2020.10.08
遊びと脳回路9 ~今の子供は人工養殖、今すぐ外で遊ばせるんだ!
養殖より天然の方が優秀なんです。早く教育改革を進めないと日本はやばい。昔はエリートも子供の頃は外で思い切りあそんでいました。今は囲われて勉強ばかりです。早く教育した方が社会に出て勝てる、とか思っているお母さん、子供をダメにしているのはあなたです。日本をダメにしているのはあなたです。
6つ目は、“外で遊べば、体力がつく”
子どものころを思い出してください。体育の時間に先生のよーいドンで走るときと、鬼 ごっこで友達に追いかけられて走るのと、どっちが必死に走りますか?追いかけられると きに決まってますね。逃げるときはカーブしたり樹や電柱やいろんなものを盾にとったり、 捕まらないように必死で走ります。
遊びでは、走る、飛び上がる、飛び降りる、ぶら下がる、投げる、棒を振り回す、なか まと取っ組み合う、泳ぐ、持ち上げる、などおもしろいし楽しいから時間を忘れて夢中で 思いきりあばれます。戸外で思いきりあばれると知らないうちに体力がつきます。部屋で ゲームをして体力がつきますか?エレベーターやエスカレーターに乗ると体力がつきます
か。これは、高齢者や心臓や脚が弱い人のための道具です。 身体は、若くても使わなければ急速に衰えます。四肢や体幹の筋肉を強くし、心臓や呼 吸器を発達させるには毎日使う必要があります。それには遊びが一番適しています。
お父さんお母さん、子どもを毎日遊ばせよう!遊びには、入会金や会費は不要、高価な ユニフォームもいりません。
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2020.10.02
「お金のため」が働くこと、学ぶことの本質を見誤らせている。
なぜ働くのか、なぜ勉強するのか。お金のため?と思ったら、近代の市場原理に相当毒されていると考えていいでしょう。
経済というと、お金を中心にして社会が動いているように思いがちですが、経済の本質は全く別のところのあります。
今回は、その経済と働くこと、学ぶことの本質を考えてみます。
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2020.10.01
わが子の「考える力」を奪う親たち、その意外過ぎる共通点
気がついたらわが子の行いにあれこれ口出ししてしまってるってことないですか?
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2020.10.01
遊びと脳回路8 ~テスト勉強は面白くないので頭が良くならない
遊びは熱中しなければいけません。熱中できない勉強で頭が良くなるはずがないのです。
3つ目は、“熱中すると頭がよくなる”(賢さの中枢である前頭連合野が発達する)
遊びの一番の特徴は、おもしろいことに熱中することです。熱中すると脳内ホルモンの一 つドーパミンの分泌が盛んになり、特に前頭連合野のシナプス形成が活性化します。テスト 勉強はあまりおもしろくないので脳内ホルモンは多く出ません。日本では、苦手なことを直 すように指導すること多いですがそれよりも、好きなことを思い切りさせるほうが頭はよく なります。「好きこそものの上手なれ」と昔の人は言い得て妙ですね。
前頭連合野は、各種の知能を総合的にまとめて働かせ、社会という複雑な環境で問題解決 に当たる大中枢で、最上位の知的能力です。チンパンジーでさえ人の前頭連合野の容量の6 分の1しかないのです。
知能は、5~7 ぐらいの独立した機能部位が脳のなかで別個に働いています。
① 言語的知能 ② 論理数学的知能 ③ 空間的知能 ④ 音楽的知能
⑤ 身体運動的知能 ⑥ 絵画的知能 などです
例えば、モーツァルトを聴くと空間的知能が高まることが実験でわかりました。
空間的知能とは、ものがどのような位置にあり、どんな速度で動いているか、またどんな関 係にあるのかを知覚して記憶し、それに基づいてどんな行動をすればいいのかと考えるとき に必要な知能です。サッカーの中田選手はこの能力が天才的だということがわかっています。
モーツァルトのピアノソナタ、作曲番号 400 番以降の曲でとりわけ有効なのは「2 台のクラ ヴィーアのためのソナタ K.448 」です。清水エスパルスの選手が試合前に聴くと効果的かも 知れません。
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2020.09.25
学校に順応するより、落ちこぼれ、落第、不登校の方が可能性を秘めている。
落ちこぼれ、落第、不登校。
学校の授業、生活についていけなくなることは、恥ずかしいこと、よくないこととして、とてもネガティブに捉えられます。
学校は絶対、唯一だと考えているからこそのとらえ方ですが、そんな固定観念をはずしてしまえばいろいろな可能性が見えてきます。
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2020.09.24
遊びと脳回路7 ~人生で必要な知恵は全て砂場で学んだ
外で遊ぶことの大切さは昔から多くの人が語っています。名言ですな。
『人生で必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ』という本を書いたアメリカのロバー ト・フルガムは哲学者ですが、彼は幼稚園の砂場で何を学んだのでしょうか?
! なんでもみんなで分け合うこと
! ずるをしないこと
! 人をぶたないこと
! 使ったものは必ずもとのところに戻すこと
! 散らかしたら自分で後片付けをすること
! 人のものに手を出さないこと
! 誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと
! 食事の前には手を洗うこと
! トイレに行ったらちゃんと水を流すこと
! 釣り合いの取れた生活をすること、それは毎日、少し勉強し、少し考え、少し 絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと
! 家から外へに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならな いようにすること
! 不思議だな、と思う気持を大切にすること
! 金魚も、ハムスターも、二十日ねずみも、発泡スチロールのカップにまいた小 さな種さえも、いつかは死ぬ。人間も死から逃れることは出来ない
! 子どもの本で覚えた言葉、何よりも大切な意味を持つ言葉は、 「自分の眼で見てごらん」
これを脳科学から解釈すると、正常な人間が備えるべき社会的常識と「心の理論」となり ます。このような常識と心の持ち方を身に付けるのは、2 歳ごろから 6 歳ぐらいまでの年 齢が最もよく(臨界期といいます)、この時期を過ぎてしまうとなかなかうまくいきません。
思い切りわんぱくが出来る環境に置いてあげると、子どもの心に深い智惠と常識が根を 下ろしますが、遊ぶ環境がなくまわりの愛情が薄く虐待などで傷つけると、心がひどく萎 縮して大人になっても社会的常識がない、他人を思いやる心が乏しい人間になることが多 いのです。
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2020.09.24
11歳の哲学者・中島芭旺くんのママが語る 「捨てられる母親」が子育てのゴール
「(母)親が心配で本当にしたいことをあきらめる」
なんて、子供の足かせになりたくはないですね。
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2020.09.18
言われたことしかできない「指示待ち人間」が増えている。
今の学校教育を見ていると当然だと思います。与えられた問題を教えたとおりに解くことを強いられ、問題そのもののに疑問を持つことは許されない。
こんな教育を小・中・高と12年間も続けていれば、立派な「指示待ち人間」が出来上がります。
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2020.09.17
外遊びと脳回路6~脳育てが動物の基本
続きです。まずは体と体の脳をしっかり育てること。部屋に閉じ込めてお勉強なんてもってのほかです。動物としての体と脳を育てること。それが人間としての脳の性能を引き出すベースとなるのです。
子ども達の脳と体の発達
どんな動物の脳もからだの脳育てから
では次に、子どもの「からだの脳」をしっかり丈夫に育てるためには、大人は何をしなければならないかを述べましょう。からだの脳は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)から脳に入る刺激を繰り返し受けることで育ちます。中でも最も大切な刺激は、「太陽のリズムに従う」生活です。具体的には、太陽と共に目覚め、夜は太陽が沈んだら寝付いて、十分な睡眠時間を取ることを毎日繰り返すことです。そうすれば自然に朝から空腹を感じて食事をバランスよく摂れ、筋肉を大きく動かして運動することができます。この脳を最初の五年間でしっかり作るために大人が心がけることはただひとつ、とにかくまずは子どもをしっかり早起きさせることです。太陽の光を毎朝繰り返し視覚で刺激することから、すべての脳作りが始まります。
どんな動物も、生まれ落ちた日から太陽のリズムに従って生活を始めてからだの脳を育てます。動物で、もしこの脳が育たなければ大変です。起きるべき時に起きられず、空腹を感じないために狩りにもいかず、餌を食べずにいたら動物はどうなるでしょうか?そう、すぐに生命が途絶えてしまいます。人間も動物です。まずは動物として生命を維持する機能をしっかり作らなければ、いくら「お利口さん」でも生き延びることができないのです。
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2020.09.17
子どもたちはケンカで育つ?!子供同士のケンカにどう対処してますか?
子供のケンカは成長のチャンス!
抑え込んでしまうと、人間関係を築くためのトレーニングのチャンスをみすみす潰してしまうことに。。。お母さん、必見です!
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