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2018年05月24日
短所を長所に? 子育てのイライラを軽減する“リフレーミング”の方法
子供のいいところをほめて伸ばす☆
ってよくいいますが、ついついできていないところに目がいってしまうほうが多くありませんか?
そんなお母さんにおススメなのが「リフレーミング」という考え方です。
https://papimami.jp/107546/より引用します。
こんにちは、保育士でライターのyossyです。
子育て中は、「どうしてウチの子はこうなんだろう」「なんで皆ができることができないの?」といった具合に、イライラしてしまうこともあるのではないでしょうか。筆者自身、2人の子育てをするなかで、思い当たるシーンが数多くあります。
イライラしてしまうと、子どもの精神衛生上もよくありませんが、親自身も自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
でも、“リフレーミング”をすることで、お互いに楽になるかもしれません。今回は、リフレーミングについてご紹介します。
◆リフレーミングとは、“枠組みそのものを変えてみる”こと
リフレーミング(Reframing)というのは、何かの物事・出来事について、元々もっていた枠組みを外して、違う枠組みから捉えてみることを言いますが、これは子育てにも応用することができます。
一旦、固定概念をとっぱらって、違う角度から子どもの言動を見てみてはいかがでしょうか。
例えば、
・わがまま→マイペース
・おしゃべり→元気がある、頭の回転が速い
・おとなしい→慎重、マイペース
といった具合に、発想を変えてみるのです。
◆具体例にあてはめて考えよう
上記の例はわかりやすいものですが、現実的にはもっと複雑ですよね。
例えば、
・忘れ物が多い、宿題をしない→怠けている
・あいさつをしない→礼儀がなっていない
といった例は、よく親が怒ってしまうシーンなのではないでしょうか。
そんなときは、以下のように考えてみてはいかがでしょう。
「忘れ物が多い」
忘れ物があると本人も困りますし、「そのままでいい」というわけではありません。でも、必要以上に叱らないようにするために、以下のように考えてみてはいかがでしょう。
【良い経験ができる】
忘れ物をしたという経験をすることで、「困った」「恥ずかしい」と感じたり、借りるために誰かにお願いをしたり、先生に報告したり、何か別のもので代用したり……といった経験をすることになるでしょう。
経験値が上がった、とも考えられます。そういったことは、集団生活の中でしか経験できませんから、「早くから経験できてよかった」と思うようにしてはいかがでしょうか。
【おおらか、マイペースな性格】
忘れ物をする原因にもよりますが、何か別のことに集中できている、神経質になりすぎていない、ということもあるでしょう。おおらかでマイペースであるとも言えます。
メリットやその子の良さがあるということを理解すると、親としての接し方も随分変わりそうです。
また、小学校低学年までであれば、一般的に親と一緒に仕度をしないと完璧に忘れ物をしないというのは難しい、という考えの先生もいます。
子どものプライドを損なわないように、親がサポートをする方法を考えてみるのもいいですね。
「あいさつをしない」
あいさつができないというのは、リフレーミングしてみると、以下のような考え方ができるでしょう。
【警戒心がある】
ケースバイケースですが、知らない人に対して特にあいさつをしないようなケースでは、「知らない人についていってはいけないよ」といった親の言葉を強く受けとめ、警戒しているケースもあるでしょう。警戒心があるというのはいいことですね。
子どもとしては、道ゆく人にまであいさつをすべきなのか、学校のなかであった人やマンション内であった人にはあいさつすべきなのか、など判断がつきません。明確な線引きを親子で決めてみるのもいいでしょう。
ちなみに、近年は「知らない人についていってはいけないよ」というのもNGワードだと言われています。「誰にならついて行っていいのか」を具体的に伝えておくのが最も安全です。
【慎重】
「今は“おはようございます”なのか“こんにちは”なのか?」「敬語を使うべき?」など、単純に迷っているうちにあいさつしそびれているのかもしれません。まずは子どもの話を聞き、いろいろなシーンを想定して練習してみるのもいいですね。
親は、時に「自分とは違う部分」「理解できない部分」に焦点をあてすぎてしまうことがあります。また、自分が果たせなかった理想を子どもに負わせてしまい、できないとつい腹を立ててしまう、ということも……。
でも、子どもにはそれぞれの特徴がありますし、子どもの人生は自分の人生ではありません。イライラしてしまったら、一旦冷静に「それも良さだよね」と思ってみるといいのかもしれません。
投稿者 hoiku : 2018年05月24日 TweetList
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