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2017年09月11日
自主保育とは?2~そのメリット・デメリット?
もう少し詳しく見ていきます。メリット・デメリットを整理した文章が有りました。
自主保育|幼稚園や保育園での自主保育活動のメリット・デメリット
最近、各地域で急増中の「自主保育」という活動をご存知ですか?子どもを幼稚園や保育園に預けるのではなく、子育てママのグループ内でママが交代に子どもの保育を行うというものです。園に入園することすら難しくなっているいま、この保育スタイルはどのように行われているのでしょうか。また、園に通うことと比べるとどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
1、自主保育とは
自主保育とは、「子どもを預ける園がみつからない」「自分たちで子どもの保育をしたい」というママたちの声から生まれた「自主保育」という保育の方法です。グループの規模は、十人未満のところもあれば、数十人の大規模なグループも存在しています。自主保育の活動は、子育て中のママであるグループメンバーをはじめ、幼稚園教諭や保育士経験のある人、保育士志望の学生さんなどによるボランティアによって運営されていて、定期的に公園や広場に集まり保育活動が行われているようです。
2、自主保育のメリット・デメリット
2-1、自主保育のメリットとは
子どもを自分たちの手で育てていく「自主保育」は、より親子の思いに柔軟に寄り添った保育方法といえます。「子どもの成長を見届けたい」「でも多くの友達や人との関わりも大切にしたい」。そのような親の切実な思いを実現させるために、この保育形態は生まれました。グループの仲間や地域の人と協力して子育てを行うことで、育児の悩みや問題にぶつかったときでも、お互いにサポートし合い解決に向かうことができます。また、自主保育の多くは自然豊かな環境を拠点とした保育が行われており、遊具や道具にとらわれず、自分から遊びを見つけていく力を育むことも自主保育ならではの保育のカタチといえるでしょう。
運営方法はグループによって異なりますが、会費がほとんどかからず幼児の場合は預け合いができることも、親の視点からみたら大きなメリットであることに間違いありません。気楽に、そして安心できる環境の中で自分たちがつくりあげる保育は、親にとってはもちろん、子どもにとっても豊かな環境になっているのかもしれません。2-2、自主保育のデメリット
自主保育グループによっては、保育士経験のある人や地域の人の協力を得ながら活動しているケースもありますが、基本的には親が子どもの保育を行うことになります。まずいえることは、専門知識の中での保育ではないということです。もちろん、親の手で育てることほど充実した子育ての環境はないのですが、子どもの力の引き出しかたや遊びの幅、子どもへのより良い対応のしかたを知る幼稚園教諭や保育士による保育とは、良くも悪くも保育内容に違いが出てくる可能性があります。また、親同士の関わりが密になり過ぎることも、人によっては負担になることがあるかもしれません。グループの規模が小さいほど、顔を合わせる仲間との関係は親密になり、ママ友同士の関係を保とうとすることが反対に辛く感じることもあります。
まだまだ世間の認識が低い「自主保育」の形態は、行動範囲を広げ子どもとその親にとってより良い活動をしていける環境づくりが今後の課題といえそうです。3、自主保育と幼稚園の保育
自主保育に参加している親子の中には、「来年度から幼稚園に通おうか」と悩む人もいます。今の子育て社会では、就学前は幼稚園か保育園に通うものという考えが一般的に広がっていることは間違いありません。自主保育で子育てをするのか、幼稚園に通わせたほうがよいのか、その葛藤に悩まされる会員も少なくないようです。
自主保育グループは、「みんなで育てる」という保育の考えがあります。幼稚園に子どもを預けてしまえば、安心に子育てを行ってくれることでしょう。しかし、その保育の現場に親が参加する場面は限られていて、子どもの生活や遊びも集団行動が基本となります。それに対し、自主保育は広い自然の中で子どもが自由に遊び、親はそこに加わって子育てを楽しみます。子どもが自分で遊びを見つけ、友達と関わりあうという自然体の生活環境を保育の中で大切にしているのです。3-1、幼稚園での保育と比較して
幼稚園の多くは、子どもの経験やたくさんの友達との協調性を育むことが重要視されます。決まった生活リズムの中で、自主的に行動しながら、友達との関わりも大切にする保育です。運動会や発表会などの大きな行事を通して、協力することの大切さや努力の必要性を養う経験も、園ならではのものなのではないでしょうか。
我が子の子育てをどのように行っていくべきかを考えるとき、まずは自分やその子どもが何を重要視しているのかを見つめ直してみましょう。自主保育の豊かでのびのびとした遊び、幼稚園でのさまざまな経験や友達とのふれあい。どちらも施設やグループの方針によって保育方法は異なりますが、そこにあるメリット・デメリットは違います。子育てのスタイルがその親子、その環境や状況によって変わってくるのはあたりまえのこと。いましかない子どものこの瞬間を、どうしていきたいか考えてみましょう。まとめ
自主保育は、最近グループ数が急増し、子育て中のママのよりどころにもなっているようです。悩みを抱えている、または遊びを充実させたいと思ったときは、積極的に参加してみるとよいかもしれませんね。子どもが育つ環境は、子どもの数だけさまざまあります。世間の言葉に流されず、子どもが楽しい毎日を送ることができる選択をしていきましょう。
メリット・デメリットというより、その場や子どもに応じた形を選ぶことになるように思います。もうちょっと、社会全体からみてどうなんでしょうか?
また、プロこそ高度な保育・教育が出来るという考え方はどうなんでしょうか?保育というものは「受けるべきサービス」なんでしょうか?
投稿者 hoiku : 2017年09月11日 TweetList
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