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出生率1.8に回復!?~こんないい加減な予測でいいの?

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平成17年版 少子化社会白書 [1]より

産経新聞11月11日の記事 [2]で、厚生労働省が「新人口推計」を年内に出す方針を固めたそうです。

これがなんと 😯 出生率を1.8程度まで回復するという“見込み”で試算するそうです。
因みに、平成17年度の出生率が1.25です。
なんでそんな実現できそうもない数字を用いるかと言うと、「少子化に歯止めがかかる社会の姿を示すことで、少子化対策の機運を高め、具体的な施策を見いだすのが狙い」とのこと。単なるスローガン!?

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実は、その根拠?も 🙄 ちゃんと?あって、
夫婦が“理想”とする子供の平均数が2.48人で、
実際に持ちたいと考える“予定子供数”も平均2.11人。

だが、経済的な理由などによる理想と現実のギャップは大きい。

また、独身者のうち将来結婚を考えている人は男性87%、女性90%にのぼる。

厚労省は有効な対策を講じれば、ギャップの大半は埋まり、合計特殊出生率の1.8程度への回復は可能だと分析

こんな分析は何の根拠にもならない。少子化の主原因を「経済的な理由」においていること自体が誤り。
貧困に苦しんでいた戦前・戦後の“子沢山”をどう説明するの???
原因分析がきちんと出来ていないのに、その解決策など出せるわけがない!!
“理想と現実のギャップ”が大きいのは、寧ろ官僚や学者の方だ!

少子化の原因は当ブログでもiwaiさんが、扱っているし↓
「少子化の本当の原因は? ⇒個人主義とセックスレス」 [3]

るいネットでも「子育てどうする?」 [4]などであつかっていて、
これをみると、素人による分析の方がよっぽど確かだ!と思う。

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