人種でなく貧富の差で…米学校が生徒を振り分ける!? |
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2007年01月18日
■小学校におけるいじめ・事件・事故はどうなっているの?■
■子どもに関する事件・事故の事例をまとめたサイト『日本の子どもたち』より、子どもに関する事件・事故 1【いじめ・恐喝・リンチなど生徒間事件】から、小学校のいじめ事件事故の事例を下記にまとめて、分析したいと思います。
■まず、その事象から見えるのは・・・・・
1)発生件数は、圧倒的に、小学校での発生件数ほうが中学校より少ない。
2)高学年の4年~6年生(10~12歳)のいじめ・事件・事故が圧倒的に多い。
3)低学年の1~3年生(7歳~9歳)の事例は、いじめといえるものは、1件。そもそも、発生件数がすくない。その他は、事故や児童の両成敗の事例。
4)高校になると、部活のいじめなどが多くなる。
■私の意見として
●低学年では、学校や新しい友達に慣れること、勉強の基礎を学ぶことなどの課題が、まだまだ存在し、児童達は、まだ、素直さを残し、私権原理に巻き込まれていないこと。
また、教師と生徒の関係では、教師の力の関係で、クラス全体をまだ、まとめられる状況で、管理型の運営でもなんとかまとめられることなどで、いたずらが過度になって事件・事故が起こっているだけ。また、明らかに、親への収束力がまだまだ、教師や仲間や学校への収束力よりも大きく、過保護空間が温存されている時期とも捉えられます。
●高学年になると、クラス・学校の同じ仲間同士の閉塞化、密室化がいじめや事件・事故を生み出し始める。無視、金(=私権)への執着、体の性的な変化が始まる状況の中、自我(自己正当化、他者否定)の制御ができくなる時期となり、中学校でのいじめ・事故・事件増加の初期現象が見られる。学校・教師という大人社会への批判や不満も鬱積する時期であり、「授業・勉強なんかつまらない」「なんのための学校?」などという疑問が生じてくる時期である。
また、仲間関係の圧力の中から逃れられないという意識をすでにもっていて、極端に共認不全に陥った児童のいじめ自殺が発生している。学校での自分の存在する意味をもたず、それでも、仲間第一なので、その場にいなければ行けないという圧力状況下で、貝になり、虫になり、フリーズしてしまい、抱え込み、いじめ→自殺となってしまうように思います。
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『日本の子どもたち』に掲載されている小学校の事例を、年代別に小学校のいじめを並べてみました。
■1996/3/18 山口県徳山市の徳山小学校の女児(小6・12)が、マンションから飛び降り自殺。「無視された」「避けられている」「学校へ行くのがおもしろくない」などとノートに書いた遺書があった。
●2000年代
■2000/4/某日 神奈川県川崎市多摩区の市立南菅小学校で、中国人の父と日本人の母を持つ女子児童(小3・8)が、複数の同級生らからいじめを受けて転校。PTSDと診断される。
■なんといっても、圧力が自閉化、密室化、閉塞の方向に働いている状況を転換する必要を感じます。それには、やはり、いじめに変わる課題を提起する必要を感じます。
投稿者 2310 : 2007年01月18日 TweetList
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コメント
投稿者 こうた
途中で投稿されてしまったので続きです・・・
この2件からは、本来は友達関係の中で形成されてゆくはずの共認回路が未形成であり、それゆえ相手の気持ちも痛みも一切感じ取れない姿が垣間見えます。
原因として考えられるのは、一つには、小さい子は無意味に昆虫を殺したり、カエルを爆竹で吹っ飛ばしたり・・・の体験の中で生命の尊さや謝罪の心などを学んでいくものですが、そのような体験が現代の、親に囲い込まれた子どもにおいて不足しているのではないかということ、また、同様に、友達と遊ぶ体験も不足しているのではないかということ。
そして、なによりも、無圧力の過保護空間たる家庭において、自己中の親に育てられた結果、このような究極の自己中とも言える子どもが量産されつつあるのではないでしょうか?
投稿者 こうた
確かに、低学年から高学年に至るにつれ変化が見られますね。
低学年は1対1あるいは少人数。
集団でいじめるというよりは、(どのクラスにも大抵一人は居るような)一部のわんぱくな(≒凶暴な)子によるいたずらや暴力が原因であるケースが多いみたいですね。
それに対し、高学年になり親離れが進んで友達関係が密になるに従い、「同級生グループに金を要求」されたり、「みんなに、わるくちをいわれて、きらわれ」たり、「修学旅行に参加させないように求める署名活動」をされたり、「無視された」「避けられている」「学校へ行くのがおもしろくない」など・・・仲間集団内でのいじめの様相を呈し、まさに中学校での集団的いじめの兆しを感じます。
もうひとつ、非常に気になるのが、2000年代に入ってから発生した2つの事件。
⇒「男子児童(小6・11)が自宅から持ち出した文化包丁で、同級生の男子児童(小6・11)の胸や頭など13カ所に刺し傷や切り傷を負わせ、全治1カ月の重傷を与えた。」
⇒「御手洗怜美(みたらい・さとみ)さん(小6・12)が同級生の女児(小6・11)にカッターナイフで首を切られ殺害される。」
の2件のような異常性を感じるものは1990年代以前には見られないケースです。
しょうがっ