きを読む "遊びと脳回路4~脳の構造2、楽しいことをいっぱいさせてあげればいい"
posted by hoiku at : 2020.09.03
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.08.27
早い子は小学校から、多くは中学から受験勉強が始まり、高校の3年間は大学に合格するための受験勉強に明け暮れるのが一般的な進路です。
試験に合格することだけが目的の勉強にエネルギーを費やすことになるのですが、この受験勉強が、決定的な思考停止と精神異常を生み出しているとしたら・・・
今回はこの受験勉強について考えてみます。
続きを読む "現在の受験制度は子供の未来を潰す大罪。"
posted by hoiku at : 2020.08.27
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.08.27
次に脳の構造です。
引用記事では、からだの脳⇒おりこうさん脳⇒こころの脳となっていますが、からだの脳=本能の部分が基礎であるところはその通りとして、おりこうさん脳=観念の部分(人間固有の抽象化した思考の出来る回路)よりも、こころの脳=共認(サル以降の他者と分かり合える回路)の方が基礎だと思います。その意味でイラストの2階建ての絵のイメージはその通りで、からだの脳、こころの脳がしっかり形成されないとおりこうさん脳は発達しないということです。つまり、小さなころからお勉強するのは全くの間違いで、体を使って遊ばないとおりこうさんにはなれないということです。
おけいこラボ
3歳までにやっておきたい「育脳」! 脳の発達には、基礎となる“生活”が大事
おけいこラボ編集部 /
「育脳」という言葉を聞いたことがありますか? 子育ての世界でも、脳科学が注目を集めています。
子どもの脳は、生まれてから3歳頃までに急激に成長するということがわかってから、「子どもの脳をどのように育てていけばいいのか?」という、情報がいろいろと取り上げられてきました。
今回は、小児科医であり発達脳科学者、そして一児の母としての子育て経験も踏まえ、子どもの脳の成長について研究されてきた成田奈緒子先生に、3歳までにできる育脳についてうかがいました。
お話/成田奈緒子(小児科医・発達脳科学者)
神経回路を作る「シナプス」の数は1歳頃がピーク!
まず、脳の仕組みを簡単に説明します。
生後間もない赤ちゃんの脳は400~500グラムで、大人の4分の1くらいの重さ。
ですが、脳の形や脳細胞の数は、大人とほぼ同じくらいあります。
では、なぜ生まれたての赤ちゃんは、話すことも立って歩くこともできないのでしょう?
それは、脳が未熟で、脳内での情報伝達がほとんど行われてないためです。
脳内には、情報処理をする神経細胞(ニューロン)が、140億~200億個あります。このニューロンが、複雑に結びついて情報伝達することで、脳は成長します。このニューロンを結びつけるために必要なのが、刺激です。
何かを見たり、聞いたり、触ったりといった五感を通した刺激が、電気信号となってニューロンに送られます。この刺激によって、ニューロンとニューロンの間に「シナプス」という接続点が生まれ、さまざまな情報が伝達されていくのです。
生後間もない赤ちゃんの脳には、このシナプスがほとんどありません。
生まれてから、刺激を受けることでシナプスが増え、神経回路がつぎつぎと作られていきます。
シナプスは、生後6か月頃までに急激に増加し、1歳頃にその数は最大になります。これ以降、不要なシナプスは刈り込まれ、徐々に脳内が整理整頓されて、効率よくスピーディーに働くようになっていくのです。
3つの脳「からだの脳」「おりこうさん脳」「こころの脳」をバランスよく育てることが大事
では、脳を育てていくためにはどうすれよいのでしょうか?
それには、順番とバランスがとても大事です。
脳の発達は、その働きにより「からだの脳」「おりこうさん脳」「こころの脳」の3つに分けられます。
❶からだの脳
位置…「脳幹」「大脳辺縁系」
役割…食べる、寝る、呼吸する、姿勢を保持するなど、生きるために必要な機能を担う
発達年齢…0歳~5歳くらい
❷おりこうさん脳
位置…「大脳皮質」「小脳」
役割…言葉や微細運動、勉強、スポーツなど、知能を発達させる役割を担う
発達年齢…1歳頃~18歳くらい。成長のピークは6歳~14歳頃
❸こころの脳
位置…「前頭葉」
役割…人を思いやる、想像力を働かせるなど、人間らしい脳の働きを担う
発達年齢…10歳~18歳くらい。成長のピー18~14歳頃
脳は、この❶❷❸の順番に成長していきます。
脳は、この❶❷❸の順番に成長していきます。
幼児期は、もっとも大事な「からだの脳」をしっかり丈夫に育てる時期!
脳が育つ順番がイメージしやすいように、2階建ての家を作ることに置き換えて説明します。
1階が最初に作られる「からだの脳」で、2階が「おりこうさん脳」です。
家を作る際は1階から作り始め、1階がある程度できあがってから2階を作り始めます。そして、1階と2階ができあがったら、それをつなげる階段をつけます。この階段が「こころの脳」です。
丈夫な家を作りたいと思えば、土台となる1階部分を頑丈に作っておきたいもの。同様に、「からだの脳」をしっかり育てることで、その後の「おりこうさん脳」「こころの脳」の成長もスムーズになります。
この時、「賢い子に育てたい!」という思いが強くて、1階の「からだの脳」ができあがる前に、2階の「おりこうさん脳」を育てようとしてしまう、という親御さんもいらっしゃいます。しかし、1階が貧弱なままだと、バランスが悪く、長持ちはしません。
脳を育てていくのも同様で、順番が大事なのです。
では、「からだの脳」をしっかり丈夫に育てていくためには、どんなことをすればよいのでしょうか?
続きを読む "遊びと脳回路3~脳の構造、体とこころをつかさどる脳を作らないとおりこうさんにはなれない"
posted by hoiku at : 2020.08.27
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.08.27
家でダラダラしている我が子を見て「そんなことで将来大丈夫なの・・・?」と不安になってしまうお母さん、それはリラックスできている証拠なのだと認識しましょう。
続きを読む "実は「頭の良い子」ほど家でダラダラしている 将来子どもが幸せになる親の接し方"
posted by hoiku at : 2020.08.27
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List
2020.08.21
子供たちの大半が高校へ行き、大学に進学し、就職する。こんなレールの上を走ることが当たり前になっていますが、なぜ大学に行かなければばならないのかを真剣に考えている人はほとんどいないのではないでしょうか。
大学で人間的に成長できる?専門知識を学ぶ?大学を出れば就職に有利?
今回は大学に行く意味について考えてみましょう。
続きを読む "なぜ、大学へ行かなければならないのか。。."
posted by hoiku at : 2020.08.21
| コメント (0件)
| トラックバック (0)
List