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2007年06月30日

サークルタイムという試み

お久しぶりです。hajimeです。
今日は、ちょっと興味を引いた記事があったので、紹介します。
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堺市立浜寺小学校は、昨年度から、道徳や総合的な学習、学級活動とは別に時間を設けて、サークルタイムに取り組む。4年生以上を中心に週1度、20分~1時間を充て、「ボランティア」「スポーツ」「友達」など様々なテーマで話し合う。
 昨年12月に訪ねた時には、4年生が「いじめ」について話し合った。「仲良しやった子に悪口言われて仕返ししてしまった」「1人を皆でいじめたことがある。あかんかった」「いじめられた子は一生心に傷が残ると思う」……。うち解けた雰囲気の中で本音が語られた。
 「サークルタイムは論理的に考える訓練になる。クラス作りはもちろん、あらゆる学力の基盤になると思う」と由良芳子校長(57)。他の教科の授業でも今後、取り組んでいく方針だ。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20070414us41.htm

なかなか面白い試みだと思います。イギリスでは良くやられている形態との事。おそらく、校長先生の「やってみよう」という意思で、実現しているのでしょう。

子供達同士、お互いの表情や反応を、直接感じあいながら中身が深まっていく。子供達同士・先生も巻き込んだ「共感力」や「共認力」の再生が、期待できる「場」。そんなイメージが感じられます。

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実は、小学校で八角形の教室を設計したことがあります。もうすぐできあがります 😮 。

スクール型の机配置(全ての机を黒板方向に向いて並べる)から一歩飛び出して、サークル型配置の似合う教室を作りたかった。

設計時には、教育委員会や現場の先生から、実際の運用に関して不安視する声も多数ありましたが、ここでも校長先生の「やってみよう」の一声で、実現の運びに。

私なんかは、教育に関しては素人です。しかし、そんな素人の意見でも何か可能性が感じられれば、「やってみよう」と、実行に移せる行動力。

今教育界に必要なのは、教育現場におけるこの意識なのかもしれません。

投稿者 hajime : 2007年06月30日 List   

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