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遊びと脳回路9 ~今の子供は人工養殖、今すぐ外で遊ばせるんだ!

養殖より天然の方が優秀なんです。早く教育改革を進めないと日本はやばい。昔はエリートも子供の頃は外で思い切りあそんでいました。今は囲われて勉強ばかりです。早く教育した方が社会に出て勝てる、とか思っているお母さん、子供をダメにしているのはあなたです。日本をダメにしているのはあなたです。

子どもは遊びのなかで、6つのダイアを拾う [1] より

6つ目は、“外で遊べば、体力がつく”
子どものころを思い出してください。体育の時間に先生のよーいドンで走るときと、鬼 ごっこで友達に追いかけられて走るのと、どっちが必死に走りますか?追いかけられると きに決まってますね。逃げるときはカーブしたり樹や電柱やいろんなものを盾にとったり、 捕まらないように必死で走ります。
遊びでは、走る、飛び上がる、飛び降りる、ぶら下がる、投げる、棒を振り回す、なか まと取っ組み合う、泳ぐ、持ち上げる、などおもしろいし楽しいから時間を忘れて夢中で 思いきりあばれます。戸外で思いきりあばれると知らないうちに体力がつきます。部屋で ゲームをして体力がつきますか?エレベーターやエスカレーターに乗ると体力がつきます
か。これは、高齢者や心臓や脚が弱い人のための道具です。 身体は、若くても使わなければ急速に衰えます。四肢や体幹の筋肉を強くし、心臓や呼 吸器を発達させるには毎日使う必要があります。それには遊びが一番適しています。
お父さんお母さん、子どもを毎日遊ばせよう!遊びには、入会金や会費は不要、高価な ユニフォームもいりません。

遊び [2]

 

 

 

 

人工養殖の子ども
自然より都市が高級だ、遊びより早期教育が大切だという信念が風靡している現在、日 本と韓国の子どもは人工養殖人間になりつつあります。なかまや自然から隔離された心と 身体は確固とした生活基盤が発達せずそのため、有名大学や人気就職先を目指せという強 いストレスに対する耐久力が乏しく心の問題が多発する素地を用意していることになりま す。
今の学校では放課後に遊んでいる子は稀です。理由の一つは、昭和 16 年に制定された国 民学校令で 1 校 1 学区制が決まりましたが、学区から自動的にお客様が入学するので、学 校の特徴や魅力を競うより怪我がないよう、クレームが多い保護者から文句が出ないよう にと放課後の遊びを勧めないのかもしれません。
テストが出来るとアタマがよい、というのが世間の常識ですが本当でしょうか?
テスト勉強を遊びで獲得する 6 つのダイアと比較しましょう。
テスト勉強
(1) なかまが出来ない (テスト勉強は一人きり)
(2) 自発性が発達しない (テスト問題は与えられる)
(3) 熱中しない-前頭連合野の発達が限られる (勉強がおもしろい子は少ない)
(4) 神経回路はテスト勉強で使うところしか残らない(使用領域が非常に少ない)
(5) 自然環境と縁が切れる (自然の中で過ごす時間がない)
(6) 体力はつかない (勉強しても体力はつかない)
社会では、うまく問題を解決するかどうかが人の能力とされますが、遊びとテストのた めの勉強のどちらが解決能力を発達させるかは自明です。
テストの問題解決    社会で問題を解決する
問題   与えられる       自分で考える
解答   1問一答   答えは多いし組み合わせもあるので、選択が難しい
評価   正解の数  解決結果だけでなく、いか解決したかも問われる
人間的評価  なし  魅力や実行力や説得力や段取り力など求めは多い
時限   決まりがある  締め切りはあるが別の問題がからむため、時間の要素は変化しやすい

どう見てもテスト勉強の劣化度合いが明白です。なんで、やらにゃいかんの?

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