学校でも家庭でもない、第三の居場所をつくる~「寺子屋共育 轍-わだち-」 |
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2018年06月12日
保育園体験参加4 ~心から理解して気持ちよく感謝できる
次は滋賀県での取り組みです。
お母さんには我が子を預けているという引け目があるのかもしれませんね。保育士さんに感謝できてスッキリしたという言葉が印象的です。
滋賀県では、保育の現場をより深く知っていただき、社会全体で子どもを育てていく機運を高めていくことを目指し、平成二十七年度、保護者の方による保育園・認定こども園での一日保育体験を実施しました。
園庭での遊び、絵本の読み聞かせ、給食の準備など、日々の保育のお手伝いを通して、保育者とお子さん、またお子さん同士の普段の関わりを見ていただきました。
実施にご協力いただいた関係者のみなさま、また、ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。
こちらでは、保育体験に参加いただいたみなさまの体験談をご紹介します。今回、体験に参加されなかったみなさまも、体験談を通じて、保育園との関わりや子育てを振り返る機会にしていただいてはいかがでしょうか。
◆これからも続けてほしい保育体験
今回で最後の一日保育体験。現在小学二年生の上の子どもと合わせ、八度目の体験でした。
毎回思うのは、子どもは元気いっぱいでとても素直な心を持っているということ。それぞれのクラスの特徴や、色がよく分かり、年長組さんは、やはり遊びもとても内容の濃いものだと感じます。
そして、どの学年にも感じる事ですが、みんな絵本の読み聞かせがすごく好きだなということ。一生懸命話を聞いてくれるのでうれしく思います。トラブルがおきても、まず自分達で何とかしようという姿も見られました。とても良い体験なので、これからもずっと続けていってほしいと思います。ありがとうございました。◆園生活の大切さを実感
年中組の一日保育士体験をしました。
日頃の子どもの様子を考えると、甘えてくるかと心配しましたが、みんなといつも通り遊んでいて、安心して一日体験が出来ました。
体験をしてみて、園での生活がとても大切だと実感しました。子ども同士でルールを作り、ありがとう・ごめんなさいが出来、友だちの様子を見ながら出来ない事も頑張ろうとしていました。
参加して先生方の指導で成長していく子ども達を見る事が出来て良かったです。◆子どもたちの世界に入って気づいたこと
予想よりも大変で想像以上に楽しかったのが一番の感想です。
先生の話や対応から、こどもたちの言葉や考え方、発想の違いによって行動がそれぞれ違うということがわかり、「なるほど」と思うことが多くありました。子育てに煮詰まっていたわけでもないですが、子どもたちの世界の中で子どもたちの様子を見ることで、いつも見ているわが子の様子が腑に落ちることも多く、思ったより子どもルールが出来ているのだと感じました。
先生方の役割分担もしっかりと見ることができました。保育士さんはいつも笑ってるわけではなく怒ったり、悲しんだり、笑ったりとその表情の忙しいこと。意図的に表現を心がけていたり、声掛けをしている様子に改めて保育園というものに安心しました。
どちらかというと、ややマイナスイメージで「放ったらかし」のイメージもありましたが、躾の部分に近いところまでフォローしていただけているので、私が家でも保育の先生方のような関わり方を少し真似て接してみようと思いました。
体験保育の参加は少なかったようですが、より多くの方に体験してもらえるようになれば良いと思います。先生方にとって保護者と一日中一緒にいるプレッシャーはかなりのものだと想像できますが、保育体験を通じて、子どもの様子が見れたこと、改めて先生方へ感謝をできたこと、加えて何故か少し気持ちがすっきりして帰路につけたことは貴重な体験となりました。
投稿者 hoiku : 2018年06月12日 TweetList
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