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2009年08月04日

【子ども危機】遊び力の低下が招く問題

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今日は、週間ダイヤモンド2009年7月25日の特集「子ども危機」の記事より~子どもの”遊び力”を根こそぎ奪う「4大メディア」に注意せよ~に着目します。

 子どもの頃って、遊びを通していろんなことを学んでいたように思います。
また、疲れ知らずで遊んでいたようにも思います。
今みたいに遊んで帰って、「あ~疲れた」なんて言ってなかった。
「あ~、おもしろかった。」だったと思います。

それに比べて、今の子供たちは、思いっきり遊べているのでしょうか。
充足感を感じるような遊びができているのでしょうか。

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特集記事から引用します。

 子どもは、屋外における集団での遊びを通して、おとなになってからでは学ぶことができない貴重な経験を積んでいる。
 まず、何時間も一心不乱に遊ぶことでエネルギーを完全に放出する術を身につける。同時に、そこから生まれる充足感も知る。また、上級生・下級生の隔てなくさまざまな年代の子どもと交流することで、人とのかかわり方を学んでいく。まさに、生きていくうえで欠かすことのできない能力を磨いているのだ。
 
 それではなぜ、こどもたちの遊びは変質してしまったのか。いくつか要因はある。まず、大勢でのびのびと遊べる場所がなくなりつつあることだ。特に都心では、「空き地」などもはや存在しないに等しい。また、変質者や交通事故を心配するあまり、親が外遊びに消極的になっている。さらに、習い事や塾に通う子どもが増え、誘えばいつでも遊べる仲間が少なくなったということもある。
 
 しかし、なにより子どもたちから外遊びの貴重な機会を奪っているのは、メディアである。「テレビ、漫画、ゲーム、ビデオ・DVDの四大メディアが、本来遊びの一流プレーヤーたる子どもを腰抜けにしている」(多田館長)。あるNPOの調査によれば、小学校一~二年生がメディアに費やす時間は、年間2000時間にも達するという。一日当たり約5時間半もの時間をメディアに奪われているのだから、外遊びをする時間などあるはずがない。

 外遊びをしなくなった子どもたちの体力低下は著しいものになっています。

 文部科学省の「体力・運動能力調査」から、小学5年生の男女の1985年と2008年の比較をすると以下のようになっています。

 ●小学5年男子
              1985年 → 2008年
 身長(cm)       138.11 → 138.94
 体重(kg)         32.93 → 34.35
 握力(kg)         18.35 → 17.01
 50m走(秒)       9.05 → 9.39
 ソフトボール投げ(m) 29.94 → 25.40

 ●小学5年女子
              1985年 → 2008年
 身長(cm)       138.90 → 140.20
 体重(kg)         32.91 → 34.26
 握力(kg)         16.93 → 16.45
 50m走(秒)       9.34 → 9.64
 ソフトボール投げ(m) 17.60 → 14.86

 体格は良くなっているのに、運動能力は低下している :-(

 運動能力が低下するのも当たり前で、テレビ、漫画、ゲーム、ビデオ・DVDを見たりするのに使うのは指先くらいです。
 これではエネルギーを使い切るくらい遊ぶなんてこととは程遠い。
 仲間と共に遊びを楽しむこともないことから、人との関わり方もわからない。。。
 慢性的に非充足な状態に陥っているのではないかと推測されます。

 このような非充足感や不全感が、子どもたちの精神破壊や犯罪を招いているとも考えられないでしょうか。
 

投稿者 shushu : 2009年08月04日 List   

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コメント

外で遊びたいって思っている子も、遊び相手がいないんですよね。

なので、ウチも地元のサッカーチームに入っていました。でも、サッカーや野球とかやっている子はまだマシ。親の都合で、そういうことさえできない子が、いっぱいいます。(チームに入れると、親は結構大変…)

そういうことをやっていない子は、家にいるしかなくなってしまいます。これも、密室家庭の限界かもしれませんね。

子育ては、社会全体の課題。この意識への転換は、大至急の課題だと感じます。

投稿者 hajime : 2009年8月5日 20:03

通りすがりのものです。僕もこの記事読みました。
子どもの遊び環境について研究しています。
遊び環境が貧困になっている原因としては、3間(時間、空間、仲間)と技(伝承)が不足していると言われているようです。
僕自身もテレビゲーム世代ですが、豊かな遊びを保障できる社会をつくっていきたいと思っています。
ただ、四大メディアそのものが原因かどうか(因果関係)については、もう少し慎重な議論が必要だと思います。結局、親子間や友人間のコミュニケーションの問題が、四大メディアによって顕在化しただけで、問題の根本は別の所にあるようにも思えるのですが、どうなんでしょうか。この分野は立証が難しいので研究が進みにくいようで、母親やこどもと関わる現場の方の実感も重要な根拠になり得ると思っています。

投稿者 tatsuwat : 2009年8月6日 01:23

最近、ゲームを持ち歩きながら遊んでいる?子供たちの集団を見かけます。

確かにゲームは楽しいかもしれませんが、本当の充足体験は積むことが出来ないので将来の子供たちが心配です。

今の子供たちに必要なのは、もっと外(社会)で遊ぶことと僕は思ってます。

外には仲間もいるし、自然が存在する。その中にはいろんな「なんで?」という疑問がわきあがり、自然に追求を子供たちの中で始めます。

今の子供たちが本当の充足体験を味わえる社会を気づいていくのがみんなの課題なのだと思いました。

投稿者 KKK : 2009年8月6日 19:19

hajimeさん、コメントありがとうございます。

>親の都合で、そういうことさえできない子が、いっぱいいます。(チームに入れると、親は結構大変…)

親の都合。。。 やっぱり家庭だけではどうしたって無理ですよね。私が子どもの頃には地域に子ども会というのがあって、放課後はソフトボールやバレーボールの練習をしてましたけど、今はそういうの少ないんでしょうかね。

tatsuwatさん、コメントありがとうございます。

>親子間や友人間のコミュニケーションの問題が、四大メディアによって顕在化しただけで、問題の根本は別の所にあるようにも思えるのですが、どうなんでしょうか。

確かに、四大メディアが必ずしも原因とはなりません。もっと根本的には、親子間での非充足体験(幼少期に親から十分なスキンシップが得られず、愛情を注いでもらえなかった)ということも考えられると思います。これが原因で友達とのコミュニケーションもうまくできないということも考えられます。このあたりは、るいネットでも議論されていますので、そちらもぜひご覧下さい。

KKKさん、コメントありがとうございます。

>今の子供たちが本当の充足体験を味わえる社会を気づいていくのがみんなの課題なのだと思いました。

このみんな課題はほんとに急がれます。議論を深めていきたいですね。

投稿者 shushu : 2009年8月7日 01:12

私の住んでいるあたりでは、子供会に入る子どもも少なくなっています。

これも、結局は親の都合。

6年生になると、その親が何らかの役を担わないといけないのですが、学年あたりの人数が少なくなったので、その負担が大きくなっています。それを嫌がって…。

6年生になったら退会する、なんて子どももいるくらいです。

そんなことから、ウチの周りでは、去年から「強制加入」になっています。これはこれで、なんだかな…って感じですね。

投稿者 hajime : 2009年8月7日 19:54

私の学校では学年が上がるにつれて運動場で遊ぶ人数が減ってきています。そしたら今度は外遊びを学校側で強制するといったことになりました。やはり、運動が苦手な方もいるので、そこが難しいところかと思いますね。(しかも遊びはワンパターン)

投稿者 こんちゃん : 2013年7月3日 23:27

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