2021.09.22

監視カメラ、GPS、SNSチェック…こんなにも子供への監視圧力が強まってきている(>_<)

【データで見る現代の家庭①】結婚しても3組に1組は離婚する時代
【データで見る現代の家庭②】激増する家庭内問題(DV・児童虐待・自殺やうつ)
ブログでお話した通り、離婚率の増加、少子化、虐待、うつ、自殺・・・現在の家庭の問題がここ十数年で一気に増えてきているのが分かります。

1990年のバブル崩壊以降、「家庭」への収束はどんどん弱まっており、今となっては家族の関係もおかしくなっています。

虐待やうつ、自殺は極端な事例ですが、
「親による子どもの監視・干渉」が強まり、それに縛られる子どもたちの活力衰弱も問題になっています。icon_cry.gif

https://chanto.jp.net/childcare/primary/242180/より引用

https://chanto.jp.net/childcare/primary/242180/より引用

9月11日の実現塾では「活力論8 家庭による右脳封鎖」を追求しました。
その中で、小学生やママさんたちから発信された「親による子の監視・干渉」の具体的な事例をいくつか紹介します。

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "監視カメラ、GPS、SNSチェック…こんなにも子供への監視圧力が強まってきている(>_<)"

posted by toyosima at : 2021.09.22 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.09.17

【データで見る現代の家庭②】激増する家庭内問題(DV・児童虐待・自殺やうつ)

前回、結婚する人が減り、1/3が離婚する時代になったと書きました。
【データで見る現代の家庭①】結婚しても3組に1組は離婚する時代

結婚したとしても、家庭の関係悪化が増加しています。この20年で家庭の置かれている状況は大きく変わっているのです。DV、児童虐待、親族間の殺人。子どもの自殺や、うつ。
結構、衝撃です。。

■①20年で5倍になったDV相談、10倍になった児童虐待の相談
・家庭内暴力(DV)の相談支援センターへの相談件数は、2015~2019年度は11万件前後で推移していたが、2020年度はなんと19万件で1.6倍!コロナ禍で一気に増えた形。2002年では3.6万件で、この20年で5倍に

・児童虐待の相談対応件数は2020年度、20万件で過去最高値を記録。2000年は1.7万件で20年で10倍に

・さらに、法務省が発表している殺人事件の動向というデータでは2016年に摘発した殺人事件(未遂を含む)のうち実に半分以上の 55 %が親族間殺人。実際に検挙件数そのものは半減している中で親族間殺人の割合は増加しているという。 

■②中高生の自殺増加・高校生の3割がうつ
・日本人全体の自殺者数が減少する中で、特に、中高生の自殺が増えています。
・コロナ禍の2020年は過去最多の479人。近5年は微増傾向が続いていたが、コロナ禍の2020年は前年比140人増と急増。平成10(1998)年度は192人。約20年で2倍以上になっています。少子化は進んでいるにも関わらず。。

※命を落とすまでに至らずとも、コロナ禍以降、中等度以上のうつ症状がある子どもの割合が、高校生30%、中学生24%、小学4~6年生15%にのぼるという衝撃的な結果も。(2021年2月10日、国立成育医療研究センターによる「コロナ×こどもアンケート」第4回調査報告より) 

自殺の原因のトップ3は、進路に関する悩み(55人)、学業不振(52人)、親子関係の不和(42人)。
なんとなく自殺と聞くと、学校のいじめや仲間関係が原因のように思いがちですが、そうではなく進路や成績、親との関係。。。


「子育て課題(子供の成績や進路)が唯一の家庭の共通課題」になり、親の干渉が強まっている。そこに子供は苦しんでいるということの表れです。

親にとっても、家庭の課題が子育てでしかない以上、子育ての評価=親の評価に置き換えられてしまい、子育て不安に陥りやすい構造になっているのです。

 

参考リンク
〇日本の婚姻率と離婚率の実情(2021年公開版) (ヤフーニュース)
〇男性は4人に1人近くが生涯未婚の可能性…生涯未婚率(最新) (ガベージニュース)
〇児童虐待、初の20万件超 20年度統計、最多更新(東京新聞)
〇DV相談件数の推移 2020年度の速報値(内閣府男女共同参画局
〇子どもの自殺急増 コロナ下の家庭・学校の変化影響か(朝日新聞)

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "【データで見る現代の家庭②】激増する家庭内問題(DV・児童虐待・自殺やうつ)"

posted by yamane at : 2021.09.17 | コメント (0件) | トラックバック (2) List   

2021.09.16

【データで見る現代の家庭①】結婚しても3組に1組は離婚する時代

家庭と子育てどうする?」。特に普段から子育てに向き合うお母さんお父さんにとって、日常的にも様々な壁にぶつかっていると思います。

「この家庭の問題、これってウチだけ?」

いえ、そんなことありません。どの家庭にも起こる普遍的な問題なのです。それは社会が大きく変わってきているから。

これから「現代の家庭は何が問題なのか」を考えてみます。

まず、いまどれだけ社会が変わってきているのかデータで押さえてみましょう。初回は、結婚という切り口から。

今回は、現代の2020年と2000年(20年前)、さらに1970年頃(50年前)とのデータを比較してみました。自分の子供の頃と今、自分の親の子供の頃と今、を比べています。親の世代とも、自分が子供の頃とも、子どもたちの置かれている状況は全く異なってきたことが分かります。。

■結婚する夫婦が減少、結婚しても3組に1組は離婚する時代
・婚姻率は、この20年で2/3に。第2次ベビーブームの1971年から見ると、半減
(1947年1.20% → 1971年1.05% → 2001年0.64% → 2020年0.43%)
※婚姻率:人口千人に対する婚姻件数の割合。ex 0.43%の場合、人口1000人につき婚姻件数は4.3件 

・離婚率※は1970年には9%程度だったが、2000年ごろから現在までは35で推移。離婚件数自体はこの20年ゆるやかに減少しているものの、たとえ結婚しても3組に1組が別れを選ぶのが、日本の夫婦の実態です。
(※年毎の離婚数を婚姻数で割った特殊離婚率と呼ばれる数値で、人口1,000人あたりの普通離婚率とは異なる)

・生涯未婚率は2015年で男性で4人に1人(23.4%)。女性で7人に1人(14.1%)
特に男性は1990年代から増加し始め、2000年頃の12.6%と比べると現代は約2倍に増加。これは1970年に比べて10倍以上の未婚率になります。

——————————-
結婚しない選択をする人が年々増え、結婚しても1/3が離婚する時代になっています。

戦後の貧しい時代、家庭は「富を得て豊かになること(=私権の獲得)」が共通の目標でした。1970年代に貧困を克服し豊かになって以降は、私権獲得への吸引力が失われていきます。

それ以降、核家族となり、マイホームを得て、生産(仕事)は家庭から分離されます。そして「遊びやレジャー」でつながる、家庭の形が出来上がっていくのです。

1990年代のバブル崩壊以降は、先行き不透明な時代に。男女同権・女性の社会進出も進む中で、2000年頃にはその遊びからも離れていき、「子育て課題(子どもの成績や進路)」が唯一の家庭の共通課題になっていきます。

(さらにここ5~10年くらいは、子どもの教育においても、ただ勉強を詰め込んでいい大学、いい会社という時代ではなくなって、どう育てたらいいのか?という羅針盤がなくなっているように感じます。)

いまや、結婚自体の引力は失われ、晩婚化・未婚化が進むばかり。結婚しても子育て以外の生産課題がない家庭では、様々な問題を孕んでいきます。

参考リンク
〇日本の婚姻率と離婚率の実情(2021年公開版) (ヤフーニュース)
〇男性は4人に1人近くが生涯未婚の可能性…生涯未婚率(最新) (ガベージニュース)

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "【データで見る現代の家庭①】結婚しても3組に1組は離婚する時代"

posted by yamane at : 2021.09.16 | コメント (0件) | トラックバック (3) List   

2021.09.10

誰もが直面している「家庭と子育てどうする?」の追求をスタートします!

本ブログでは、子育て・教育をテーマに、子どもたちを取り巻く家庭環境や現代の学校教育の問題をあきらかにしてきました。

学校教育による、成績第一ペーパーテスト重視左脳偏重右脳封鎖による活力衰弱はあきらかであり、その果てには「仕方なく生きている」という子どもまでいます。
さらに、コロナ禍によってマスク着用・人との距離の確保、無言で給食を食べる等を強制され、健全な心身をはぐくむための充足を得られない状況です。

学校教育の限界に加えて、右脳封鎖活力衰弱は、習い事づけの生活や閉塞した家庭環境に原因があることも分かってきました。

特に、生産課題が切りはなされ、子育てのみが残った現代の家庭においては、真っ当な子育てはできず、家庭への求心力も弱まっています。これは、現代の全ての家庭が直面している課題です。
閉ざされた人間関係の中で、監視圧力の増大、家庭内暴力、児童虐待など様々な問題が起こっています。子供たちに逃げ場はなく、そして、親も子育てをどうすれば良いのか、答えが見えない。 

核家族の画像

 

現代における家庭の課題を明らかにし、活力不全に陥る構造をつかみ、その上で子どもたち・親たちの活力を再生させる基盤を発掘する。人類本来の成長・進化に沿った集団のあり方に学びつつ、現代における諸問題を解決することが重要だと考えています。

そこで本ブログでは、学校教育の問題の次なるテーマとして、「家庭と子育てどうする?」を追求していきます。現代の家庭の何が問題なのか、それらをどのように捉え、解決に向けていくことができるのか。直近は、以下の内容を追求し、記事にしていきます。

1.現代の家庭は何が問題なのか(問題事象の整理)
2.1970年前後から現代までの子育てに対する意識の変化
3.核家族に代わる集団の形成の可能性

9月から新たなメンバー6名でブログを運営していきます。よろしくお願いします。

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "誰もが直面している「家庭と子育てどうする?」の追求をスタートします!"

posted by oguma at : 2021.09.10 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.27

不登校になってから会社を設立した子に起きていたこと

小学生の不登校はこの5年間で倍増しているそうです。

その理由はいじめ、授業がつまらない、など様々ですが、学校が絶対という考え方が徐々になくなってきて、学校という箍を外して社会と接する子供たちが増えてきているように思います。

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "不登校になってから会社を設立した子に起きていたこと"

posted by hoiku at : 2021.08.27 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.26

親の期待に応えない生き方が最高の親孝行へ!円満親子に自然になってしまう方法☆

本当の親孝行は、(親のために)何かを我慢する人生を送るのではなく、イキイキと生きて感謝にあふれた人生を送ること!

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "親の期待に応えない生き方が最高の親孝行へ!円満親子に自然になってしまう方法☆"

posted by hoiku at : 2021.08.26 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.20

遊びも学びも混然一体~ホームスクールという選択

学校に行かないという選択もあることは、だいぶ知られるようになってきました。でもそれは第2、第3の選択みたいに考えている人が多いのではないでしょうか。

でも本当の学びを考えたとき、学校以外の場にこそ可能性が開かれているのが事実です。

今回はホームスクールの実際について紹介します。

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "遊びも学びも混然一体~ホームスクールという選択"

posted by hoiku at : 2021.08.20 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.19

わが子をひきこもりから救った親がやめた「二つの行動」

・・・なかなかやめられない行動って、核家族だからこそ陥りやすい行動だと思いませんか?

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "わが子をひきこもりから救った親がやめた「二つの行動」"

posted by hoiku at : 2021.08.19 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.10

「ありがとう!」で子どもの自己肯定感が上がる、人間関係の基礎が培われる。

子供をほめること、叱ること。子育てではこの二つが注目されることが多いと思いますが、実は感謝の気持ちを伝えることが、子供の自己肯定感を育み、人間関係を培ううえで最も大切なことなのです。
今回は「ありがとう!」という感謝の言葉がもつ力について考えてみましょう。

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "「ありがとう!」で子どもの自己肯定感が上がる、人間関係の基礎が培われる。"

posted by hoiku at : 2021.08.10 | コメント (0件) | トラックバック (0) List   

2021.08.10

中学生の友達関係:子どもが悩んでいる時に親はどう接する?

悩むということは、「自分はどうしたいのか?」と向き合ういい機会なのですね!

 

 にほんブログ村 子育てブログへ

続きを読む "中学生の友達関係:子どもが悩んでいる時に親はどう接する?"

posted by hoiku at : 2021.08.10 | コメント (0件) | トラックバック (0) List