戦後教育研究【2】 |
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2006年11月13日
出生率1.8に回復!?~こんないい加減な予測でいいの?
産経新聞11月11日の記事で、厚生労働省が「新人口推計」を年内に出す方針を固めたそうです。
これがなんと 😯 出生率を1.8程度まで回復するという“見込み”で試算するそうです。
因みに、平成17年度の出生率が1.25です。
なんでそんな実現できそうもない数字を用いるかと言うと、「少子化に歯止めがかかる社会の姿を示すことで、少子化対策の機運を高め、具体的な施策を見いだすのが狙い」とのこと。単なるスローガン!?
応援よろしくね
↓↓
実は、その根拠?も 🙄 ちゃんと?あって、
夫婦が“理想”とする子供の平均数が2.48人で、
実際に持ちたいと考える“予定子供数”も平均2.11人。
だが、経済的な理由などによる理想と現実のギャップは大きい。
また、独身者のうち将来結婚を考えている人は男性87%、女性90%にのぼる。
厚労省は有効な対策を講じれば、ギャップの大半は埋まり、合計特殊出生率の1.8程度への回復は可能だと分析
こんな分析は何の根拠にもならない。少子化の主原因を「経済的な理由」においていること自体が誤り。
貧困に苦しんでいた戦前・戦後の“子沢山”をどう説明するの???
原因分析がきちんと出来ていないのに、その解決策など出せるわけがない!!
“理想と現実のギャップ”が大きいのは、寧ろ官僚や学者の方だ!
少子化の原因は当ブログでもiwaiさんが、扱っているし↓
「少子化の本当の原因は? ⇒個人主義とセックスレス」
るいネットでも「子育てどうする?」などであつかっていて、
これをみると、素人による分析の方がよっぽど確かだ!と思う。
投稿者 sashow : 2006年11月13日 TweetList
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コメント
投稿者 クリリン
なかぽんの子育て奮闘記!のなかぽんさん?
トラックバックありがとうございます。
ちょっとそちらにお邪魔して、コメント書かせてもらいました。
投稿者 sashow
クリリンさん、コメントありがとうございます。
期待に応えてこれからも、いろんな情報を集めていきたいと思います。
但し、あまり“熱く”なりすぎては、冷静さを欠いていきます。
当ブログのスタンスとしては、あくまで事実に基づいた情報と認識の供給です!!
今後とも、応援よろしくお願いしますね!
投稿者 sashow
子どもを生む=子孫を残す。生物にとって当たり前のこと。
それを躊躇するとか、生むこと自体が不安だとか…。
生物としておかしくないかい?それを「経済的理由」なんていう一面的なとらえ方で、対処療法的な支援策で、何かが解決していくとは思えないですよね。
投稿者 hajime
るいネットでも“有名”な斎藤姉弟からのトラックバックどうもありがとう!!
とっても嬉しいです!!
そちらにお邪魔して、コメント書こうと思ったけれど、パスワードあるみたいで・・・
こんどは、こちらかもトラックバックで応援していきます!!
投稿者 sashow
hajimeさん、毎度コメントありがとうございます!!
昨日ちぃさんという方からコメントありましたが・・・現在、結婚している方達は、(子供をこれから生もうとしている人、子供を育てている人問わず)多かれ少なかれ“子育てに対する不安”があるようです。
それは、経済的な不安なんてものはごくごく一部で、もっと深い男女関係そのものや将来の可能性に対する不安なんですね。
そこを見ていかなければ、国の借金も増えるばかり・・・
投稿者 sashow
>出生率を1.8程度まで回復するという“見込み”で試算するそうです。
厚労省も総務省も文部科学省も内務省も経済産業省もなんでこんな楽観的な課題意識と分析を行うのだろうか?不思議でならない。
諸官庁が統計を取るときには、どうも、その背後に既に答えがあって、その答えに整合するように仕組んでいるとしか思えないデーターが多すぎると思います。思考停止して鵜呑みにするととんでもない現実が突きつけられるように思います。未履修問題、いじめ問題もしかり、彼らの統計の嘘が、社会問題化した一例と思います。「事実を見極める思考」必要ですね。
投稿者 こん
オイオイ!厚労省!!
こんなどーでもいい、使えないデータを税金使って作らなくっていいって!
それどころか、少子化は「やがて(自然と)解決するって思わせるデータ」撒き散らして、みんなの危機感を薄めて、救われるのは、今の政治家や官僚だけで、人類そのものは滅びるでしかない。
犯・罪・行・為・だゾッ!!許せん!
なあ、sashowさん
これからもガシガシ暴いてやっておくんなせい。