子育てと脳科学~集団をよくするために、社会のために人類の脳は発達した。 |
メイン
2016年08月12日
タイで絶賛されている日本のお年寄り
お盆の期間ですし、ちょっと変わった内容を・・・
非常にこそばゆい内容ですが、なんだか絶賛されています。日本のお年寄り。
日本の「お年寄りが非常に元気で健康な理由や秘訣」がタイで紹介されていました。日本で暮らした経験のあるスレ主の考察を見たタイ人の反応をまとめました。
「なぜ日本のお年寄りは、こんなにも元気なのでしょうか?」
これは母が私の大学の卒業式のために、初めて日本を訪れたときに抱いた疑問です。
そうなんです…この国のお年寄りは、本当に元気で健康なんです。
私には、日本人のお年寄りで親しくお付き合いさせていただいている方が大勢います。大学が長期休暇のときには毎日老人ホームで通訳のボランティアをしていたからです。(お年寄りからはいつでも新しいことを学べるので、私はお年寄りと話すのが好きだったんです)
彼らとは知り合って、もう7年になります。
また、両親と共に前の彼女の家に宿泊する機会もありました。彼女の家の家族構成は、両親に彼女、弟、妹、そして高齢の祖父母でした。
彼女のおじいさんは、以前は自動車学校の教官をしていました。引退後は、自らが所有する土地で林業に携わっています。朝は早くに起きて、車を運転して材木置き場へ行き、すべてのことを、自分一人で行なっていました。
ちょっとでも暇ができると、今度はトラクターを運転し、田畑を耕しました。
また、車庫に座って孫たちと話している姿も見たことがあります。
これだけ年を重ねても、まだこれだけのことができるのかと驚きました。
おばあさんは、活け花の先生でした。「活け花」とは、日本の古くて価値のある伝統文化です。
朝は早く起きて着物に着替え、生徒たちに教えるために早くから家を出て行くのをよく見かけました。
(ちなみにこの教室も、おじいさんが自分で建てたんです。おじいさん凄い!)
正午になると家に戻りますが、夕方まで一時も休むことがありません。
家の中を歩き回って、特に何ということもないのですが、あれやこれやと何かしら用事をしていました。
いつでも、物を手に取っては、何かすることを探しているんです。
私は丁度テレビを見ていたんですが、おばあさんは素早く歩み寄ってきて、私に食べるものを探して持ってきてくれました。
私も両親も、「そのへんの若い人たちより、歩くのも動くのもよっぽど早い」と思いました。
そうなんです! 日本は高齢化社会だと言いますが、それはあくまでも「年齢」についてだけのことだと私は思っています。
分かりますか? 彼らの気持ちとやる気は、全く衰えないんです。
もしもあなたが日本へ行ったら、多くのタクシー運転手が高齢であることに気がつくはずです。
また、バスの運転手や、小学生が道を渡るために横断歩道に立っている人、ゴミ収集車の運転手なども、みな高齢者です。
高齢者の多くが、外へ出て仕事をしているんです!
このように彼ら高齢者が仕事をするのは、他にする人がいないからではありません!
私が見てきた限りでは、彼らは仕事をすることで生きがいや幸せを感じているんです。年をとっても仕事に励むのは、お金のためではありません。それによって、周囲が幸せになれるということが動機なのです。
「自分にはまだ価値があり、今も社会の利益のために働くことができる」
そう、これなんです…! 日本人が、年をとっても毎日ずっと健康でいられる秘訣は!
年齢は重要ではありません。もしもあなたの心の炎がまだ燃えているのなら、あなたが立ち上がって歩くことができる限り、きっと何らかの方法で社会に貢献できるはずです!
日本のお年寄りに心からの敬意を込めて…
このスレに対するタイの人たちの反応の一部です。
スレ主さんは、色んな世界を見てきて、世の中の道理をよく知ってるって感じだね。お金や金塊やどんな財産でも「自分に価値があって社会に貢献してる」とい う自分自信の充足感には敵わない。公共精神を持っているなら、自分が社会の負担にならず、公の助けになるような仕事に、もっと取り組むべきだよね。
こういう話大好き。タイ人は両親が老いたら仕事はさせないよね。もし年取った親が働いてたら、周囲はそれで自分を悪く言うんじゃないかって不安だから。だから、定年したら引退させてしまうし…。
ホントだよね。だから、まず最初に「仕事を続けたいか」を聞いてみるべきなんだよ。「何もしないなんてイヤだ。周りの人の役に立ちたい」っていう人もいると思う。それは定年後の人生として誇るべきことだよ。
お~。本当そうだよね。日本のタクシーには数回しか乗ったことないけど、いつもお父さんくらいの年齢の人が運転手してた。いまでもまだ疑問だよ。でも、サービスも良くて、人柄も温かいし、運転もすごく丁寧だった。
スレ主さんの言ってることって、6年間の日本での仕事を通じて、見聞きしたこととか、日本人とすごく近い距離になって得たことがベースになってるから、本当、全部その通りだなって思う!
投稿者 hoiku : 2016年08月12日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2016/08/5056.html/trackback